60年あまり地域から親しまれてきた地元の商業施設“テーオーデパート”が今日31日をもっ
て閉店した..。“テーオーデパート”は前身の「テーオー小笠原」として61年前の昭和37
年に梁川町に開店、これまで幅広い世代に親しまれてきたが、あって当たり前りと思っていた
デパートが姿を消すとなるといかにも淋しい限り。少子高齢化による市場規模の縮小やコロナ
禍による売り上げの低迷と聞くとやむを得ないが、これまで個展や展覧会などのイベント、店
内の本屋さんにと年に数回より足を運んでおらず、もう少し行っておけばと悔やまれる...
気になっていたのが、デパート1階のサンシャワー広場にある「からくり時計」..。店名が
“テーオーデパート”に改称された平成元年に店舗改修が行われ、その際にこの広場に設置され
以降毎日時を刻み、毎正時になると約1.5m四方の文字盤が上がり、中から4体の子供の人
形が現れ軽快な音楽を2分ほど演奏する。今日も2階の「からくり時計」の前には大勢の市民
が駆けつけて時計の文字盤を眺め子供楽隊の演奏が始まるのを待ち、演奏が終わると名残惜し
そうにその場を離れていた。この「からくり時計」どうなるんだろう、ちょっと心配だ...
( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)