人生はイソップ童話の『蟻とキリギリス』にて、夏遊べば冬死ぬ。「昔は良かった」は現在充実してない人の落胆の言葉。「昔は苦労した」は現在充実している人の安堵の言葉。が、昨今は『冬に蟻さんの家に行ってみると、夏の働き過ぎで全員過労死していた』という無惨な風刺話に。努力は報われたいもの。
現実より理想先行の若者に「家康公が秀忠公に『天下を取るは至難の技。が天下を守り続けるは尚難しい』と。維持する力の存続と、それが存続出来て当たり前と思わぬ心が必要不可欠。親から受け継ぐ財産維持は全てこの理。自分の力に応じた維持の仕方も考慮せにゃ。理想を追う前にわが力の分析を」と。