土曜日は山口県の山をどこか登ろうと思っていたら昨夜は、やんでいた雨が朝から、また降り始めた。
湯田温泉のホテルで朝食後、解散なので山は天気の好さそうな日曜日にとっておいて今日は観光でもしようかな。
中学の修学旅行で萩に宿泊したのに萩城しか見ていない様に思う。
そして歴史なんて、まったく興味もなかったので、何とも印象がない街だった。
湯田温泉から萩までは1時間弱、ゆっくりと城下町「萩」を楽しんで参りました。
300円で9ヵ所の施設を見学できるパスを購入。
対象施設は「青木周弼宅、木戸孝允旧宅、久保田家住宅、口羽家住宅、毛利家萩屋敷長屋、旧田中別邸、伊藤博文別邸、桂太郎旧宅、旧湯川家屋敷」、これに松陰神社に松下村塾と15kmほど歩き廻りました。
高杉晋作はどうも大河ドラマの俳優のイメージが強い。
境港の妖怪キャラの様に萩も維新キャラがそこかしこに鎮座してます。
松下村塾の小ささにはビックリ、掘っ立て小屋から偉人が生まれました。
伊藤博文の生家も小さい。
各施設にはボランテアの案内人がいるので色々と話が聞ける。
明治維新の要職を務めた長州人の家々を見て回ってボランテアの人に、今の子孫は何をされてるんですか? と最後に質問をすると明治維新に要職について起業された人も多かったが、今の子孫はいたって普通の人になっているようだ。
時代の流れが早いのか、2つの大戦の影響か当時の商売をやっている子孫は皆無だ。
ただ明治天皇の主治医を務めた「青木周弼」の子孫はチリの日本大使館人質事件の時の青木大使その人らしい。
日本の夜明けに、たくさんの人材を供出した萩は今は、のどかに時間が流れてました。