映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」

2019年01月31日 | 日記

   

    全世界累計が6500万部を突破したベストセラー「ライ麦畑でつかまえて」は、2019年1月
    1日に生誕100周年を迎えた小説家J・D・サリンジャーで、この映画は彼の知られざる半
    生を描いたドラマです。
    1939年、作家を志しコロンビア大学の創作学科に編入した20歳のサリンジャーは、大学
    教授ウィット・バーネットのアドバイスで短編小説を書き始めます。出版社への売り込み
    を断られ続ける中、ようやく掲載が決定しますが、太平洋戦争のぼっ発によって掲載は陽
    の目を見ません。
    召集で戦地に赴いたサリンジャーは、最前線で地獄を経験し、終戦後もそのトラウマに
    悩まされながら、初長編「ライ麦畑でつかまえて」を完成させます。この作品の成功によ
    り、突如として名声を手に入れたサリンジャーでしたが・・・。
    サリンジャー役をニコラス・ホルト、バーネット役をケビン・スペイシーがそれぞれ演じ、監
    督は「大統領の執事の涙」の脚本を手がけ、本作が長編監督デビュー作となったダニー・
    ストロングです。

    この作品は評価が分かれるような気がします。楽しいとは思いませんが私は好きな一本
    です。全く前知識なしで見ましたが、この作家の半生がかなり上手く描かれていますが、
    部分的にはもっと深堀りして欲しかった箇所がいくつかあります。それにしてもこの作家の
    生き様は中々興味ありです。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 「マスカレード・ホテル」

2019年01月29日 | 日記

   

    東野圭吾のベストセラー小説「マスカレード」シリーズ第1作「マスカレード・ホテル」の
    映画化です。
    都内で3件の殺人事件が発生、現場にはいずれも不可解な数字の羅列が残されてい
    たことから、連続殺人事件として捜査が開始。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田
    浩介は、その数字が次の犯行場所を予告していること、そしてホテル・コルテシア東京
    が4件目の犯行場所になることを突き止めます。犯人を見つけるためホテルのフロント
    クラークに成りすまして潜入捜査に乗り出した新田は、教育係である優秀なフロントク
    ラーク・山岸尚美と衝突を繰り返しながら、事件の真相に近づいて行きます・・・。
    初の刑事役に挑む木村拓哉、ヒロインとなる尚美役に長澤まさみのほか、小日向文世、
    菜々緒、松たか子らが出演、監督は「HERO」シリーズ」の鈴木雅之です。

    出だしがとても良く、これは面白くなりそうだと思いながら見ていたのですが、途中から
    どんどん普通になり、結局は期待外れで終わってしまいました。一番駄目なのは犯人
    を匂わせる挿話が薄くてつまらないし、真犯人の動機や途中経過もいま一つです。
    木村拓哉は想像していたより活躍しているし、長澤まさみは新鮮さが失せたものの、落
    ち着いた芝居が出来るようになっており、これからの活躍に期待が持てます。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大映宣伝部 (57) 雷蔵さん最後の年賀状

2019年01月28日 | 日記

       

    今年のお年玉付き年賀はがきの当選は、寂しくも3等の切手シートがたった1枚でした。
    年末に家内が亡くなったことをお知らせしたので、年賀状を出すのを遠慮された方が多
    かったのが敗因?でしょうか。
    年賀状と言えば、当時の大映の俳優さんたちほとんどの人から貰った年賀状が手元に
    残っています。デザインが凝ったもの、色々な事を書き添えてあるもの、ご夫婦連名のも
    のなどなどで、時々手に取りながら思い出にふけっている私です。
    そして多くの方から是非譲ってほしいと懇望されるのが市川雷蔵さんの年賀状です。何
    故ならこの年賀状は、雷蔵さんが亡くなった年に出した年賀状であることが値打ちと言わ
    れるのです。いいお値段がつきましたが、私の手元から離れることはなさそうです。
    もう1枚の雷蔵さんの写真は、私が池広一夫監督から貰ったもので、雷蔵本人がお気に
    入りだったポートです。

       



コメント (10)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレビに出ました。

2019年01月25日 | 日記

    本日25日(金)のRKBテレビ「今日感テレビ」では、懐かしい大映の映像に加えて、私の
    紹介まで沢山していただき、更に来月9日に開催するトークイベントのことまで告知をし
    て貰いとても有難かったです。
    今まで私と紺野ユカさん、私と南美川洋子さんとそれぞれのトークショウはやりましたが、
    今回のような3人でやるのは初めてなので、散漫にならないように気を付けてお話したい
    と思っています。どうかご来場のほと、宜しくお願いいたします。

    

       

     紺野ユカ・南美川洋子(元大映女優)/中島賢(元大映九州支社宣伝課長)
     トークイベント

    「雨月物語」や「羅生門」などの傑作を生み、日本映画全盛期を支えた大映を
    元女優・紺野ユカ(「清作の妻」)南美川洋子(「ある女子高校医の記録」)
    宣伝マン・中島賢(著書「スタアのいた季節 わが青春の大映回顧録」)が
    貴重な資料とともに振り返る。

    料金:1500円+要ワンドリンクオーダー500円(おつまみ付き)限定30名
    日時:2月9日(土)19:30~
    会場:JUKE JOINT(福岡市中央区舞鶴1-9-23エステートモア2F)
    http://www.juke-records.net/jukejoint/
    予約受付
    電話 09013675779(平日10〜18時)
    メール maedayuraku_event@yahoo.co.jp
    juke-records.net



コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 「グリード 炎の宿敵」

2019年01月24日 | 日記

    

    「ロッキー」シリーズを新たな主人公アドニスの物語として復活させ、全世界から絶賛を受
    けた「クリード チャンプを継ぐ男」の続編です。
    ロッキーの指導の下、世界チャンピオンに上り詰めたアドニスは、かつて父アポロの命を
    奪ったイワン・ドラゴの息子ヴィクターと対戦。ヴィクターの反則行為により試合には勝利
    したものの、納得のいく勝利を飾ることが出来なかったアドニスは、心身ともに不調に陥入
    ってしまいます。やがて婚約者のビアンカが出産して父親になったアドニスは、ロッキーか
    ら父親という存在の大切さを諭され、しばらく一線から遠のくことに。しかし、「ボクシングこ
    そが自分そのもの」と気づいたアドニスは、ヴィクターとの再戦を決意するのでした・・・。
    前作から続いてアドニス役をマイケル・B・ジョーダン、ロッキー役はシルベスター・スタロー
    ンですが、今作は脚本も担当しています。「ロッキー4」でイワン・ドラコを演じたドルフ・ラン
    グレンも同役で出演。監督は新鋭スティーブン・ケイプル・Jr.が務めています。

    お話は勿論だし、結末も判っているのに最後までドキドキして見る映画なんて珍しいと思い
    ます。そしてラストの試合前に流れるロッキーのテーマ曲に気持ちがいやが上にも高揚しま
    した。監督は新人だそうですが中々いいですね、彼の功績も大です。
    本来私はボクシング映画はあまり好きではないのものの、ロッキーだけは見続けてきました
    が、今回もいい出来で最後まで楽しく見ました。スタローンは良き渋い役者になりましたね。

    (追伸)
     明日25日(金)の地元RKBテレビ「今日感テレビ」に、私がチョコット出ます。午後2時台
     で或は少し後の時間になるかも知れません。良かったら見て下さい。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする