乃木坂の風 17Oct13 ～ 松村沙友理の笑顔が見たい、新曲発表と集中ライブで未来を開け

昨日の深夜に、松村沙友理がブログを更新しました。

7枚目シングルの制作が進んでいることを報告した後、10月13日(日)、幕張メッセの個別握手会で中止や中断があったことに触れ、状況説明と謝罪、そして7枚目の個別もまた宜しくという内容です。

文面から見る限り、とりあえず元気そうなので、少し安心しました。

公式ブログにガチの本音を書くことはないので、心の奥底までは分かりませんが、ブログを書くだけの気持ちの余裕はあるのだと思います。

しかし、幕張で中断中止が起こった原因が、風邪や単なる体調不良であれば、そう書くと思うのですが、何も言及がないので、やはり精神的なことが関わっていた可能性が高いのでしょう。

完売した5部というのは、のべ3千人以上と7時間半に渡って握手する壮絶なイベントで、受けるストレスが尋常でないことを考えると、問題が発生しない方がむしろ不思議なくらいです。

松村さんの場合、12月15日(日)から始まる7枚目の個別握手会では、そこに5部の振替分が上積みされるわけで、1部の上限枚数を引き下げるなどの措置を取らなければ、さらに大きなストレスが加わることになります。

このブログで、以前から主張していることですが、5部を6日間、全30部の個別なんてのは、メンバーの限界をとっくに越えていて、やってはいけないイベントです。

どんなに多くとも3日間、12部以下に抑えるべきで、CDセールスは落ちますが、それは仕方のないことです。

人間は握手ロボットじゃないので、本来、出来ないですから、そんなには。

ところが、構成委員の名前も分からない乃木坂の運営が、自分たちの都合で勝手に設定した売り上げ枚数を達成するため、10代、20代初めのメンバーに、限度を越えた握手会を行わせています。中学高校生メンバーにすら容赦なく20部以上の握手を課していて、ブラック企業も真っ青なやり方です。

また、メンバーの体調不良による中断中止は、小さいものであれば、過去に何度も起こっているのに、未だに、予備日や予備部が一切設けられていないのも、大きな問題です。

握手会券の払い戻しを、CDを買い戻す覚悟で受け付けるならともかく、払い戻す気がないのに、日程全部をすべて握手会で埋め尽くしている。

そのため、今回のように、数部に渡る中断中止が発生すると、後で異常に過密な部が出現して、1枚あたりの握手時間が大幅に減る危険があります。

同じお金を払ったお客様には、同じ時間の握手をして貰う、そういう最低限のクオリティを保証する措置すら取られていない。

そして、メンバーは体調が悪くても、絶対に休めないという気持ちに追い込まれて、さらに精神的な余裕を失っていく。

3日間12部の握手会でも、新曲リリースのペースを少し上げれば、週単位のCD売り上げはさほど落ちないし、むしろその方が、新曲キャンペーンを頻繁に打てるので、一般層へのアピールという面からも、効果的なプロモーションだと思います。

加えて、予備日や予備部を入れ込む余裕が出来るので、メンバーも安心して臨めるし、握手会のクオリティも向上するでしょう。

もっと負担の少ない、別の有効なやり方があるのに、ひたすら1枚のシングルCDの売り上げにこだわって、余裕のない、過酷な握手会を延々と行い、若いメンバーを追いつめ、中断、中止、そして謝罪を繰り返させている。

少女を酷使して儲ける「ソニー」。

自らのブランドイメージを大きく損ねてまで、CDの売り上げにこだわる理由はなんでしょうか？

一度、「ソニー」のブランドイメージを傷つけてしまったら、CD45万枚程度では埋められない桁違いの損失になり、しかも、それを取り戻すのは並大抵のことじゃない。

ソニーが乃木坂46でやっていること、まったく理解出来ないです。


ところで、「乃木坂46」というキーワードでブログ検索をすると、関連するブログが一覧表示されますが、サイトによっては、ヒットする総件数の週ごとの変化をグラフにして載せていることがあります。

