ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

乃木坂の風 15Oct13 ~ 松村沙友理の個別握手会が中止、乃木坂に赤信号が灯っている

2013-10-15 16:00:00 | 芸能
10月13日(日)、乃木坂公式サイト掲載の記事で、その日行われていた幕張メッセでの個別握手会において、松村沙友理、橋本奈々未、畠中清羅が体調不良となり、握手を中止中断したこと、さらに、消化出来なかった参加券は、7枚目シングルの個別に振替可能としたことが、通知されました。

橋本奈々未と畠中清羅の振替分は、各1部ずつですが、松村沙友理は1部から5部、つまり全部が振替対象になっていて、異例の事態です。

幕張に行かれた方の個別レポを見ると、松村さんは、1部、2部を欠席したあと、3部の途中から握手を開始したのだけど、4部、5部も、少し出た程度で、復調出来なかったようです。

3部では、泣きながら握手していたという話もあります。

正直、かなり深刻な状況だと思います。

確かに、今、風邪が流行ってるようで、また、妙に暑くなったり、夜は寒かったりと、体調を崩し易い気候なのは間違いありません。

しかし、高熱が出ている、疲労感が激しい、といったことならば、どこで打ち切るかは比較的判断しやすい筈です。

結局、最終5部まで中止を決定できなかったことを考えると、松村さんの精神面での不調が原因の一つとなっている可能性が高いと言わざるを得ない。

実際、10月6日(日)の新選抜発表以来、公式ブログには、多くのメンバーがモチベーションを保つのに苦労している様子が、読むのが辛くなるほど、生々しく映し出されていて、今、多くの乃木坂メンバーが、メンタル面で厳しい状態に陥っています。

選抜入り出来なかったメンバーは、入れなかった悔しさ以上に、応援してくれているファンを落胆させたことに、申し訳なさを感じているようで、それが自分への呵責となって苦しんでいます。

また、何の実績もない二期生がいきなりセンターに抜擢されたことで、自分の2年間を否定された気持ちとなり、「どんなに頑張って努力しても、気まぐれな運営の決定一つで、自分のポジションが左右される」という、無力感を痛切に味わわされてる。

エースの苦悩、フロントの不満

生駒里奈は、「乃木坂って、どこ?」での選抜発表のとき、今回も2列目になったことについて、

今やるべき自分のことを、精一杯やれば良い
(上を目指す)そういう考えに捕われてしまうよりは
その場所で出来ることを一生懸命やってれば

と感想を述べています。

また、同じく2列目になった生田絵梨花は、10月7日(月)のブログに、こう書いています。

今回は変化がいろいろとありましたが
自分は自分で、芯をぶらさず
私にできることをしっかりやっていきたいと思います。

運営に理不尽に振り回される無力感を乗り越えて、「出来ることをしっかりやる」という考え方で、モチベーションを保ち、前に進もうとする。

状況に応じて、心のギアをさっと切り替えるあたり、さすがに乃木坂が誇るエース二人ですが、奥底には、運営への拭いきれない不信感が見て取れます。

こういった運営への不信感は、6th選抜でフロントに抜擢された、松村沙友理、白石麻衣、橋本奈々未の三人が、とくに強く抱いているでしょう。

橋本奈々未は、10月8日(火)のブログで、

まだ握手会の日に控え室でしか顔を合わさない、何の経験もない
2期生がセンター
こんなこと言える立場じゃないのは分かってる、けど、
何を基準で抜擢されたのか全く私たちには不明確で、悔しかった

正直に、心情を告白しています。

また、白石麻衣も10月10日(日)のブログに、

正直、びっくりした。
まだあまり活動のしてない二期生からセンターに抜擢されるのは、すごいなって。
でもこれも、乃木坂に新しい風を吹かせる為、変化し続ける為なのかな...って。
その反面、少し悔しい自分もいます。
もしかしたらと、ちょっとでも期待してしまった。

と書いていて、「悔しい」という言葉を使っています。

白石さんが、ブログで、ここまで感情をストレートに出すのは珍しいことで、今回の新選抜に、受け入れがたい部分があることが、浮き彫りになっています。

これは当たり前です。

彼女たちは、個別握手会で、最高の30部を担当、それを全完売させ、のべ2万人以上のファンと握手して、「ガールズルール」の売り上げ45万枚に大きく貢献した。

さらに、テレビ、ラジオ、雑誌、イベント、ライブなど、超ハードスケジュールを文句を言わずにこなし続け、乃木坂の人気を上げるために、がむしゃらに走ってきた。

ところが、7th選抜では、入ったばかりで何の経験もない堀未央奈が、いきなりセンターに抜擢され、自分たちより、高く評価されているように思える。

「フレッシュ」の方が、「努力」や「実績」より上であれば、限界まで頑張ることに、意義を見いだせなくなるのは当然です。

「ガールズルール」で、誰よりも大きな実績を上げた自負があるフロントメンバーこそ、堀未央奈のセンターに一番衝撃を受けたと思います。

そして、この流れの中で、幕張メッセでの松村沙友理の握手会中止、全5部の振替という事態が発生した。

松村さんは、同年代の白石、橋本がモデルに女優にと活躍する中、一人後れを取っているという不安があるようです。

もともとタレントとしてのタイプが違うので、比較すること自体が無意味ですから、自分は自分と思えればいいのですが、松村さん、真面目な性格なので、もっと頑張らなきゃ、もっと頑張らなきゃと、自分を常に追い込んでいる節がある。

そういうテンションを張りつめた精神状況に、肉体的疲労が重なると、一気に感情が吹き出すことがあります。

9月1日(日)、全国ツアー終了の翌々日に行われた京都パルスプラザでの個別握手会では、ファンの一人が「苦言」を呈したことが原因と言われてますが、松村さんが泣き出して、長い時間、レーンがストップしたようです。

今回も、全国ツアーの疲れを取るまとまった休みがないまま、9月の握手会月間に突入。その間に、7th選抜発表の収録、「氣志團万博」、「GirlsAward」と続き、さらに「代々木ライブ」を迎えて、新選抜の「サプライズ」発表。そして、またまた休みなしで、翌々日から、早速、7枚目シングルの制作がスタート。

疲労の蓄積が半端ではないところに、事前の説明なしで、二期生のセンター抜擢という大きな精神的負担がのしかかる。

それが体であれ、心であれ、通常の状態を保てなくなっても、何の不思議もありません。

解決の切り札は、ポジションの増設とスケジュール管理

二期生をセンターに抜擢するにしても、少し違ったやり方をすれば、メンバーがここまで精神的に追い込まれる状況は避けられたと思います。

一つの案は、堀未央奈を白石麻衣との、ダブルセンターにすることでした。

それならば、堀未央奈が「見習い」センターという位置づけになり、白石センターの体制が続く形になります。

また、二期生の単独センターにこだわるのであれば、受け入れるメンバーに対して、十分な説明を行って、納得して貰うことが不可欠です。

手紙一枚で、「みんなで育てて下さい」では、納得するメンバーは少ないでしょう。

ただ、こういった配慮には、限度があります。

乃木坂メンバーが厳しいストレスに晒される根本には、選抜入りしなければ、八福神やフロント・センターにならなければ、活躍するチャンスがほとんど与えられないという焦燥感にあります。

つまり、選抜システム、そのものが大きな負担となっていて、二期生を入れたことで、1期メンバーのストレスが限界にまで達してきている。

解決策としては、2チーム制にして、もう一つ、八福神とフロント・センターを作って活動するか、あるいは、従来の表題曲選抜以外に、第一カップリング曲を担当する第2選抜を選ぶ方法などがあるでしょう。

つまり、とにかく、ポジションを増やして、楽曲へ参加する人数を増やすことが重要です。

さらに、定期ライブを行って、主軸をアンダーメンバーにすれば、そこで輝けば人気が出るという、活動の場が出来て、スキルアップも出来るし、モチベーションも保てるでしょう。

考えてみれば、AKBグループの劇場公演だけでなく、吉本なんかも、若手芸人を育成するために、こういう定期ライブは行っているわけで、ごくオーソドックスな手法ですね。

そして、多くの組織で採用しているということは、効果が大きい証拠だと思います。

ポジションを増やし、活動の場を増やす。

それに加えて、不可欠なのは、緻密なスケジュール管理を行って、メンバーが肉体的に元気な状態を保てるようにすることです。

乃木坂の運営には、「休ませる」という概念が欠落しているのか、全国ツアーが終わった翌々日に京都での握手会を入れるなど、メンバーの体を考えたスケジュール管理がまったく出来ていません。

その結果、全国ツアーのあと、病気になるメンバーが続出して、グループとしてのアクティビティが落ち込んでしまった。

10月も、13日(日)に幕張メッセでの最後の個別握手会、21日(月)は「めざましライブ」の大阪公演、25日(金)と27日(日)は「HALLOWEEN PARTY 2013」、11月2日(土)は「AGESTOCK 2013 早稲田祭」のライブ。

週末休日に、どんどん予定を入れ続けてますが、この間に、7枚目シングルの制作も同時に行われます。首を傾げたくなる、不必要に過密なスケジュールで、メンバーの健康に配慮する姿勢が、一切、見えない。

もちろん、7枚目シングルの出来への配慮も見えませんね(笑)。

こんな状態が「16人のプリンシパル deux 」あたりから、ずっと続いているので、松村沙友理が握手会で調子を崩しても、全然不思議ではありません。

むしろ、体調不良のメンバーが、こんなに少ないことの方が、不思議です。


何の配慮もなく、二期生を単独センターに抜擢。

チーム制も第二選抜も作らず、定期ライブの構想もなし。

加えて、メンバーに休みを与えず、ひたすらカレンダーの空白を埋めているかのような杜撰なスケジュール管理。

乃木坂の今の運営、驚嘆するほど無策、無能です。

おそらく、「それでも7枚目シングルはガンガン売れる。売れれば、こっちの勝ち」と言いたいのだと思いますが、

すでに、運営の無茶なやり方で、次のCDセールスに悪影響が出ています。

松村沙友理の5部の振替、その分だけ、7枚目個別の売り上げ枚数は下がりますよ。

松村さん、7枚目も30部を全完売すると思いますが、30部のキャパしかない彼女に、どうやって、35部の握手をさせるんでしょう。

つまり、30部完売出来るメンバーなのに、25部しか、売っちゃいけない状況が、すでに出来てしまっている。

何も考えずに、7枚目を30部売り切ったら、個別会場で、松村レーンにファンが溢れかえって、大変な混乱が起こる可能性があります。

どうするんでしょう?

握手時間を1人3秒くらいにして、次々と剥がしていきます?(笑)


関連サイト

松村沙友理の握手会参加券振替を告知する乃木坂公式サイト記事

生田絵梨花の10月7日ブログ

橋本奈々未の10月8日ブログ

白石麻衣の10月10日ブログ


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// 過去の記事を読みたい方へ

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// 6枚目シングルCD「ガールズルール」の収録曲

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報


// お知らせ!

10月21日(月)、Zepp難波で、乃木坂46がフジテレビの「めざましライブ」ツアー大阪公演に出演します。詳しくは、
乃木坂公式サイトの関連ページ

10月22日(火)、乃木坂46の1st写真集「乃木坂派」が発売されます。詳しくは、
乃木坂公式サイトの関連ページ

10月25日(金)と10月27日(日)に、乃木坂46がVAMPS主宰の「HALLOWEEN PARTY 2013」にライブ出演します。詳細は、
こちらから、乃木坂公式サイトの関連ページへ

11月2日(土)、乃木坂46が「AGESTOCK 2013 早稲田祭」にライブ出演します。さらに、早稲田大学広告研究会による「若者のオシャレ離れ解決プロジェクト」というトークショーへの参加もあるようです。ライブについて、詳しくは、
「AGESTOCK 2013 早稲田祭/明大祭」公式サイトの関連ページ
早稲田大学広告研究会の公式サイトの関連ページ

11月3日(日)、東京工芸大学厚木キャンパスで、乃木坂46が「ロックの学園 2013」にライブ出演します。詳しくは、
乃木坂公式サイトの関連ページ

毎週木曜日の19:30から、テレビ東京「NARUTO -ナルト- 疾風伝」のオープニングテーマとして、乃木坂46が歌う「月の大きさ」が流れています。番組内には、乃木坂のコーナーもあるようです。詳しくは、
テレビ東京の「NARUTO」公式サイトへ


// 見なきゃ損だと思う乃木坂メンバーのブログ (10月14日分)

10月14日12:06 秋元真夏
今回は、悪魔ですか。毎回、インパクトあるっす!もう、秋元真夏は、握手会プロデューサーと言っていい域に入っている気がする(笑)。そろそろ携帯を買い替えた方がいいかと(笑)。

10月14日10:00 生駒里奈
3枚の写真、どれも雰囲気があって、可愛カッコいい!センスが良いし、表情の作り込みが秀逸。ひょっとして、まりっかの影響とか受けてる?笑

10月14日00:30 伊藤万理華
2枚目、驚きと警戒の混じった表情と真っ赤な口紅が堪りません。なぜか、モナリザをちょっと彷彿させる。3枚目、シャツが凄過ぎる。これを着こなすって、あり得へんな。僕が着たら、即職務質問っすよ(笑)。何とも言えない迫力があって、サイケデリック・クラシカルまりっかって感じです(笑)。

代々木ライブと7th選抜の感想を綴ったブログです。握手会の話でも、ライブと選抜に関するものであれば入れました。

10月14日23:18 斎藤ちはる
10月14日23:00 北野日奈子
10月14日00:30 川村真洋
10月14日00:30 衛藤美彩


えくせれんとブログ

10月14日(月)分のブログで、代々木ライブと7th選抜の感想に関するものは、すべて「えくせれんと」に入れます。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次


// 星野みなみの溢れる魅力

10月13日23:36 星野みなみ
コメント数に感動し、まあやに泣くみなみ。3枚目、ノーブルな美しさが限界を越えて、なにか荘厳な感じすら漂っている。絵画みたいだ。

10月13日23:24 畠中清羅
5枚目集合写真。みなみのリラックスした表情がグッド!

10月12日19:42 樋口日奈
1枚目、すごい美少女ツーショットです(笑)。また、二人とも指がキレイっすなあ~。

10月8日23:12 和田まあや
7th選抜の発表後に、和田まあやの家に星野みなみが泊まりに行った話が書かれています。みなみもまあやも、支えてくれる仲間がいる。この絆こそが、乃木坂の底力なんですね。素晴らしいグループだと思う。

10月7日18:48 星野みなみ
出来ることを精一杯やって、ゆっくりと自分を磨いて下さいな。これ以上輝いて、どうするんだって話もあるけど(笑)。それにしても、写真、可愛さが現実離れしたレベルに行ってます。あライブの髪形、ものすごく似合ってて良かった!

9月28日伊藤万理華ブログ
『乃木坂の「の」』で、みさ先輩を手こずらせた、乃木坂「暴言」コンビ!笑

9月20日12:00 星野みなみ
「みなみっぽい」って、どんな感じなんだろう?

ナタリー「星野みなみグラビア特集」

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// 和田まあやのあり得ん可愛さ

10月13日00:30 大和里菜
3枚目、ツーショット。二人とも、可愛い可愛い。手を頬に当て、見つめるまあや

10月11日22:48 伊藤万理華
まりっかとおすまし顔のツーショット

10月8日23:12 和田まあや
プライベートまあや in 原宿、みなみと語った夜

10月1日22:54 和田まあや
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9月25日和田まあやブログ
川後陽菜のトリセツと永久保存版まあや!

乃木坂の風 04Sep13 ~ 「ぶち大好きじゃけぇ!」、和田まあやの演技が炸裂! in 乃木坂って、どこ?

さらに詳しくは、
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー


// 乃木坂各論

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

乃木坂各論第2話、若月佑美 ~ 相克の美少女アーティスト

乃木坂各論第1話、生田絵梨花 ~ 天才少女がやって来た!


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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