「モンゴル国立馬頭琴交響楽団」の博多座公演に行って来ました。テレビで見ていて興味を持っていましたが、想像以上に素晴らしいユネスコ無形文化遺産の音と歌声に酔い痴れました。
約40名の編成で馬頭琴演奏者が16人のほか、モンゴル琴、羊の角で作った笛がメインで、打楽器・チェロ・フルートが少数加わっているだけで深く広い音域には驚かされました。生で聞いたホーミー(喉歌)も素晴らしいと思いましたが、この交響楽団の演奏は遊牧民のたくましさや壮大な大草原に育まれて勇壮さを感じます。「花は咲く」や「故郷」などの日本の曲や歌も披露され、観客は大満足の様相。定期公演をやって欲しいなと思いながら帰途に就きました。
(写真はちらし、馬頭琴、会場で見かけたモンゴルの女の子)