韮山農園生活

 定年後の生活を妻と二人で韮山で暮らしています。園芸、食品加工、陶芸鑑賞、散歩などの感想を綴ります。 

今年もあと2日

2012-12-29 15:56:06 | 日記
 あと3個寝ればお正月になりました。かねてより気になっていた、伊東農園に行ってきました。デコポン、甘夏、紅甘夏、八朔などの柑橘類を収穫してきました。3,4年くらい前に苗木を買ってきて植えておいたのですが、家内が剪定したり肥料を施したりして可愛がった成果が出て、よく実がなります。甘夏は50個くらい、紅甘夏も50個くらい、デコポンは30個くらい、八朔も30個くらい収穫してきました。まだ木に実が残っているので、立春の頃まで置いてみようかと思っています。甘夏と紅甘夏と八朔は韮山の庭小屋に保存しました。立春過ぎ頃が食べ頃でしょう。追熟ということです。デコポンは今が旬です。甘みと酸味が濃くて、咽喉に染みます。デコポンを植えて良かったと実感します。韮山で採れる中晩柑類の味は、いまいちです。
 帰りに伊東の「あいら」に立ち寄りました。ここは、農協系の農産物直売所ですが、苗木類の豊富なことでも有名です。花木、果樹苗などふが種類も多く、苗木も大きくて立派なものが揃っています。今日は、庭石も売っていました。
 



 苗木売り場の全景です。
 


 通路の先に、農産物直売所が見えます。観光客が多いです。東京や神奈川のナンバーが多いですね。
 



 

枇杷の花

2012-12-27 17:38:20 | 日記
 師走の寒風の中、庭の枇杷の花が咲いています。開花してから随分経ちます。恐らく3週間くらいでしょうか。枇杷の花は随分地味な花ですが、この花が咲く頃、季語探しに困った俳人によって、かなり歌われているようです。
 


 この秋に伊東農園から韮山に移植したブルーベリーは7本ですが、すべての木が紅葉しました。最近葉が赤くなったなと思ったら、落葉を始めています。しかし、よく見ると細い枝の所々に新芽の卵みたいなものがついていました。冬枯れの中に春の準備があるのです。
 


 定年になってそろそろ5年になります。勤めている頃は、風邪などひくことは少なく、仮に風邪を引いても簡単に治ったものですが、最近は簡単に風邪を引き、しかも
直りが悪くなりました。足腰だけでなく、体も弱ってきました。

初冬の伊東農園

2012-12-03 18:56:11 | 日記
 久しぶりに伊東農園に行ってきました。10月末から所用が重なり、1ヶ月以上行けませんでした。里芋とダイコンを収穫した後、甘夏や八朔、デコポンなどの様子を見てきました。ここ伊東農園は溶岩台地の上に火山灰土が堆積しており、かなり酸性の強い土です。野菜作りをやるには、石灰を多く施します。甘夏や八朔、ニューサマーオレンジ、デコポンなどには適しており、美味しい中晩柑類ができます。特に甘夏やニューサマーオレンジの味は抜群です。
 農園の入り口では、サザンカが出迎えてくれました。訪れる人がいなくても可憐に咲いていました。
 

 
 甘夏の木は数本ありますが、この木には果実がよくなります。味は最高です。
 


 八朔も美味しい実がなります。病虫害に対する抵抗性は甘夏よりも弱そうです。無農薬で苦労しています。
 


 木を植えて3年目、やっとデコポンに実がつきました。これも病虫害に弱いです。
 


 ニューサマーオレンジにも実がつきました。これは宮崎原産で、向こうでは日向夏みかんというそうです。
 


 柑橘類も無農薬栽培なので、春から夏にかけてはピンセットで虫を捕まえたり、風通しを良くするための剪定をしたり、手間がかかります。