このグラフは、ネット上で乃木坂がどの程度話題になっているのか、一つの目安を与えてくれます。

10月6日(日)の7th選抜発表について、ブログ数がどう変化するのか、注目していたのですが、やや件数が上がった程度で、大きなピークは出来ませんでした。

今回の選抜発表が、あまり注目を集めていないことを示していますが、実は、AKB48でも、センター交代は、最近、話題にならない傾向があります。

不動のセンター前田敦子が卒業して、さあ次のセンターは？という状況であれば、多くの人の興味を引くと思いますが、今のように、32枚目指原莉乃、33枚目小嶋陽菜、34枚目松井珠理奈と、毎回センターが変わると、変わることが当たり前になって、馴れてしまうんでしょうね。

乃木坂も、センターが生駒里奈から白石麻衣に変わったときは、メディアにも取り上げられて、ブログのヒット件数も、確かに上昇しています。

しかし、一度、変わるモードに入ると、もう関心度が下がってしまうようで、乃木坂ファンにとっては、衝撃的な二期生堀未央奈のセンター抜擢も、一般層から見れば「また変えたんだ？ふ～ん」くらい出来事なのだと思います。

では、ブログ件数が大きく上昇するのは、どんな時でしょうか。

この半年間くらいで見ると、大きな上昇は二回あります。

まず、6月最終週から7月第1週をピークとする高い山が、グラフ上に存在しています。

「ガールズルール」のCDリリースが7月3日(水)なので、新曲キャンペーンに対応するピークだと思います。

6月に入ってから、「ガールズルール」「世界で一番 孤独なLover」「他の星から」「扇風機」と、次々にミュージックビデオを先行無料公開し、さらに、テレビの音楽番組への出演を重ねましたが、ブログ件数もこの間、どんどん上昇して、CD発売日を頂点にした大きな山が生まれた。

もう一つは、8月最終週を頂点とする、比較的シャープなピークで、おそらく真夏の全国ツアーに対応したものだと思われます。

8月の下旬、10日ほどの期間に、札幌、福岡、大阪、名古屋、東京と、全国五つのZepp会場で、10公演を行ったツアーですが、ライブを観た感想やチケット情報などがネットを飛び交い、かなり盛り上がったのを覚えています。

10月6日(日)は、選抜発表と同時に、代々木ライブの日でもありましたが、さほどの件数上昇がなかったので、大きな箱で単発ライブを行うより、規模は小さくても、複数日に渡って、集中的なライブを打った方が、ネットでへの波及効果は大きいようです。

以上のことから、新曲キャンペーンを、全国ツアーのような短期集中型のライブ攻勢と絡めて行うことが、乃木坂の一般関心度を高める、もっとも有効な仕掛けということになります。

どうやら、多くの人は、「誰が乃木坂のセンターになるのか」「誰が選抜や八福神入りするのか」には、さほど興味がないようで、むしろ、「どんな新曲を出すのか」「どんなライブを行っているのか」、そういう点に引かれるようです。

AKB48に関しては、ブログ件数で見ると、総選挙が図抜けて大きな注目を集めるイベントですが、それに比べると、センター交代も、じゃんけん大会も、正直、ほとんど興味を引いていない。

従って、総選挙は、AKBグループにとって重要な生命線となっていて、このイベントが飽きられたら、いよいよ本格的な人気低落時代に突入する可能性が出てきます。AKBの運営は、来年も大々的に総選挙を行うと思いますが、主要メンバーの卒業が今後も続くことを考えると、決して楽観出来る状況でないのは確かです。


ブログ件数の日時変化を見ても、センター交代や選抜発表で注目を集めるのは、もはや時代遅れの手法のようです。

考えてみれば、当然かもしれません。

知名度の高くないアイドルグループの場合、誰がセンターになろうが、外から見れば「コップの中の嵐」に過ぎません。

むしろ、多くの人は、歌やライブに関心を持っていて、良い歌、面白いライブには興味を示す傾向があるようです。

乃木坂には総選挙はありませんが、その代わり、広いジャンルに渡る、良い楽曲を数多く持ち、加えて、アイドル界No.1とも言われる、華やかなビジュアルがあります。

つまり、新曲キャンペーンとステージライブは、乃木坂がもっとも得意とするところで、それゆえに、「ガールズルール」のリリース前後と全国ツアーの辺りに、ブログ件数の大きなピークが現れたのだと思います。

