〝小さい秋（刀魚）〟をしました。

各局、秋も終わりに近つ゛き残秋の頃いかがお過ごしでしょうか、天候もいまいち、台風が行ったと思ったら、また来ているみたいですが、今回は、サッサと海の彼方へさようなら、直撃しない事を祈るばかりです。さて、当局と言えば、セカンドの〝卒展〟があると言うので先週、せんだいメディアティークまで移動をかけたりしておりました。高校生活も最後なので・・・・親心・・・HI   HI　　そんな訳で、あっち行ったりこっち行ったり、それなりに楽しんでおりました。　

でも、やっぱり秋は、これでしょ

 

 

秋の味覚〝さんま〟今年はかなり遅くなりましたが、やはり、これを食べないと始まらない、と、言うか終わらないと言うか・・・・・・　　しかし、この秋の風物詩にもここ数年、異変が起きているのがチョット気になります、そんな人が少なくないのでは、　女川から送られる、目黒の〝さんま祭り〟今年は、初めて、去年の冷凍物で対応したとか、岩手の缶詰工場、原材料不足で閉鎖とか、（ご飯にかける、さんまの蒲焼缶詰のタレ、あれ、いけますよね～）　　

原因は、温暖化で海水温が上昇しているからだとか、海流の流れが変わったからだとか、近隣の国々が大型船で大量に取っているからだとか、色々と取り沙汰されていますが、本当に、いなくなったのか、群れがどこかに移動したのか、本当は、よくわかっていません、せめて、後者である事を祈りたいものです。江戸時代から続く、庶民の魚〝さんま〟どうか無くなりませんように。

と、言う訳で、自宅のウッドデッキで一人寂しく〝ジュージューの会〟をやりました。（家族は、寒いから嫌だと、拒否されました、こんなもんですかね～）せっかくなので、芋煮も作ることに、

 

 

まずは、七つ道具を揃えて、

 

 

はんぱにガスが残っているタンクが結構あるので上手く使いきろうと思います。

 

 

とりあえず、準備ができました。

 

 

まずは、芋煮から作ることに、

 

 

いい感じです、

 

 

出来ました、余裕で完成です、

さあ～、メインの〝さんま〟にいきますか、　　と、　ちょっとその前に、やはり、二年前の（２０１５－１０－１５日）〝さんまの会〟思い出します。　　

ここでチョット二年前にタイムスリップ

 

XZ*局のご好意により塩釜魚市場から朝五時に仕入れてきた〝さんま〟　

 

 

 

 

大きくて、脂のノリもよかったですよね～

 

懐かしいなあ～　　楽しかったなあ～　みんな若かったなあ～（そんなに変わんないか）　HI  HI

今、思えばこの頃、さんまの異変なんて、考えもしなかったですね、

　

さて、時は変わって二年後・・・・・

 

 

現代です、写真だとわかりませんが、明らかに小ぶりです、値段も二年前の二倍です、

 

 

脂のノリも、いまいちかなあ～　どうも、ジュージュー感的迫力不足、　まさか去年の解凍ものじゃ・・・・・    やはり、スーパー品じゃなくて、魚市場品がベストのようです。

 

 

とは言うものの、それなりに美味しく出来上がりました。不漁と言われる今年のさんまは、チョット格別、小ぶりとは言えさんまに対する感謝の度合いが違うのかも・・？　

〝秋刀魚〟と書いてさんま、明治の文豪・夏目漱石　〝吾輩は猫である〟で彼は、さんまを〝三馬〟と記しているようだ、また、岩手のある漁村では”秋祭〟と書いてさんまと読むらしい、さんまの大漁で村中てんてこまい、お祭りのようになるからだろう、日本中、探せば、まだまだ面白い当て字が出てきそうである、それだけ、日本人とさんまは古い付き合いと言えるのだろう、いつでも安く、大量に、大きくて脂ののった　さんまを食べられる時代は、昔話になってしまうのだろうか、少々、小ぶりの塩焼きさんまを味わいながら、いつしか、魚へんに消（きえる）、はたまた、〝散馬〟それとも〝惨魔〟そんな漢字が当局の心の網に引っかかる。

 ではまた・・・・VA・・・E・・・E・・・END