韮山農園生活

 定年後の生活を妻と二人で韮山で暮らしています。園芸、食品加工、陶芸鑑賞、散歩などの感想を綴ります。 

蛙の歌

2012-10-30 17:05:50 | 日記
 田方平野では稲刈りが順調にすすんでいます。コスモスが秋風にやさしく揺れている小春日和の日に、田圃道を歩きました。アスファルトに見覚えのある文様が映っていたので、何だろうと目を近づけたら、蛙の死骸であることに気づきました。川と田圃との間にある農道なので、蛙たちが行き来しています。たまに通る軽トラに轢かれて道路の文様になっています。この蛙たちも元気な頃には、蛙の歌を合唱していたことでしょう。10月末になって急に気温が下がり初めてきました。思うように餌も取れなくて、しかも蛙の体温が急激に低下して、体の動きも悪くなってきました。道路を横切るのにも時間がかかるので、夏のように素早い動きができません。こんな訳で軽トラの車輪に踏まれることが多くなります。中には、片足だけ轢かれて、身動きできない蛙もいました。頭が無い蛙もいました。
 轢かれたばかりの蛙の側で、じっとしている蛙もいました。弔っているようです。
 

  この蛙に、「父母未生以前 汝が本来の面目や如何」と問うたら、何と答えるか。
 「ゲロゲロ」ですか。


 農道の模様となった蛙
 



 白隠禅師曰く、「闇の夜の 鳴かぬ烏の声聞けば 生まれぬ先の父ぞ恋しき」
 蛙曰く、   「闇の夜の 鳴かぬ蛙の声聞けば 生まれぬ先の父ぞ恋しき」 ですかね。



 

案山子

2012-10-27 16:57:01 | 日記
 我が家の近くの田圃で、案山子を見つけました。昔はあちこちの田圃にいましたが、最近は珍しくなりました。愉快なポーズをしています。製作者のユーモアが感じられます。
 



カボチャ収穫・ブルーベリー移植

2012-10-19 17:49:38 | 日記
 台風21号、22号の2つが去って、久しぶりにお日様を拝みました。秋晴れの1日、伊東農園に行って、たまっていた仕事をこなしてきました。カボチャの片付けをし、最終的な収穫をしました。多分、100個くらい収穫したと思います。まだ蔓がしっかりしていて、花も咲いていました。収穫したカボチャは、我が家の駐車場にしまいました。どうやって食べるのか、課題です。
 


 ブルーベリーの木を韮山の我が家に移植しました。今回は4本です。3,4年前に伊東農園に植えた時には、まだ小さく、丈が50cmくらいでしたが、今日は150cmくらいありました。ラビットアイなので、2,3mくらいにはなるそうです。庭の南側に植えましたが、つい最近まではフェイジョアとかモクレン、キンモクセイなどが植わっていました。これらの木は植えたときは小さかったのですが、スクスク伸びて5m以上もあり、老人には手におえなくなり、伐採しました。そのままでは、南側の道路から丸見えなので、ブルーベリーを植えた次第です。少しは目隠しになりそうです。
 



 ダイコンの間引き、里芋の収穫などもして帰宅しました。これもレジャーなのかな。

陣馬の滝

2012-10-12 17:10:26 | 日記
 10月に入って、白糸の滝近くに行く用事がありました。ただ行って帰ってくるだけではもったいないと思い、白糸の滝近くの陣馬の滝を見学してきました。案内板によると、その昔ここらあたりで源頼朝が巻き狩りを行い、その時にこの滝に立ち寄ったそうです。曽我兄弟の仇討ちの頃です。この滝は富士山と天子が岳の水系だそうです。白糸の滝の上流にあたる所です。
 滝の全景です。
 


 水汲み場がありました。掬って飲んだけど美味しかった。
 


 滝のすぐ側には山葵沢がありました。
 
 
 

 次に行く時は、ポリ容器を持って行こう。