映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ペット」

2016年08月24日 | 日記
   

    全米アニメ映画初日興行収入第一位という記録を持つ「ミニオンズ」のイルミネーショ
    ン・エンターテインメントと、ユニバーサル・スタジオがタッグを組んだ長編アニメーショ
    ンです。
    飼い主がいない間にペットたちが巻き起こす騒動を描いた内容で、「怪盗グルーのミニ
    オン危機一発」のクリス・ルノー監督と、同作のプロダクションデザインを手がけたヤロウ
    ・チェニーが共同監督しています。物語が非常に判りやすいので、大人も子供も十分に
    楽しめる作品だと思います。

    出てくるペットたちが愛くるしいし、ディズニー系とはまた異なる手法も嬉しいし、ニューヨ
    ークの町並みが綿密に描かれていること、それに挿入された音楽がとても魅力的です。
    これ以上書くと見てのお楽しみが減りますので止めますが、勿論お薦めの一本ですよ。




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映画 「ストリート・オーケストラ」

2016年08月23日 | 日記

   

    極度の緊張症のためサンパウロ交響楽団のオーディションに落ちたバイオリニストと、
    楽譜も読めず楽器も持ったことないスラム街の子どもたちによって結成され成長した、
    クラシック楽団「エリオポリス交響楽団」誕生の実話をもとに製作されたブラジル映画
    です。
    監督は「セントラル・ステーション」(1998)で助監督を務めたセルジオ・マシャード。主演
    はブラジルで人気が高いラザロ・ハーモスに、共演の子供たちは700人以上の中から
    オーディションで選んだそうです。

    最近の音楽物は傑作が多いので、このブラジル映画も期待して見ました。真面目に撮
    っていることは判るのですが、脚本・演出を含めて製作技術がイマイチなのが残念です。
    いい題材なので、もっと上手い描き方があるのにと、少しイライラしますが、それでも一
    生懸命という熱気が所々に感じられますのでラストまで何とか見ました。




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大映宣伝部・番外編の番外 (124) 三島由紀夫さん

2016年08月21日 | 日記
       
 

 

    ここに三島由紀夫氏が登場するのは?と不思議に思われるかも知れませんが、彼の小説
    が数多く映画化されていますし、映画には主演クラスで3本出演しています。
    戦後の日本文学を代表する作家の一人であり、小説家・劇作家・随筆家・評論家として、ま
    たは政治活動家でもあった三島由紀夫氏については、広く周知されていますので、今回は
    直接映画に関係した部分をアップします。

    三島先生の原作により映画化された作品は29本あり、その内8本「にっぼん製」「永すぎた
    春」「炎上」「お嬢さん」「黒蜥蜴」「剣」「獣の戯れ」「複雑な彼」が大映です。また原作とは関係
    なしに自ら出演した作品が3本あり、大映作品は2本「からっ風野郎」「人斬り」あります。

    「からっ風野郎」(1960)はやくざ役で、演技はいまひとつなどと言われましたが大熱演で、エ
    スカレータでの撮影で転倒して頭部を何針も縫う怪我を負い、もう2度と映画には出演しな
    いと言っておられたそうですが、後年になって勝ちゃんに口説かれ「人斬り」に出演しました。
    「人斬り」(1969)はフジテレビと勝プロが共同で製作し、大映が配給する形を取りましたが、
    動乱の幕末時代の京都を舞台に、岡田以蔵の半生を描いた作品で、勝新太郎が岡田以蔵
    に扮するほか、武市瑞山に仲代達矢、坂本龍馬は石原裕次郎、それに以蔵と対局した人斬
    り新兵衛に三島由紀夫が演じています。

