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千葉柏市南部CC:焼却灰の放射性物質濃度、6万6000ベクレルに 草木20%でも上昇

2012-01-16 12:14:23 | 未分類

東日本大震災:焼却灰の放射性物質濃度、6万6000ベクレルに 草木20%でも上昇--柏市南部CC /千葉

運転を5日に再休止した柏市の清掃工場「市南部クリーンセンター」(CC)で、東京電力福島第1原発事故で汚染された焼却灰の放射性物質濃度が1キロ当たり約6万6000ベクレルまで上昇したことが分かった。

 南部CCの灰は昨年6月、最大で同7万800ベクレルを検出。市は放射性物質を含む草木の焼却を止め、同9月7日には南部CCも休止した。しかし、草木が滞留したため、11月9日に一時再開。可燃ごみに混ぜる草木の割合が多いと濃度が急上昇するため、10%から徐々に増やし、12月8日に25%にした。

 同12日に採取した灰が同6万3000ベクレル弱に上昇。市は草木の割合を20%に下げたが、同26日分の灰は同約6万6000ベクレルだった。

 国の埋め立て基準濃度同8000ベクレルを超える灰を詰めたドラム缶の保管場所は満杯になり、南部CCは再休止。保管場所の空間放射線量は、最高で毎時約8マイクロシーベルトだという。

 市は、灰に残る放射性物質を基準値以上に濃縮しない旧式の北部CCでごみの焼却を継続するため、収集に影響は出ない。

【早川健人】

毎日新聞 2012年1月6日

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120106ddlk12040085000c.html


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