今朝の函館は雲一つない晴れわたった青空、まさに日本晴れ．．．。しかも、気温はどんど
ん上昇し昼過ぎに３０℃を超えて、今年初めての「真夏日」を観測。そんな中を航海訓練所
所属の練習帆船“日本丸”が、タグボート２隻に誘導されながら海岸町中央ふ頭に入港．．．
“日本丸” は全長110ｍ、全幅13.8ｍ、総トン数2,570トン、４本マストの帆船で昨年９月に寄港
した姉妹船の「海王丸」とほぼ同じで、帆船としては世界最大級．．．。今回の寄港は航海訓練
の途中の函館港への寄港で、実習生の休養や物資補給のためで市民への一般公開などの予
定はないとのこと．．．。ちなみに“日本丸”８月４日午後２時伏木富山港に向けて出港する．．．
明治３９年(1906)から１００年以上も続けられている「大沼湖水まつり」．．．。地元の
住職が灯籠を湖面に流し、大沼での水難者を供養したことが始まりで、今では夏の
大沼を代表する伝統の祭り。祭りは２日間に渡り行われ、夜の灯籠流しと花火大会
がメーンのイベントだが、今年は花火の前にスカイランタンも打ち上げられる．．．
ところが、大沼は霧に包まれた．．．。５００個ほどの灯籠が次々と湖面に流れ、２００個のスカ
イランタンが淡い光を放しながら一斉に空に向かって打ち上げられると、その幻想的な光景に
「おう!!．．．」と歓声が上がる．．．。いよいよ花火の打ち上げ．．．、想定はしていたが“大輪の
花”は霧の中から飛び出し、大玉花火は音だけとあって観客席からは「あーあ．．．」とため息．．．
“ペリーボート競漕”．．．。安政元年(1854)にペリー艦隊が箱館に入港した際、箱館奉行など８
人が小舟で軍艦に向かったという史実に基づき、これを再現しようと始められた市民参加のボ
ート競漕で今年が節目の第１０回．．．。参加チームは高校生から職場仲間の現役バリバリから
おじさん、おばさんなどが一般の部、女子の部に52チームが集まり熱戦が繰りひろげられる．．．
（仮装で盛り上げたが予選敗退の熟女チーム） （予選を勝ち抜き盛り上がる女子高生チーム）
チームは、漕ぎ手６人と舵取り、ドラ叩きの８人で、コースは往復１５０ｍで、２分前後の戦い。
１レース３チームの勝ち上がりのため、優勝するためには各チーム負けられない。優勝賞金が１０
万円とあって各チームかなりの入り込み状態だが、体力の他にチームワークが求められる。“ペリ
ーボート競漕”で盛り上がったところで、いよいよ「開港１５９周年記念函館港まつり」が始まる．．．
この週末、先日まで猛暑に見舞われた本州各地に台風１２号が襲来する．．．。豪雨に猛暑
さらに台風と身体の休める日もなく、ご苦労されている皆さんにお見舞いを申し上げます。
幸い、北海道は台風の影響もなく、週末は夏のイベントが予定通り行われそうだ。まずは、
“鉄道貨物”の魅力が満喫できるというイベント「鉄道貨物フェスティバル」に足を運んだ．．．
北海道の貨物輸送を支える主力機関車ＤＦ２００型ディーゼル機関車や在来線と新幹線の両
方走るというＥＨ８００型電気機関車など、日頃目にする機会の少ない機関車の展示のほか、
コンテナを積み替える大型フォークリフトの実演・添乗、メンテナンス中の機関車や施設の見
学など、鉄道貨物の楽しい体験イベントなどはどれも順番待ちの人気．．．。ステージでは学
生連合チーム「息吹」によるよさこいの演舞が披露され、暑さを忘れて楽しませてもらった．．．
今朝、函館港ではお馴染みのクルーズ客船“飛鳥Ⅱ”（50,142㌧）が今年初めて約７００人の乗客
