韮山農園生活

 定年後の生活を妻と二人で韮山で暮らしています。園芸、食品加工、陶芸鑑賞、散歩などの感想を綴ります。 

薪窯と薪釜の賜物

2013-07-28 19:11:46 | 日記
 南伊豆在住の若き陶芸家、渡邊隆之さんの個展が6月と7月に行われています。6月のは既に終わったのですが、前橋で行われました。7月の個展は京都市左京区で行われています。8月2日まで行われるそうです。一乗寺の恵文社のミニギャラリーで行われています。2点購入しましたので、紹介します。
 小鉢のような器ですが、優しい形なので、つい手にとって包み込むようにしてしまいます。土と炎が手をとりあって醸し出す器の自然な模様には不思議な美しさがあります。
 


 この器を上から見ると、器内面に美しい文様があります。
 


 ぐい呑みです。小さいながらも、炎が描いた美しい文様が魅力的です。
 


 ぐい呑みの内側は、こんな感じです。
 


 渡邊さんの作品は素朴で土っぽい感じの作品が特徴的で、外国人に好まれているようです。日本的で、素朴で、田舎くさい感じが、好まれるのかもしれません。
 渡邊さんは、白磁の薄い器も作ります。非常に薄くビールやハーブなどを飲むのには適していますが、緑茶もよく映えます。
 

 下田の山中、観音温泉近くに、「森のおくりもの」という年配の夫婦が薪釜でパンを焼くお店があります。天然酵母パンもありとても美味しいのですが、週に3日しか営業していませんので、なかなか買えません。石釜も手造り、酵母も手造りです。小鳥の鳴き声が聞こえて、素晴らしい雰囲気です。釜を温めるのに3時間、焼き上げに1時間くらいはかかりそうです。パンが薪灰の香りがして、とても風情があります。キリストもこういうパンを食べていたのかもしれません。電気じかけのご飯やパンを食べるようになった現代人が忘れ去った大事な風味があります。

ブルーベリー

2013-07-22 17:22:02 | 日記
 ブルーベリーの収穫最盛期となりました。我が家では6月末から収穫を初めて、そろそろ1ヶ月になります。毎日少しずつ実るので、毎朝収穫して冷凍保存しています。孫達が大好きなので、とりあえず保存をします。
 毎朝5時過ぎに起きて、家の近くをウォーキングし、ラジオ体操が終わってから収穫です。蚊取り線香を炊いて、小さな実を摘み取ります。ビルベリーなどは粒が小さく、とても大変です。摘み終わった後は、ブルーベリーや野菜に潅水します。作物が水と太陽と二酸化炭素でできているという原則に従っています。
 伊東農園のブルーべりーです。実の数は少ないですが、随分大粒です。
 


 伊東と韮山のブルーベリーを比較しました。上の大粒の方が伊東、下の小粒の方が韮山です。摘み取る手間は大粒の方が楽です。見た目も立派です。味は変わりません。
 


 粒の大きさを比較して見ました。左側の大粒が伊東、右側の小粒が韮山です。
 


 ブルーベリーの品種はどういう品種がよいのかわかりません。ただ、粒の大きさは歴然としています。ブルーベリーは病害虫に強いみたいです。収穫時期が長く少しずつ実が熟しますので、遠隔地に栽培すると収穫適期を逃します。収穫時期は水を必要とします。乾燥が続くと、実が熟す前に枯れてしまいます。ジャムに加工しても美味しいですが、そのまま冷凍保存して、プレーンヨーグルトにかけると絶品です。蜂蜜を少し垂らすとなお美味しいです。