千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

初雪

2018年11月23日 | Weblog


初雪になりました。
今朝、起きると墓地は真っ白に雪化粧、その後も1日中みぞれのような重たい雪が降り続き、夕方も画像とほとんど変わらない景色でした。

雪の降り始めは身体も慣れていなく、寒かった~。
そんな中、本堂でご法事がありましたが、今の本堂も建て直されて210年ほど経っているものですから、隙間も多く寒いのなんの!!!
どんどんとヒーターを焚いたり、炭をおこしたり、電気カーペットを敷いたりするのが精一杯です。お許しください!

明日からの天気予報を見ていると、一旦雪もとけてなくなりそうです。
今年の雪は多くなるか?暖冬か?毎年この時期になると気にしても仕方ないのですが、何故か気になってしまいます。


雪になるかな?

2018年11月22日 | Weblog
お昼過ぎから冷たい雨が降り始めました。
天気予報では明日にかけて雪のようです。



越後三山も上から徐々に白くなっています。

ここのところは、とにかく時間があれば冬準備、お正月準備です。
田舎の小さな山寺ですので、とにかく自分でできるところは自力でやらないといけません。



真っ赤になったモミジももう少し観ていたいところなのですが、「ごめんな~」と声をかけながら囲います。



門前区の消雪パイプの掃除などもありました。

お参りの方には申し訳ございませんが、墓地のゴミ箱や手桶なども片付けさせていただきました。
あとは、本堂周辺の防雪ネット張りなど、もう少しで境内の作業は終わりそうです。

ドタバタと毎日時間ばかりが過ぎてしまいますが、今年の冬は楽しみがひとつ増えました。



玄関の土間に薪ストーブを設置しました。
本当は昨年したかったのですが、1年遅れです。。。やっぱりいいなぁ~。薪の炎は身も心も暖めてくれ、焦りがちな気持ちを鎮めてくれます。

今年の心配事相談は・・・

2018年11月14日 | Weblog
今年の心配事相談は、お正月準備のため、11月20日までとさせていただいております。
明年はお正月のご祈祷の具合をみながら、2月頃から再開予定としております。

本当は予約などなしで、いつでも来ていただいた時に対応できれば良いのですが、なかなか叶わず恐縮ですが、お寺の事情を察していただき、ご容赦願えればと思います。

今日は1日心配事相談、あいた時間は外仕事やお正月準備などなど・・・。
日が暮れるのもめっきり早く、気持ちばかりが焦ってしまいます。。。

たしか昨年は11月15日か16日あたりが初雪でした。今年はどうなるでしょうか?
まだまだ境内の冬準備が残っています。白い贈り物はもう少し待ってもらえると助かるのですが、こればかりは神仏のみぞしる。

冬囲い

2018年11月12日 | Weblog
今日は1日、お手伝いの方を2人依頼して、私を含め3名で境内の木々の冬囲いを行いました。
暖かい日和で助かりました。毘沙門堂古山門の囲いから、境内の大小様々な木々まで、全部とまではいきませんでしたが、おおよその囲いを済ませることができ、あとの細かい箇所は後日、天気の具合をみて行います。



この囲いの作業は、暖冬であれ、大雪であれ、変わらず行わなければいけないのが雪国の通例です。
たしかに大変な作業ではあるのですが、これがあるから雪国でもあり、これに私達は育てられています。私はこの冬囲い作業は決して嫌いではありません。

写真の男性はもう80歳半ばになります。
40代の私でさえも足がすくみそうな状態のはしごの上でも、平気な顔をして、そして丁寧に囲いをしてくださります。熟練のなせる技のひとつだと思います。

こうやって囲いをしてくれるから、植物もそれを感じるのでしょう。
生き物は何でもそう、愛情をかけ、手間暇を惜しまずに育ててやると、それに見合った成長を遂げるのですね。

1日の仕事を終え、真っ暗になった17時くらいからポツポツを雨が降り出し、今は本格的な雨模様。
作業後は皆さんと1杯酌み交わしながら談笑して・・・、何よりの幸せな時間なのであります。本当に有難い1日でした。

そうそう、ちょうど今日から明日にかけて、毘沙門堂別当普光寺様では映画、河井継之助の撮影のためロケが行われています。
役所広司さんも出演しており、明日はエキストラも大勢集まるようですよ!時間など詳細は分かりませんが、もしご都合がつけばお参りがてら、様子をご覧においでください!

