ありがとう！鈴鹿。（前半）

先日、行われたF1・日本GP。

もう10日が経ち、次のブラジルＧＰが始まろうとしているが、まだ余韻に浸っている。

ひとまず、20年行われつづけた鈴鹿での日本GPもこれでいったん休止となった。

今回、僕は、その最後になるかもしれない鈴鹿でのF1を見届けるためと、スーパーアグリF1チームの応援＆凱旋を観るため、鈴鹿に向かった。

仕事の関係もあり、金曜日の夜、出発。連れ合いとともに車で鈴鹿へ向かう。

途中、針テラスで晩飯の予定が、うっかり通り過ぎてしまい。五月橋、伊賀と、いちびって寄った高峰SAとともに、「３ストップ作戦」になってしまった。

それでも、午前４時前には鈴鹿に到着。駐車場を探している時に見つけたグッズ売り場で、とりあえず、グッズを確保。

車に戻る時には、空が白みかけていた。はるか遠くに望む伊勢湾にある地平線が赤く染まる光景が美しい。それと、空気が大阪と違い新鮮に感じる。

完全に夜が明け、早速、３回目のフリー走行、予選を見に行く。

フリー走行は、鈴鹿に集まったファンにサービスするかのように、琢磨が走り回る。

それにしても、去年も来て知っているとはいえ、F1マシンの音は凄い！ホンダエンジンのやわらかい音質（それでもデカい）、メルセデスエンジンの低い音が印象的。

予選は、いきなり左近が、ヘアピンでスピンを喫しタイムが出せない結果となり、残念だった。左近もしばらくその場でうなだれていた。琢磨の方も頑張ったが、期待されたＱ２行きはなかった。

Ｑ３が始まる直前、ピットロードにフェラーリの２台がルノーの２台をけん制するかのように、いち早くスタンバイする。

ピット位置の関係で、ルノーの２台は、フェラーリの横からスタンバる形になるが、まるでフェラーリの２台がルノーをブロックしているかのように見え、スタンドが盛り上がる。駄目押しだったのは、そのフェラーリの真後ろにスタンばったのが、ホンダの２台だったから、さらに盛り上がった^^;

結局、ホンダはルノーを先に行かせたが、アロンソはマッサをけん制するような動きもあり、早速、駆け引きが始まっている。しかし、予選結果はフェラーリのマッサが今回の最速ラップでポール。

その夜、鈴鹿周辺を晩飯がてら車でうろうろするが、やはり、道路は三重県外の車が多い。後で聞いた話だが、うろついていた辺りのレストランで、亜久里さんと琢磨が晩飯を食べていたとか。

この土日、台風の雨はまぬがれていたが風が強かった。夜中、月明かりが明るく、その光に照らされた雲が速いスピードで風に流されている光景はなんだか不思議だった。鈴鹿の自然の奥深さを感じるようだった。

（つづく…）

TB。--------

「junzirog：F1・日本ＧＰ。SAF1、ダブル完走！」