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早くも・・

 「スプリング・トレーニングで屋外での打撃練習を行うことができていないアーロン・ジャッジ(ヤンキース)だが、右肩から胸部にかけての違和感の原因を解明すべく複数の検査を受けた結果、右側の第一肋骨の疲労骨折が判明した。今後2週間は練習を中止し、患部の回復具合を観察していくことになるが、アーロン・ブーン監督によると、回復の状況次第では肋骨を取り除く手術を受ける可能性もあるようだ」(MLB jp)

 コールを獲得し、チャンピオンリングは確実だと思っていたヤンキースだが、早くも暗雲が垂れ込めている。スタントンも右ふくらはぎ痛で開幕はほぼ絶望、ヒックスはトミー・ジョン手術で今シーズンはダメだろう。もう3人もレギュラー外野手がいなくなってしまった。開幕は、ガードナー、フレイジャー、トークマン、アンドゥハーらが争うことになりそうだが、迫力不足は否めない。それだけでなく、セベリーノはトミー・ジョン手術で今季は絶望、パクストンも腰の手術で大きく出遅れるという。去年に続いて早くも野戦病院化したヤンキースだが、果たしてこれで大丈夫なのだろうか。普通ならどうにもならないチームになってしまいそうだが、そこを何とかこらえてシーズン100勝を遂げた去年の実績があるだけに、これでもなんとかなるかもしれない、と思わせるのがヤンキースの強みなのかもしれない。
 
 いずれにしても、どういう陣容でこのピンチを乗り越えるのか、それはそれでちょっとした楽しみでもある。もちろん、マー君にかかる負担は相当なものだろうが・・。
 
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