高野山奥之院で一人の男性が亡き妻の写真をご廟に向けお参りを。同行の方々が「夫婦仲が良かったんですね」と。頷く男性に家族が嫌悪感を。その訳は、常日頃仏壇にも手を合わせず、墓参りにも行かず、第三者の目がある時だけ取り繕いを。この様な人、結構多い。が、この男性、山に足を運んだだけでも。
講演後高校生が「親の七光りをどう捉えるか」と。「その立場の若者には常に『親の威光に限らず使える物は使い、如何なる手を使っても土俵に上れ。上らにゃ相撲は取れん。但し、勝てる保証はない。番付を上げるも下げるも本人次第』と。んっ、君はその立場かい」「はい」「つまらん拘りは捨てろよ」と。