映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「レイルロード・タイガー」

2017年06月23日 | 日記

  

    ジャッキー・チェンが、「ポリス・ストーリー レジェンド」のディン・シェン監督と再タッグ
    を組んだアクションコメディで、物語の舞台は第2次世界大戦下の中国です。
    鉄道による日本軍への物資支援を阻止するべく、一般市民によるゲリラ隊「レイルロ
    ード・タイガース」が結成されます。リーダーのマー・ユェンは、仲間たちと共に列車の
    爆破計画に乗り出しますが・・・。

    主演のジャッキー・チェンに対して、爆破計画を妨害する日本人指揮官役に「イップ・
    マン 序章」でも海外映画に出演経験のある池内博之が抜擢され、ジャッキーと1対1
    のアクションシーンを繰り広げています。他に人気K-POPグループ「EXO」の元メンバ
    ーであるホアン・ズータオも出演。

    今回の悪玉が日本軍だから気分が悪いということだけではなく、ジャッキー・チェンは
    あまり活躍しないし、出来の悪い三流映画としか言えません。最近の邦画(近々アップ
    します)と並んで久しぶりにお金を返してくれ!です。
    ストーリーも俳優陣も良くないし、演出もダメ。よくもまあ、こんなひどい作品を輸入した
    ものだと思います。




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楽しかった旅の一コマ (136) 世界で最も美しい湖畔の町ハルシュタット

2017年06月22日 | 日記

   

    

    

      

    オーストリアのハルシュタットはザルツブルグ南東部の美しい山と湖に囲まれていて、
    世界遺産にもなっていますが、世界で最も美しい湖畔の町と言われています。
    一帯が標高500m~800mの高地にあり、周囲は2000m級のアルプス山々が連なり、
    山並みの間に約50の湖が点在しています。映画「サウンド・オブ・ミュージック」では一
    家がナチに追われ、スイスへの逃走場面にも出てきましたので、映画を思い出してくだ
    さい。

    ハルシュタットは紀元前10世紀にケルト人が始めた当時は高価だった岩塩の塩鉱が
    現在も残っていて、世界最古の塩鉱として今でも操業中というから驚きです。
    オフシーズンなので町の佇まいは静かなものでしたが、岩塩のお店には日本人向け
    の看板が残っているものの、ほとんどのお店は残念な事に中国人歓迎の看板に代わ
    っていました。

    






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映画 「22年目の告白-私が犯人です-」

2017年06月21日 | 日記

  

    韓国映画「殺人の告白」(2012)を脚色し、日本における時効問題をクリアしながら
    オリジナルのストーリーとして作られたクライムサスペンスです。
    1995年、同一犯による5件の連続殺人事件が日本中を震撼させます。犯人はいず
    れも被害者と親しい者に殺人の瞬間を見せつけており、殺害方法は背後からの絞
    殺、そして目撃者は殺さずに犯行の様子をメディアに証言させるという独自のルー
    ルに則って犯行を重ねて行きます。
    捜査を担当する刑事・牧村は犯人を逮捕寸前にまで追い詰めますが、事件は未解
    決のまま時効を迎えてしまうのです。そして22年前の連続殺人事件の犯人を名乗
    る男・曾根崎が執筆した手記が出版され、マスコミ報道やSNSを通して一躍時の人
    となりますが、それがまた新たな事件を引き起こします・・・。
    監督は「ジョーカー・ゲーム」「SR サイタマノラッパー」の入江悠。藤原竜也、伊藤英
    明、夏帆、野村周平、岩城滉一、中村トオルほかの出演です。

    最初からショッキングでハラハラする展開に、これは面白いぞと思いましたが、後半
    になると段々辻褄が合わなくなって面白さが半減して行きます。どんでん返しという
    か、物語は意外な方向に発展して行くのですが、後半は構成が乱れてきます。殺人
    の告白本が出版されますが、本の出版ってそんなに簡単ではないし、一番大事なこ
    とは動機が上手く描かれていないからです。
    お客の入りも良くてケチを付けたくないのですが、もう少し肝心な部分を練り込んで
    いれば、佳作になったのにと残念の思いです。




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映画 「武曲 MUKOKU」

2017年06月20日 | 日記

  

    芥川賞作家・藤沢周の小説「武曲」を映画化です。現代の鎌倉を舞台に、生きる気
    力を失った凄腕剣士と、天性の剣の才能を持つ少年が繰り広げる宿命の対決を活
    写したもので、自堕落な日々を送っている剣道5段の矢田部研吾。彼の師匠である
    僧侶・光邑は、研吾を立ち直らせるため、ラップのリリック作りに夢中な高校生・羽田
    融を送り込みます。融は剣道初心者なのですが、本人も気づかない恐るべき剣の才
    能を秘めている男。二人は魂の決闘を繰り広げることに・・・。
    綾野剛、村上虹郎、前田敦子、風吹ジュン、小林薫、柄本明というキャスト。監督は
    「私の男」の熊切和嘉です。

    製作者は「オーバー・フェンス」に次いで永田守、大映副社長だった永田秀雅氏の次
    男で永田雅一のお孫さん。彼らが新しいスタイルの映画作りに励んでいることは理解
    出来るし、野心的で意欲的な作品にチャレンジしている態度は好感を持ちます。
    と言ってもこの作品から広義の面白さを見つけるのに少々苦労しました。真剣を使わ
    ずに、木刀と竹刀で作り出した剣の迫力は相当なものだし、僧侶であり剣道の師匠で
    もある柄本明の役柄と演技も見ものでした。
    それでももう少し娯楽とは何かを考えないと、興行的には成り立たないのではないか
    と心配です。




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大映宣伝部・番外編の番外 (162) 三津田 健さん

2017年06月19日 | 日記

     

    大映の俳優陣は、東京撮影所・京都撮影所に所属の俳優さんがいて、とても充実し
    ていたと思いますが、それでも大作・異色作の製作になりますと劇団やフリーの俳優
    さんを呼んで出演してもらうことが結構ありました。
    今回の三津田健さんもその中の一人です。三津田さんは明治35年(1902)に東京は
    牛込で生れ、早稲田大学を中退して演劇の道を志しますが、これが中々思うように行
    かず、一度は投身自殺、二度目は服毒自殺を図ったそうですがどちらも未遂に終わっ
    ています。
    昭和5年に尾上菊五郎が創った日本俳優学校で勉強をし直しすることになりますが、
    同期に山形勲・植村謙二郎がいます。
    芸名を三津田健にしたのは昭和12年に杉村春子らと文学座を創立した時からで、こ
    こからが本格的な舞台と映画の仕事を始めることになるのです。
    映画には早くから多くの作品に出演、渋谷実・今井正・溝口健二・木下恵介らの監督
    が彼を贔屓にしています。

    大映では「続・十代の性典」「銭形平次捕物控 金色の狼」「山椒大夫」「柳生連也斎 秘
    伝月影抄」「四十八歳の抵抗」「夜の蝶」「流転の王妃」「からっ風野郎」「女の勲章」「秦
    ・始皇帝」「卍」などの作品で、どの作品も主役ではありませんが、奥行きを感じさせる
    大事な脇役だったと思います。
    三津田さんは高齢になっても演劇への情熱は衰えることを知らず、最後まで演劇界の
    長老俳優として平成7年(1955)まで舞台に立たれましたが、平成9年(1997)脳梗塞のた
    め95歳の生涯を閉じられました。




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