を乗せ港町ふ頭に入港した．．．。岸壁で行われた歓迎セレモニーで船長から「初代飛鳥を引き継
ぎ、平成１８年の初寄港から今回は４７回目となった」と挨拶をしていたが、来年は節目の５０回を
迎えそうとのこと。今回は横浜発着の「夏の北海道クルーズ」で小樽、稚内、網走、広尾を巡る．．．
出港は午後１０時、函館名物の「いか踊り」でお見送り．．．。夜遅かったが岸壁に集まった５０人
ほどの市民が「いか踊り」を踊り出すと、デッキの上にはこれまでにないほどの大勢の乗客の皆
さんが一緒に踊りを楽しんでくれる。天候にも恵まれた函館の街で市内観光やお土産などの買い
物を楽しまれたようで、“飛鳥Ⅱ”の船上から乗客の皆さんから「ありがとう」の声が聞こえる．．．
相変わらず日本各地で猛暑が続く．．．。遂に北海道でも上富良野町や札幌市などで３０℃超
えの「真夏日」を観測した。この現象はどうも地球規模で米国カリフォルニアやアルジェリアでは
５０℃超え、オマーンでは１日の最低気温が４２℃を記録としたというので異常というよりない。
この先地球に人類は住み続けることが出来るのだろうか？。ちょっと心配になってきた．．．。
ところで、函館の今日の最高気温は２８．５℃と少し蒸し暑いがエアコンまでは必要ない．．．
昼過ぎ函館湾に停泊しているロシアのモーターヨット「ヨット“Ａ”」を追いかけて、函館山に登る
と立待岬から湧き上がる海霧が“雲海”となって大森浜から函館の街へ流れ込んでくる．．．。
函館山の麓から市街地のほとんどを覆い隠し、観光客の皆さんも「街は見られないが、これは
これで幻想的．．．」とカメラを向ける。この“雲海”が消えると函館にも暑い日がやってくる．．．
今朝早く知人から「函館湾に“豪華クルーザー”が停泊している」とメールをもらう．．．。クルーザー
はそれほど珍しいものではないが、今回はものが違うという話だ。早速、外人墓地付近に車を走ら
せ、カメラを向ける。確かに真っ白な船体だが、船型から見ようによっては軍艦のようなも見える．．．
調べてみるとこの“豪華クルーザー”はモータヨットで、名称は「ヨット“Ａ”」、所有者はロシアの大富
豪らしい。３月末から日本各地を周遊しており、前港の福井港から暑さを逃れて日本海を北上してき
たのではとの話も聞く。「ヨット“Ａ”」は、全長１１８ｍ、全幅１８ｍで総トン数５９５９㌧と堂々たる威容を
誇る。今朝クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」が函館に入港したが、この“豪華クルーザー”も負けていない．．．
今日は二十四節気の一つ“大暑”．．．。いかにも暑そうな言葉だが、暑さが最も厳しくなる頃で
夏の到来を感じさせられる。“大暑”に合わせるかのように本州各地では軒並み４０℃を超え埼玉
県熊谷市では４１．１℃の日本記録を更新したとの報道もある。それに比べると今日の函館の最
高気温は２７．９℃、ちょっと蒸し暑さを感じた一日だったが、各地に比べるとまだまだ天国だ．．．
午後、旭岡町の老人福祉施設に所用で立ち寄ったが、施設の裏手にある「みこころ公園」にあ
る約2,000株のラベンダーが見頃になっている．．．。このラベンダー畑は、ボランティアの方が
丹精込めて世話をしていたもので、紫のかわいらしい花が風でたなびくたびに周囲には甘い香
りを漂わせている。14日のパリ祭に入居者の皆さんに花束にして差し上げ、喜ばれたようだ．．．
道南各地で夏祭りが始まる．．．。北斗市でも１３回目を数える“北斗市夏まつり”が行われ、上
