荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

物欲の巻、むたび。

2015年12月04日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




椅子

欲しい椅子があります。

イタリア製で価格は135,000円。

素材はポリエチレンです。

メーカー名は【MAGIS】、商品名は【MAGIS PROUST】、デザイナー名はアレッサンドロ・メンディーニであります。

僕の部屋には3人掛ソファがあり、他に椅子など必要ありません。

なのに欲しいんです。だいぶ前から。

なにせ幅1040mm・奥行900mm・高さ1060mmというサイズですから、こんなのが部屋に来たら、もの凄ぇボリュームでしょう。

ま、買うにしても実物を見ない事にはお話が進みません。

未見のモノに、135,000円を出すのはちょっと…。

んで、メーカーに問い合わせてみました。

ニッポン国内、どこかで実物を見る事は出来るか、と。

そしたら『舞浜のイクスピアリにございます』との事。

早速曇天の中、行って来ましたよ、舞浜。

5年前、当時付き合ってた19歳下の彼女とシーに行って以来。

カンケーないっすが、舞浜ってマリファナに聞こえますね。

果たして、ありましたよ。現物が。





やっぱデカい。

う~ん。でも欲しいなぁ…。



帽子

その椅子の現物を堪能したあと『ピザでも食いながらビールでも飲むか』とイクスピアリ内をウロウロ。

そしたら帽子専門店がありました。その名は【override】。

なぜかフラ~っと入店。

手に取ったのはボルサリーノ型。価格は15,000円。


なぜか気付いたら買ってました。

なぜ買った?…オレは病気かも。



インバネス

ちょいと前に東銀座の呉服屋で羽織を発注しちゃいました。

それに伴い、冬の和服用にとインバネスまで購入。価格は45,000円。

『インバネスってなに?美味しいの?』ってヒトにご教示致しましょう。

インバネスってのは外套の一種。

シャーロック・ホームズが着てるアレ、と言えば分かりやすいでしょうか。


もちろん、そもそもは洋装用だったのですが、ケープ下の袖回りが大きく開いているので、和服にもピッタンコな外套なのです。

昔はお金持ちしか着なかったとか。

インバネスにハンチング・柄がニッケル英国製の傘…、黄色い英国人であります。




『自己の所有以上を望まぬ者は富者なり』マルクス・トゥッリウス・キケロ(共和政ローマ期の政治家・BC106~BC43)



ホントにミニマリストになる気があんのかね。オレ。

『ミニマリストってなに?美味しいの?』


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