荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

和服の巻、とたび。

2016年11月20日 | 愚か者の街に紳士の佇まいを




新しい羽織が欲しくなって来ました。

実に良くない兆候です。

『無駄遣いはしたくない・・・』

『モノが増えるのは本意ではない・・・』

分かっちゃいるんです。

分かっちゃいるんですが、欲しいモノは欲しい、と。



今度は米沢の紺色にしようかな~、と考えております。

なかなかの光沢で、高級感があるんですな。

問題は【羽裏】。

羽裏に凝るのが粋人ってモノ。

出来るだけ派手な羽裏にしたいのです。

江戸っ子ですから。

なんでも江戸時代のある時期、お上から『派手なナリをしたらあかんぜよ』というお達しがあったそう。

『じゃあ、普段見えないトコなら派手にしてもいっか』てな事で派手な羽裏が流行ったとの事。



知合いの社長は、エルメスのスカーフを羽裏にしておりました。



カッコ良いんだ、これが。

僕も以前こしらえた羽織に、女性の裸絵を使った事があります。

ヒトに見せると、『カッコ良い~、粋ですね~』と言ってくれます。



今度は悩みに悩んだ上に導き出した答えは・・・【中華柄】かな、と。



これはなかなか良い目のつけどころではないか、と自画自賛しております。

和服&中華。素敵な融合でしょ?



『神は自惚れ屋を憎む』ルキウス・アンナエウス・セネカ(ローマ帝国の政治家・BC1頃~65)

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物欲の巻、やたび。
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中国人の巻。



<追記>こんな薄羽織もカッコいいっす。


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