    この作品の九州キャンペーンを絶対実現したいと考えた私は、フジテレビや大映本社宣伝
    部と根気良く交渉して実現、福岡にやってきた顔ぶれは、五社監督・勝新太郎・仲代達矢・
    倍賞美津子・新條多久美に加えて、なんと三島由紀夫先生も来てくださったのです。
    当時も楯の会などで話題の渦中にあった三島先生ですが、その時も九州大学教授で左翼
    的な発言で著名な九州大学・井上正治氏と中央のマスコミで国家論を論争中で、早速地元
    マスコミ数社から三島・井上会談を併せてやりたいとの交渉があり、三島先生にご相談した
    のですが、今回は映画の宣伝に徹したいのでそれ以外は断わって欲しい・・・」とのことでマ
    スコミに納得して貰った経緯もありました。

    記者会見で勝ちゃんのおしゃべりも面白かったけど、三島先生の話も含蓄があって出席者
    を魅了しました。
    私は色んな方から頼まれて、三島先生には30枚の色紙を書いていただきました。「剣」の
    一字とお名前を書いていただいた色紙は、皆さんに差し上げて私の手元に一枚も残ってい
    ないのが残念でたまりません。
    人斬り新兵衛こと田中以蔵は映画の中では切腹して果てるという鮮烈な死を遂げますが、
    この翌年にご自身が壮絶な死を遂げられることとなり、ただ豪華なキャンペーンだったとい
    う思い出以上に、私はそれこそ強烈な印象を今でも引きずっています。

    
        ↑「黒蜥蜴」では動かない人形役
    

  

    









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パンティーストッキング

2016年08月20日 | 日記
 

    最近、もと大映女優・南美川洋子さんと連絡を取り合っていて、彼女が持っている当時
    の写真やら貴重な資料を預かっています。
    大映さえ倒産しなければいい女優さんになっただろうと思い残念でたまりません。また
    当時の女優さんの多くが、今さらと皆さんの前に姿を現すのを嫌がりますが、彼女は機
    会さえあれば積極的に出てお会いしたいという姿勢を持っているのも素晴らしいと思い
    ます。

    先ごろも資料の一部をアップしましたが、今回は当時の世相を象徴するスチールと南美
    川洋子さんのコメントです。
    「この映画『ダンプ・ヒップ・バンプ くたばれ野郎ども』(1969)を撮っている時に、日本で初
    めてパンティーストッキングが発売され、みんなでもの珍しく衣装としてはいた記念の映画
    です。今とは違って腰の部分が丁度パンティのように白地に花柄になったツートンでした。
    よく見ると足の付け根が段になって編み方が変えてあります。そのおかげで大胆なポーズ
    も出来たのかも知れません」・・・。

 

 

        




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映画 「ジャングル・ブック」

2016年08月19日 | 日記
   

    ルドヤード・キプリングの同名小説を、「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブロー監
    督が実写映画化したものです。
    ジャングル奥地に取り残された人間の赤ん坊モーグリは、黒豹のバギーラに助けられ、
    母オオカミのラクシャのもとに預けられたモーグリは、ラクシャから惜しみない愛情を受
    け、幸せな毎日を過ごしていたのですが、ある日、人間に対して激しい復讐心を抱く虎
    のシア・カーンがジャングルに戻り、大きな波乱が巻き起ります・・・。

    モーグリ役にはオーディションで2000人の中から選ばれた12歳の新人ニール・セディを
    起用し、声優陣はベン・キングズレー、ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン、クリスト
    ファー・ウォーケンらの豪華メンバー。日本語版は松本幸四郎、西田敏行、宮沢りえらが
    個性豊かな動物たちの声を演じています。

    私が少年時代に興奮して読んだ物語の一つで、7度目の映画化を期待して見ました。
    最初は動物が流暢な英語で話をする場面に違和感を覚えるとか、少年の逞しさが薄い
    と思いましたが、途中から俄然面白くなり、それまでの不満は解消です。
    大人が見ても子供が見ても楽しめますし、何と言っても最大の見どころは、ハリウッド屈
    指の映像制作チームが最先端の映像技術を駆使し、主人公モーグリ以外の動物は勿論
    ジャングルの樹木や川などの背景も全てをリアルなCGで表現したことで、これは文句な
    しに素晴らしいです。





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