べんがら村と温泉巡り

  八女市にある「べんがら村」へ行って来ました。

 この施設は温泉を中心とした健康増進施設で、プールやレストラン、直売所などがあります。八女市が建設し民間が経営する、いわゆる公設民営方式です。平成10年に開設されました。その頃は行政がテーマパークやレジャーランドを手掛けて失敗する例が多かったですね。市のホームページによると、べんがら村の経営は順調だそうです。

　　

 　ここに来たのは温泉に入るためではなく、農産物の直売所があると聞いてやって来ました。道の駅とは違って幹線道路沿いではなく、町はずれの田舎にあるので、何となく来そびれていました。直売所は温泉客が目当てのようです。子どもの玩具コーナーがあったりします。

　この地方には温泉が多いですね。久留米市内だけでも十数軒の温泉があります。数だけ見れば温泉町とも云えますが、ほとんどは宿泊施設のない日帰り温泉です。温泉と休憩所、食事処がセットですが、特徴は大浴場のほかに家族風呂があることです。

　私も数年前に自宅の浴室を改修した時に、十日ばかり近くの温泉の家族風呂に通いました。そこは客が入るたびにお湯も入れ替えるので清潔でした。どこも1時間足らずで一人６百円前後か家族で1500円ほど、といったお値段です。少し足を延ばせば宿泊できる温泉街もありますが、手頃に温泉を楽しめるとあって人気があります。

　こうした日帰り温泉を巡るのもいいなと思案中です。ただその前に無駄使いを省かなければなりません。年金生活者は、あれもこれもというわけにはいかないのです。