映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「洗 骨」

2019年02月28日 | 日記

     

    「ガレッジセール」のゴリの監督・主演で好評を博した2016年製作の短編映画「born、
    bone、墓音。」を原案に、ゴリが本名の照屋年之名義で監督・脚本を手がけた長編作
    品です。
    沖縄の離島・粟国島に残る風習「洗骨」をテーマに、家族の絆や祖先とのつながりを
    ユーモアを交えて描いて行く内容になっています。新城家の長男・剛が母・恵美子の
    「洗骨」のために故郷の粟国島に帰ってきましたが、母がいなくなった実家にひとりで
    暮らす父の信綱の生活は、妻の死をきっかけに荒れ果てていました。さらに、長女の
    優子も名古屋から帰ってくるが、優子の変化に家族一同驚きを隠せない。久しぶりに
    顔を合わせ、一見バラバラになったかにも思えた新城家の人びと。数日後には亡くな
    った恵美子の骨を洗う大事な洗骨の儀式が迫っていて・・・。
    父・信綱役を奥田瑛二、長男・剛役を筒井道隆、長女・優子役を水崎綾女が演じ、筒井
    真理子、大島蓉子、坂本あきら、鈴木Q太郎らが脇を固めています。

    最近は邦画の低迷ぶりを嘆いていた私ですが、久しぶりに見応えのある作品に出会い
    感激しています。しかも正直言ってそんな素敵な作品が出る筈がないと思っていたとこ
    ろから製作された作品なので感動も尚更です。
    島の風習・洗骨もよく描写されているし、亡くなった母親が、バラバラになっいた家族の
    絆を取り戻させ、融和させて行く道程も、見事に描かれていると感心しました。
    演技陣は全ての人が熱演で素晴らしいの賛辞を贈りたいと思いますし、異色の照屋監
    督の非凡な才能発揮も驚きながら乾杯です。加えて既存の映画製作者はこの作品を見
    て発奮して貰いたいとも思います。




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 「お詫び」

2019年02月25日 | 日記

    2月があっと言う間に過ぎ去ろうとしています。亡くなった妻のことで処理が済んでいな
    いことなど、2月中に処理をしないといけないことに追われる数日です。
    誠に申し訳ありませんが、本日から3日間のお休みをいただきますのでお許し下さい。
    宜しくお願いします。

       
        中島 賢



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映画 「ファースト・マン」

2019年02月22日 | 日記

    

    「セッション」でアカデミー賞3部門受賞、「ラ・ラ・ランド」では6部門に輝いたデイミアン・
    チャゼル監督が、「ラ・ラ・ランド」の主演ライアン・ゴズリングとタッグを組み、人類で初め
    て月面に足跡を残した宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を描いたドラマです。
    アームストロングの視点を通して、人類初の月面着陸という難業に取り組む乗組員やNA
    SA職員たちの奮闘、そして人命を犠牲にしてまで行う月面着陸計画の意義に葛藤しなが
    らも、不退転の決意でプロジェクトに挑むアームストロング自身の姿が描かれています。
    アームストロングの妻ジャネット役に、「蜘蛛の巣を払う女」のクレア・フォイ。そのほかの
    共演にジェイソン・クラーク、カイル・チャンドラーが出演。脚本は「スポットライト 世紀のス
    クープ」「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」のジョシュ・シンガー。

    同時期に公開の「アクアマン」の方が面白いという評判で、残念ながらいま一つと言われ
    ている本作ですが、前半にかなりのウェイトがかかり、比重を重くし過ぎたと思われます。
    しかし月着陸の場面や後半の家族との挿話などが素晴らしくて感動的だし、私は大いに
    買っています。やっぱりデイミアン・チャゼル監督はただ者ではありませんね。次回作が
    とても楽しみです。



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恒例の「白いお酒を飲む会」

2019年02月21日 | 日記

         

    今月の9日に行った福岡でのトークショウをメインにして、実は前後に色々な催しをやり
    ました。その内の一つに毎年恒例の「白いお酒を飲む会」を六本松の居酒屋・新栄丸で。
    毎年、新潟の仲間が送ってくれる白いお酒は皆さんの大好物で、会が待ち遠しいと言っ
    てくれる友人が大半です。
    メンバーは毎年交流がある映画仲間や日常の交流が密な方たちで、会費は私が色々い
    ただいた取材費を当てるのでタダ。但し各人は1000円以内でおつまみ持参が参加ルール
    です。このスナップの中には皆さんがご存知の方がいると思いますよ。

    

    



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映画 「アクアマン」

2019年02月19日 | 日記

      

    全米で驚異的な観客動員を収めたDCコミックス原作のヒーローで「ジャスティス・リーグ」
    にも参戦したアクアマンを主役に描くアクション作品です。
    海底に広がる巨大な帝国アトランティスを築いた海底人たちの王女を母に持ち、人間の
    血も引くアクアマンは、アーサー・カリーという名の人間として地上で育てられていました。
    やがて、アトランティスが人類を征服しようと地上に攻め入り、アクアマンは、海の生物全
    てを見かたにつけ、アトランティスとの戦いに身を投じて行きます・・・。
    人気テレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られるハワイ出身の俳優ジェイソン・
    モモアがアクアマンを演じ、監督は「ワイルド・スピード SKY MISSION」のジェームズ・ワン、
    共演はアンバー・ハード、ウィレム・デフォー、ニコール・キッドマンほかです。

    「ワイルド・スピード」の監督が撮っただけに、「ワイルド・エピード」の海中ものと言った感
    じだし、久しぶりに特撮の面白さを満喫した作品でもありました。とにかくこの作品は理屈
    抜きで見ることが肝心で、そうすれば物凄く面白いです。但し143分は少々長過ぎて、冗長
    なシーンもありますから、130分くらいに編集すればより面白い作品になっただろうと思って
    います。ラストは続編が出ることを暗示しますので、期待して待ちます。



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