だとすれば、キャンペーンとライブの中核を担う1期メンバーのモチベーションを叩き壊すかのような、二期生のセンター大抜擢は、話題作りにすらならない、百害あって一利なしの愚策でしかありません。

堀未央奈を始めとする二期生を育てるのは大事ですが、1期メンバーのやる気が低下して、彼女たちから笑顔消えてしまっては、何にもなりません。

これから5ヶ月ちかく、7th選抜体制が続くと思いますが、運営には、堀未央奈だけをひたすらプロモーションするようなやり方は厳に慎んで欲しい。

アンダーも含めた1期メンバーの気持ち、さらには、個人ブログすらまだ持てない他の二期生の気持ち、それらに十分配慮しながら、乃木坂全体を底上げする方向で、活動を進めていくべきです。

そうしないと、みんなの気持ちが続かなくなって、乃木坂が大混乱に陥ってしまう危険があります。

事前説明なしの二期生大抜擢、代表個人名すら書かれていない手紙一枚による「育てて欲しい」、そして、代々木夜公演でのいきなりの選抜お披露目。

メンバーの気持ちを踏みにじる、こういったやり方の結果、公式ブログは悲痛な声で埋め尽くされ、乃木坂全体が重苦しい空気に包まれてしまった。

もう少し、運営のやり方が違っていたなら、松村沙友理も5部の振替に至るような、大型の握手会中止を避けられたかもしません。

しかし、過去は変えられないけど、未来は変えられます。

メンバーを笑顔にして、そして、ファンを笑顔にする。

そういう当たり前の「運営」、そろそろ見せてくれませんか。


関連サイト

松村沙友理の10月17日ブログ


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// 過去の記事を読みたい方へ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 15May13 ～ 関連記事の目次 (2013/04/19 ～)


// 乃木坂46のお薦めミュージックビデオ

「制服のマネキン」のMV (YouTube)

「君の名は希望」のMV (YouTube)

「シャキイズム」のMV (YouTube)

「指望遠鏡」のMV (YouTube)

「世界で一番　孤独なLover」のMV (YouTube)

「他の星から」のMV (YouTube)

クリックすると、すぐに動画が始まるので、音声にご注意下さい


// 6枚目シングルCD「ガールズルール」の収録曲

YouTubeのMVやこのブログの関連記事については、
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ～ 6枚目「ガールズルール」の関連情報


// お知らせ！

10月21日(月)、Zepp難波で、乃木坂46がフジテレビの「めざましライブ」ツアー大阪公演に出演します。詳しくは、
乃木坂公式サイトの関連ページ

10月22日(火)、乃木坂46の1st写真集「乃木坂派」が発売されます。詳しくは、
乃木坂公式サイトの関連ページ

10月25日(金)と10月27日(日)に、乃木坂46がVAMPS主宰の「HALLOWEEN PARTY 2013」にライブ出演します。詳細は、
こちらから、乃木坂公式サイトの関連ページへ

11月2日(土)、乃木坂46が「AGESTOCK 2013 早稲田祭」にライブ出演します。さらに、早稲田大学広告研究会による「若者のオシャレ離れ解決プロジェクト」というトークショーへの参加もあるようです。ライブについて、詳しくは、
「AGESTOCK 2013 早稲田祭/明大祭」公式サイトの関連ページ
早稲田大学広告研究会の公式サイトの関連ページ

11月3日(日)、東京工芸大学厚木キャンパスで、乃木坂46が「ロックの学園 2013」にライブ出演します。詳しくは、
乃木坂公式サイトの関連ページ

毎週木曜日の19:30から、テレビ東京「NARUTO -ナルト- 疾風伝」のオープニングテーマとして、乃木坂46が歌う「月の大きさ」が流れています。番組内には、乃木坂のコーナーもあるようです。詳しくは、
テレビ東京の「NARUTO」公式サイトへ


// 見なきゃ損だと思う乃木坂メンバーのブログ (10月16日分)

10月16日21:12 井上小百合
お腹が痛いときに謝るって、何か分かる(笑)。好き放題食べ過ぎたのが原因とか、それが原因じゃないのに、自分で勝手に結びつけるからかも。二日酔みたいに因果が明確な場合は、謝りませんね、神様も世間も、許してくれないし(笑)。