浦佐城跡 冬準備

2018年11月10日 | Weblog
浦佐は朝からシトシトと雨模様・・・
そんな中、8時から浦佐城跡の看板やのぼり旗など、本格的な冬を前にして、浦佐城・薬師様の会の皆さんのご協力をいただき、片づけを無事に終了しました。
これで浦佐城跡のある薬師山も、冬準備はひと安心。

下山してからは、こちらも冬を前にした池の掃除と、鯉たちの移動、消毒をして1日が終了。
池の掃除はもう少しかかりそうです。

天気予報のようにはいかず、結局午後3時過ぎまで霧雨のような感じでした。
しかし、11月にしては暖かい日が続いているので、思ったより順調にはかどりました。

浦佐の菊まつりも今日で終了。
今年は比較的天候に恵まれたせいか、今日の最終日もそれなりのお参りの姿が見られました。有難いことです。

日中、腰をかがめて鯉をあげたりしたせいか、ちょっと腰が痛い・・・、いつまでも若くありません。年相応に頑張りたいと思います

戸たての薬師

2018年11月08日 | Weblog


今日は11月とは思えないいい天気になりました!

浦佐城跡の薬師様の祠へお参りに行き、5月に登った薬師様に、山を降りていただきました。

紅葉もキレイで、気持ち良いお参りでした。下山後は本堂に組んだ薬師様の祭壇の片付け。

戸たての薬師様が終わると、冬支度を急いで進めます!

平成最後の戸たての薬師。

2018年11月07日 | Weblog


平成最後の戸たての薬師様。
今晩19時から本堂で御護摩をたき、明日をもってお薬師さまが5月8日にお登りになった浦佐城跡を降りるという千手院の年中行事。

春の5月7日、8日は大勢の人でワイワイ楽しくなりますが、冬を前にした戸たての薬師様は、一昔は秋に採れた銀杏などを使って子供達が遊んだり賑やかだったようですが、最近は比較的静かに、厳かに執り行っております。

昔の浦佐の絵図には、浦佐城跡の二の丸に「薬師堂」と記載されています。
その薬師堂の冬囲いをすることを「戸たて」というようになったと伝えられています。今はお堂はなく、小さな祠が残されているのみです。

このお薬師様は浦佐の古い文書に、上杉家の重臣であった大関親憲が祀っていたものだと記されていますが、お像などには何の記録も残っていないため、はっきりとは分かりません。ただ、浦佐の人達が大切に、大切に信心し、山野を楽しみながら、伝えられているものです。
1人でも、2人でも、このお薬師様を拠り所にしてくれる人達がいるのなら、どんな文化財より貴重なものだと思っております。




菊祭りもあと数日となりました。
こちらも平成最後、33回目ということで、すごい事だな~と思います。毘沙門堂周辺の紅葉も見頃となっております。



気持ちいい秋晴れ!

2018年11月04日 | Weblog
昨日の夜、帰山しました。帰ってくると境内には落ち葉がビッシリ。

今朝、最高の雲海が広がっていただろうと思われる朝でしたが、境内の落ち葉片付けと葬儀の準備があり、またも雲海は先送り・・・、連休ということもあり、雲海を見に来ていた人達も結構いただろうなぁ~と思います。



留守にしていた間に越後三山の山頂付近は初冠雪。いよいよ白い贈り物が近づいてきました。
いやだ~という人が多くいますが、私はこの年齢になってもそれほど嫌いではありません。この雪がもたらす恩恵の方が大好きです。



一番早くに真っ赤になる楓も今日がピーク。昨年より若干遅いでしょうか・・・。
日光をすかしたモミジは本当に綺麗ですね。

今日は午後から毘沙門堂別当普光寺様で裸押合大祭が国の重要無形民俗文化財に正式に認定されたことを祝う、記念のシンポジウムが開催され、出席する予定でしたが、お通夜のため急遽欠席。

建前、形だけでなく、活発な本音の論議がされて、そして実践なにより、よりよい毘沙門堂になるように切に切に願うばかりです。