原発問題

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日本に原子力事業が導入される過程(CIA 米中央情報局)機密文書

2012-04-27 13:00:46 | 未分類
日本に原子力事業が導入される過程(CIA 米中央情報局)機密文書
 
18:名無しさん@12周年:2012-03-18 (日) 08:06:10 ID:NCPXxBDK


<ポダムとの関係は十分成熟したものになったので、具体的な協力申し出ができるのではないかと思う>

早稲田大学の有馬哲夫教授(メディア研究)が05年、米ワシントン郊外の国立第2公文書館から発掘したCIA
(米中央情報局)機密文書の一節である。
終戦直後から60年代までに蓄積された474ページにわたるその文書には、日本に原子力事業が導入される過程
が詳細に描かれていた。

「ポダム」とは当時、読売新聞社社主で日本テレビ社長だった正力松太郎氏(1885〜1969年)の暗号名。
原子力委員会の初代委員長を務め、のちに「日本の原子力の父」と呼ばれる人物だ。

「戦後、CIAは正力氏と協力して日本で原子力の平和利用キャンペーンを進めていきました。彼が政財界の有力者
とのコネを持っていただけでなく、新聞やテレビを使って宣伝できたからです」。
有馬教授はそう解説する。

米国から日本への原子力導入の働きかけ。
そこには米国の「政策転換があった」と言う。
転換点はアイゼンハワー大統領が53年12月の国連総会で行った「原子力の平和利用」演説だった。
ソ連との冷戦で優位に立つため、関連技術を他国に供与して自陣営に取り込む戦略だった。
 

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