韮山農園生活

 定年後の生活を妻と二人で韮山で暮らしています。園芸、食品加工、陶芸鑑賞、散歩などの感想を綴ります。 

カボチャもいろいろ

2012-09-30 15:10:23 | 日記
 私は子どもの頃、カボチャの煮物が嫌いでした。甘くてとろっとした食感が不得意でした。成人し、中年、老年と年を重ねてくるに従い、カボチャの煮物が好きになりました。健康に良いというからでしょう。
 近年ではミニカボチャが扱いが良いなと思っています。「栗坊」とか「坊ちゃんカボチャ」等といわれるものです。種苗メーカーによってネーミングが異なっていますが、味は似ています。
 昨年形が変わっていて美味しいカボチャをいただきました。種を残しておいて、今年の春に蒔いたら、発芽率100%でした。苗の段階ではカボチャの違いが無かったので、苗として使ったら、いろいろなカボチャができました。ラグビーボールのような形の物、これは味も薄いです。形も味も冬瓜に似ています。ひょうたん形の物、これは昨年食べた物と実質が似ています。親にもっとも近い物でした。カボチャの標準形の物、これは実質がねっとりしています。一昔前の日本カボチャに近いです。
 遺伝学の実験をしてしまいました。ヘテローシスとか雑種強勢という遺伝現象の実証実験でした。一つの品種を作り出すために、いくつもの種を使うという、育種学の常識を再確認しました。

 

 
 

無農薬栽培の辛さ

2012-09-27 13:53:18 | 日記
 野菜や果樹を無農薬栽培で育てるということは、大変なことです。病害虫が増えると、周囲の畑に飛んでいって悪さをします。他人への迷惑ということを考えると、悩みます。
 アブラムシくらいだったら、薄いデンプン液を散布して、アブラムシを窒息させますが、ヨトウムシくらいの大きい虫の場合、掴み取るのが確実です。虫によって出現する時間帯が異なるので、頻繁に畑に通い詰めます。アオムシなどは昼間の暖かい時間に多く見かけます。ヨトウムシは名前の由来どおり、暗くなってから出没するようです。バケツに水を入れ、ピンセットで掴み取った虫を水葬にします。可愛そうだけど、これをやらないと、キャベツや白菜、ブロッコリーなどは芽まで食べられてしまいます。
 若い頃、オーストリアとドイツの農家見学に行った際、あちらでは、虫に食われたキャベツが売れると聞きました。農薬を散布していないから安全だということのようです。さすが、緑の党が頑張っている国だなと思いました。民度の差ですかね。尖閣や竹島で日本に嫌がらせをしている国とは、随分程度の差があります。
 9月9日に植えた白菜とブロッコリー苗は随分大きくなりました。いろいろな虫に食われています。手前は今日植えたカリフラワー苗です。
 


 捕獲した虫は、水を張ったバケツに入れました。ヨトウムシやバッタ、アオムシなどは泳げるようです。逃げられないようにしなくてはなりません。
 



 捕獲した虫の拡大写真です。
 


 捕獲された虫は可愛そうです。成仏してください。

キャベツ苗の防暑対策

2012-09-11 17:46:28 | 日記
 9月も中旬になるというのに、毎日暑い。日中の最高気温が連日30℃以上です。首都圏では水がめの心配をし始めました。私のキッチンガーデンも地割れし始めました。芽を出し始めた大根やとう菜、ちんげん菜などには、朝夕2回潅水しています。
 先日、キャベツ苗やブロッコリー苗、白菜苗、カボチャ苗などを買いました。去年も9月の半ば頃これらの苗植えをしたので、ついつい惰性で買ってしまった次第です。でも、このカンカン照りでは苗も可愛そう。暑さで苗が溶けるのではないかと、心配になってきます。
 手前が白菜、奥がブロッコリーとカリフラワーです。真夏のような太陽に、苗もまいっています。
 
 


 これらに、防暑対策をしました。防虫用のネットを保管していたので、再利用です。本当は寒冷紗がよいのですが、ブロッコリーや白菜、カリフラワーなどは、キャベツ苗に比べて暑さに強いようです。
 


 暑さに弱いキャベツ苗には、寒冷紗を被せました。
 

 少しは、温度も下がったみたいです。土の暑さが随分緩和されました。温度計があったら、気温を測定したいところです。


ザリガニ

2012-09-03 07:04:53 | 日記
孫にせがまれて、ザリガニ取りをしました。猟場は我が家の前の農業用水路です。婆がザリガニを釣り上げ、爺がたもで掬い上げるという
方法です。
 孫がザリガニを探しています。
 


 ザリガニは、小田原鈴廣のさつま揚げを餌にして釣りました。
 



 田んぼの稲穂は、穂ばらみ期を迎えています。米の粒が段々と大きくなります。
 



 ザリガニは、翌日川に戻しました。