映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

続・大映宣伝部 ⑰ 上野山功一さんのブログ

2019年09月30日 | 日記

     

   去年までは大映最後の社員名簿(昭和45年度)を開きながら、名簿を中心に大
   映で活躍していた俳優さんをブログで紹介していました。その中で2016年9月4
   日に上野山功一さんをご紹介したのですが、同じ大映でも会ったことがない俳
   優さんもいたし、上野山さんとは特に接点がなかったとばかり思っていたので
   す。その後、資料を整理していたらご本人から貰った年賀状が出てきてびっくり
   しました。そして思い出そうとしても中々思いだせず苦労しています。(笑)
   上野山功一さんは、日大在学中より演劇活動をして昭和33年に日活から悪役
   でデビュー、昭和40年に大映へ移籍してきた大ベテランです。  
   大映では京都撮影所の所属で時代劇が多かったのですが、器用な人で現代劇
   にも達者な演技を見せてくれました。
   大映後はテレビに活躍の場を移し、悪役俳優として個性的な存在感を見せまし
   たが、現在は、奥さんの郷里・福島で居酒屋を経営されているそうです。
   1933年生れですから今年で86歳、とてもお元気と聞いて私まで嬉しい思いをし
   ています。どうか彼のブログ「俳優・御達者ジイ、上野山功一のブログ」に是非
   お立ち寄りください。http://towcat.livedoor.blog/ です。趣味:カラオケ、草花・
   植木いじりだそうです。

       

    










  
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 「記憶にございません!」

2019年09月27日 | 日記

    

   三谷幸喜の映画監督8作目で、記憶をなくした総理大臣が主人公の政界コメデ
   ィです。国民からは史上最低の支持率を叩き出し、最悪のダメ総理と呼ばれた
   総理大臣の黒田啓介は、演説中に一般市民の投げた石が頭にあたり、一切の
   記憶をなくしてしまいます。各大臣の顔や名前は勿論、国会議事堂の本会議室
   の場所、自分の息子の名前すら思い出せない啓介は、金と権力に目がくらんだ
   悪徳政治家から善良な普通のおじさんに変貌してしまうのです。
   混乱を避けるため、啓介が記憶を失ったことは国民には隠され、啓介は秘書官
   たちのサポートにより、なんとか日々の公務をこなして行きます。結果的にあら
   ゆるしがらみから解放されて、真摯に政治と向き合うこととなった啓介は、本気
   でこの国を変えたいと思いはじめようになり・・・。
   史上最低の総理大臣を中井貴一が演じるほか、ディーン・フジオカ、石田ゆり
   子、小池栄子、木村佳乃、草刈正雄、佐藤浩市、田中圭らが顔を揃えています。

   皆さんが面白いというので見に行きましたが、何が面白いのかさっぱりだし、あ
   まりにも幼稚で馬鹿バカしく怒り心頭で映画館を出ました。
   三谷幸喜も落ちたもので、やはり彼は舞台の人だと思います。今作の物語や演
   出を云々する気にもなりませんし、自己満足の極みです。更にこの映画を見に
   来た某国の総理大臣もいたそうでがっかりです。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 「台風家族」

2019年09月25日 | 日記

  

   「箱入り息子の恋」を撮った市井昌秀監督のオリジナル脚本で、草なぎ剛、ME
   GUMI、中村倫也、尾野真千子、藤竜也らが演じるひとクセある家族たちの姿を
   ブラックユーモアを交えて描いたコメディドラマです。
   鈴木一鉄と妻の光子は銀行から2000万円もの大金を強奪し、行方がわからな
   くなっていました。
   事件から10年たったある日、いまだに所在がわからない両親の仮想葬儀で財
   産分与をおこなうため、鈴木家の子どもたちが集まります。どんな仕事も長続
   きしない長男の小鉄は妻の美代子、娘のユズキとともに10年ぶりに実家へ訪
   れ、長女の麗奈、次男の京介とともに、空の棺おけを2つ並べた見せかけだけ
   の葬儀を始めますが、葬儀が終わった頃にインターホンが鳴り、間に合わなか
   った末っ子の千尋がようやく到着したかに思われましたが・・・。

   ラストにカメラが屋外に出ますが、それまでの大半は室内での会話劇の様相で
   す。会話劇となると芝居の上手さが大事になりますが、皆さんあまり上手ではな
   いので安心して見ておられません。その中でいい味を出しているのは尾野真千
   子のみでした。お話も大して面白くないし、問題提起もなし、何が面白いのかさ
   っぱり判りません。風変わりで面白い映画を狙ったのでしょうが、製作側の独り
   善がりで終始しているということで、これではお金が取れません。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続・大映宣伝部 ⑯ 雷ちゃんのこと、その5

2019年09月23日 | 日記

       

   没後50年の雷蔵を偲んで開かれた角川シネマ有楽町の「市川雷蔵祭」も、今
   月26日に幕を閉じます。角川さんから上京してくださいと連絡をもらいましたが
   都合で行けず、せめて私のブログほかで応援させていただこうと思い、今日を
   入れて5回にわたり雷ちゃんのスナップを中心にアップしてまいりました。
   思えば雷ちゃんと私は同年生まれの同年入社で奇縁を感じています。一緒に
   仕事をしたこともあるので、色々思い出させてくれた「市川雷蔵祭」でした。
   ラストは今までに何度かアップしたことはあるのですが、雷ちゃんが亡くなった年
   にくれた最後の年賀状で私の宝物です。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇団☆新感線「いのうえ歌舞伎・けむりの軍団」

2019年09月20日 | 日記

    

   日本舞踊泉流・徳三照師匠のご招待を受けて、九州初見参の劇団感線「いの
   うえ歌舞伎・けむりの軍団」博多座公演を観てきました。
   劇団の主宰者であり演出のいのうえひでのり氏は福岡出身、博多座ならでは
   の舞台効果と相まって凄い楽しい思いをしてきました。古田新太、早乙女太一
   清野菜名、須賀健太、高田聖子ほか大熱演です。
   お話も面白いのですが、とにかくテンポが早くセリフには現代語が混じって笑い
   を取っていました。
   役者の動かし方は勿論、舞台装置・転換・照明・音響・殺陣と、これでもかこれ
   でもかと言うくらい効果を上げていますし、他では見たことのない芝居を堪能で
   す。客席は若い人が多いのにも驚きました。本日の同伴者は紺野ユカちゃんで
   した。

    

    

    




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする