ブルース・リーが性生涯唯一の師匠と崇めた「詠春拳」の達人イップ・マンの半生を
描いたシリーズ第3作です。
イップ・マンには「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」「トリプルX 再起動」など
ハリウッドでも活躍するドニー・イェンが演じ、前2作「イップ・マン 序章」「イップ・マン
葉問」に続き、ウィルソン・イップが監督を務めています。
1959年の香港。町を牛耳る外国人フランクの暴挙の前にイップ・マンが果敢に立ちは
だかりますが、それは彼の家族を命の危険にさらすことを意味もしています。さらに、
武術「詠春拳」の正統をめぐり、イップ・マンは死闘に挑まざるを得ないことになるので
す・・・。
ドニー・イェンのほか、元ボクシング世界ヘビー級王者のマイク・タイソンがフランク役
で特別出演して話題になっています。
とにかく格闘シーンは文句ない出来ですが、その他はいま一つの感がある作品でした。
しかし興行価値を充分に心得えていて、ちゃんとツボを押さえているのは流石です。な
にしろこの国には十分な製作資金がありますので、ボヤボヤしていると他国は追い抜
かれる心配というか、恐れを感じさせる一本でもありました。
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