韮山農園生活

 定年後の生活を妻と二人で韮山で暮らしています。園芸、食品加工、陶芸鑑賞、散歩などの感想を綴ります。 

梅雨時のウォーキング

2015-06-30 18:13:32 | 日記
 定年退職してから数年経ち、この間に4年間の地区役員のお勤めも終わり、職もなく僅かなお金で妻と二人、糊口を凌いでいます。こんな生活なので、何よりも健康が第一と思い、暴飲暴食は避け、足腰の弱りを防ぐなどということに気を付けています。お金をかけずに健康維持ができる方法として、毎朝のラジオ体操は欠かせません。また、ウォーキングというか散歩というか、とにかく歩くことを心がけています。秋から初夏までは、日中に歩きますが、梅雨の頃から夏にかけては朝歩きます。早起きは得意になったので、朝五時過ぎころから40~50分くらい歩き、終了後にラジオ体操というのが日課です。また歩くコースも、秋から初夏にかけては、韮山城址や反射炉、蛭が小島付近などあちらこちらを歩きますが、暑い時期は、蚊や虫の少ない所を歩くようにしていますが、なにしろ田舎なので、蚊やブヨなどはどこにでもいます。
 今朝も堂川沿いを歩いてきました。蚊はいないけど、ブヨはいます。ブヨの集団がいるときは、早足で凌ぎます。そんなウォーキングの時に見かけた景色です。
 カルガモの一家が堂川を泳いでいました。我々が見つめると、慌てて向きを変えたり、ヨシの茂みに隠れたりします。
 


 原木方面の田圃に、白鷺がいました。
 

 韮山では、まだホトトギスの鳴き声が聞こえます。5月頃の鳴き声に比べて、かなりヘボです。若いホトトギスなのかな。今年の恋は成就しなかったのかな、そんなことを想像しながら聞いています。

飯わんと鉢もの

2015-06-08 13:18:09 | 日記
 最近、私の飯わんを換えました。従来のものは近くのショッピングセンターで、自分で選んで買った物です。大きさを重視して買ったので、ご飯がたっぷり入ります。これではダイエットに悪いなと思っていたところ、作家さんの手造りの飯わんが手に入りました。抹茶茶碗の風情がある一品です。手に持った感触がよく、これに土鍋で炊いたご飯を盛ると、梅干だけでご飯を食べたくなります。
 南伊豆の陶芸家、渡邊隆之さんの作品です。
 


 鉢ものもいただきました。薪窯で焼いているので、自然に彩色された模様が美しい。この器に蕨のおひたしを少し入れたら、とてもよかった。
 


 最近、和食がブームですが、和食は舌で食べるだけではなく、眼でもいただくものだと思いました。食材、器、箸などの調和がとれていて、そこに野の花の一輪挿しなどがある、そんな雰囲気が和食の美味しさや楽しさを増すのかなと思います。

田植え前の韮山

2015-06-05 13:39:12 | 日記
 韮山は田植えが遅く、最近やっと田んぼに水が入り始めました。韮山の大部分の田んぼの水は、狩野川から揚水した水で、一旦、城池にためておき、そこから水路を経て田んぼに水を流します。私の生まれた金谷集落は、沢の水が豊かなので、狩野川の水は使いませんでした。私が子どもの頃、集落の水神さんから湧き出る水を巡って、近隣の集落と緊張があったみたいです。私と友人の二人で水神さんの近くに釣竿用の竹を取りに行き、その帰りに近所のおじさん達に会いました。10人くらいはいたでしょうか。水路の確認に来ていました。私たちが子どもだったので、おじさんたちは安心したようです。
 狩野川の水は水量が豊かで、普段は浅い堂川の水量も一気に増します。鯉の姿も見えません。農業用水路から堂川に流れ込む水も、勢いがあります。
 


 昨日までは乾いていた田んぼに水が入りはじめました。遠くに富士山が見えます。
 


 もうじき田植えです。蛙やタニシが賑やかに鳴きます。