10月16日19:36 宮澤成良
空の写真がキレイです。光が良いですね。ツーショット三枚も、光の加減が感じいい！

10月16日16:30 生田絵梨花
1枚目、白石麻衣とプリクラって、色んな角度から、想像がつかないっす。でも、すごく真面目そうなプリクラな気がする(笑)。2枚目、最高です、この寝顔。こういうのは、もう本人許可なしの、ゲリラショット、ゲリラ掲載でいいと思う(笑)。


10月16日16:00 伊藤寧々
「自分の力だけではどうにも、出来ないことも沢山あって」。出来ることは、もう一生懸命にやってるしね。でも、ある朝起きたら、急に出来ることが増えてたっていう日が、案外あるので、焦らずゆっくり頑張ってね。4枚目、このまいまい、何かいい、何かとても良い(笑)。


10月16日00:12 深川麻衣
カメラを向けると警戒するので、リラックスした犬の写真は、結構、難しいと思うんだけど、すごくよく撮れてます。さすがです。2枚目、米徳さんとの前髪のシンメトリーが味わい深いっす(笑)。でも、二人とも女優感が強烈で、映画撮影の合間みたいな雰囲気です。やはり、川後Pはカメラさばきが上手いっすか、二人のブログ写真にはいつも感心させられるので、大納得です。

えくせれんとブログ

10月16日(水)分のブログで、代々木ライブと7th選抜の感想に関するものは、すべて「えくせれんと」に入れます。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ～ えくせれんとブログの目次


// 星野みなみの溢れる魅力

10月16日07:42 大和里菜
2枚目、集合写真。さすが、みなみは主役オーラが半端ないなあ。

10月15日10:36 宮澤成良
6枚目、代々木ライブ楽屋での、みなみとのツーショット！

10月13日23:36 星野みなみ
コメント数に感動し、まあやに泣くみなみ。3枚目、ノーブルな美しさが限界を越えて、なにか荘厳な感じすら漂っている。絵画みたいだ。

10月13日23:24 畠中清羅
5枚目集合写真。みなみのリラックスした表情がグッド！

10月12日19:42 樋口日奈
1枚目、すごい美少女ツーショットです(笑)。また、二人とも指がキレイっすなあ～。

10月8日23:12 和田まあや
7th選抜の発表後に、和田まあやの家に星野みなみが泊まりに行った話が書かれています。みなみもまあやも、支えてくれる仲間がいる。この絆こそが、乃木坂の底力なんですね。素晴らしいグループだと思う。

10月7日18:48 星野みなみ
出来ることを精一杯やって、ゆっくりと自分を磨いて下さいな。これ以上輝いて、どうするんだって話もあるけど(笑)。それにしても、写真、可愛さが現実離れしたレベルに行ってます。あライブの髪形、ものすごく似合ってて良かった！

9月28日伊藤万理華ブログ
『乃木坂の「の」』で、みさ先輩を手こずらせた、乃木坂「暴言」コンビ！笑

9月20日12:00 星野みなみ
「みなみっぽい」って、どんな感じなんだろう？

ナタリー「星野みなみグラビア特集」

乃木坂の風 09Oct13 ～ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ～ 「みさ、原宿行くの？」、星野みなみに激怒する衛藤美彩！ in 乃木坂の「の」

さらに詳しくは、
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ～ 星野みなみのコーナー


// 和田まあやのあり得ん可愛さ

10月13日00:30 大和里菜
3枚目、ツーショット。二人とも、可愛い可愛い。手を頬に当て、見つめるまあや

10月11日22:48 伊藤万理華
まりっかとおすまし顔のツーショット

10月8日23:12 和田まあや
プライベートまあや in 原宿、みなみと語った夜

10月1日22:54 和田まあや
市來玲奈のトリセツと女子力高めまあや

9月25日和田まあやブログ
川後陽菜のトリセツと永久保存版まあや！

乃木坂の風 04Sep13 ～ 「ぶち大好きじゃけぇ！」、和田まあやの演技が炸裂！ in 乃木坂って、どこ？

さらに詳しくは、
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ～ 和田まあやのコーナー


// 乃木坂各論

乃木坂各論第3話、星野みなみ ～ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

乃木坂各論第2話、若月佑美 ～ 相克の美少女アーティスト

乃木坂各論第1話、生田絵梨花 ～ 天才少女がやって来た！


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています