田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

田主丸町の造り酒屋を見学

2019年11月07日 | 日々の出来事

 秋は各地でイベントが開催されています。連休に田主丸にある酒造場の蔵まつりに出掛けました。

 筑後地方は酒どころで、久留米市内だけでも15の造り酒屋があるそうです。この造り酒屋は元禄12年の創業。

 今月中旬から酒の仕込みに入ります。その前の酒蔵祭りです。

 ここは米を蒸すところです。短時間の見学のうえ、解説をうろ覚えなので細かい説明は省きます。説明者の右手には特大の草履、左手にはスコップ。左の大きな桶は甑?

 2階にある麹室です。右側の部屋の台に蒸したコメを運び 、麹菌をまんべんなく振りかけます。部屋の温度は32度程度に保たれます。

  空調設備だと思います。

  先ほどの部屋から麴をこの棚に移します。ここの温度は12度程度。

  ここには仕込み用のタンクが並んでいます。一つのタンクにもろみを3回に分けて入れるので、三段仕込みと呼ぶそうです。お酒になるまで約1か月。一つのタンクから機械絞りでは一升瓶で1,800本のお酒がとれますが、機械を使わない袋絞りだと140本しか取れないとか。

  この道具はテレビで見たことがあります。もろみをかき混ぜる道具だったと思います。

  貯蔵タンクが並んでいます。

 蔵では色々なお酒の試飲販売が行われていました。お酒関連の催しには電車やバスで行くのが正解のようです。量り売りのコーナで普通酒の原酒を買いましたが、濃厚で実に美味しかったです。でもたくさんは飲めません。

  帰りに仕込水を味見しました。まろやかな水です。

 

 

 

 

 

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2 コメント

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造り酒や (tango)
2019-11-07 14:49:38
私は飲めないので見学は好きでないのですが
一度安倍総理の影響で山口の岩国の奥の
(獺祭)のお酒が手に入りにくいことがありました
会社も見学者が多くて1日5人だけの見学者
物好きな私も6年前くらいにわざわざ見学に行きました
冷たいところで仕込みをされるの見たことがあります
とても良い勉強になりましたが3年前の水害で
被害が出て漫画家の島耕作さんが助けましたね?
春には球磨川下りをしました時、やはりお酒屋さんの
見学・・・名前も覚えていないのです?
のめる方は楽しいかもしれませんね
いづれもお水が綺麗でないということだけ・・
熊本は田んぼの中でした・・?
スイーツの見学でしたら喜ぶかもしれません<わらい>
こんばんは (九州より)
2019-11-07 17:58:18
酒蔵見学でお酒の醸造工程を見せてもらったのは初めてです。
分かりやすい説明でしたが、
自分が書くとなるとよく覚えていないのです。
私自身は今はもっぱら焼酎を愛飲しています。
でも日本酒の原酒は美味しかったです。
日本酒造りも寒い中、大変な仕事のようです。
私は私は左党なので、飴玉以外に甘いものにはあまり興味がないのです。

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