磯駅前近くの特設会場では多くの露店が軒を連ね、歌謡ショウーやアマチュアバンドの演奏など
で朝から盛り上がったようだ。祭りのメインは、夜行われる山車行列と花火大会、「まだ間にあう
ぞ!!」と車を走らせる。各団体が趣向を凝らした山車が、夕闇迫る市街地を華やかに練り歩く．．．
祭りの主役はやはり子供たち．．．。市内にある幼稚園児と上磯小学校の児童達が元気いっぱ
いに踊るYOSAKOIソーラン、どの顔も真剣そのもので跳んだり跳ねたりには沿道の市民から大
きな拍手と声援が．．．。祭りの最後は花火大会．．．。上磯漁港から約８００発の大輪が次から
次と打ち上げられる。海の側とあってかヒンヤリと肌寒さを感じながらファインダーを覘く．．．．．．
日本航空（ＪＡＬ）函館－羽田線が、今日７月２０日就航４０周年を迎えた．．．。当時は東亜国内
航空（ＴＤＡ）で開設され、その後日本エアシステム（ＪＡＳ）と社名が変わり、平成１６年に日本航
空と経営統合されている。朝の羽田便で記念のセレモニーが行われたようだが、最終便は東京
ディズニーリゾート開園３５周年を記念して６月国内線に就航した特別塗装機が函館初見参．．．
久し振りに函館空港へ．．．。函館空港１階出発ロビーに「江差姥神大神宮渡御祭」のＰＲをしよ
うと武将“加藤清正公”をモチーフにした山車人形が飾られている。“加藤清正公”は肥後熊本藩
の初代藩主で建築の神とされているが、高さ３ｍほどの清正公の迫力ある姿に観光客も足を止
め見上げており、ＰＲ効果抜群。「姥神大神宮渡御祭」は８月１０日から、見物に行こうかな．．．
湯ノ川温泉付近を車で走っていると、知人から 「雲海が出ているぞ．．．」 と携帯に知らせてくれ
た．．．。確かに函館山は雲に覆われているが、山頂は見えており市街地は雲に覆われていそう
だ。しかし、雲は流れているからなあ．．．、と思いつつ車は函館山に向かったが、案の定山頂に到
着したときは雲はかなり消えてしまっていた。夏場のこの時期、函館ではよく見られる“海霧”．．．
山頂から眺めていると、立待岬の裏側から雲が次から次と湧き上がり、“海霧” として大森浜か
ら市役所庁舎の方向に流れ、函館港内まで行く間に消滅してしまう．．．。“海霧”は温かい湿っ
た空気が、冷たい海面の上を発生し、陸上に達すると暖められて消滅するという。発生のメカニ
ズムは別として、“海霧” の流れを眺めていると時間を忘れるが、夜の霧夜景は幻想的かも．．．
今朝早くイタリア船籍のクルーズ客船 “コスタ・ネオロマンチカ” （57,150㌧）が港町ふ頭に入
港．．．。これで、今年函館港に寄港予定のクルーズ客船３１隻のうち約半分が入港したが、
最終１０月１３日「ウェステルダム」の入港まで１６回残っている。まだまだ忙しい日が続く．．．
ところで、“コスタ・ネオロマンチカ”は全長およそ２２０ｍと新幹線車両８両分にも匹敵、乗客
定員数約１，６００人に８００近い客室、高級レストランやワイン専用バー、カジノなどの贅沢
な施設を取りそろえている。“コスタ・ネオロマンチカ”は１４日に福岡港を出港、舞鶴、金沢、
新潟を経由して函館に寄港、釜山（韓国）から福岡に戻る「日本海満喫１weekクルーズ」．．．
「市民の森のアジサイが咲き始めたぞう．．．」とのメールをもらい、まだ早いだろうとは思い
ながらも車を走らせた．．．。上湯ノ川町にある市民の森公園の “アジサイ園” には２１種類、
役１万３千株を有する北海道内最大規模のアジサイの名所。大きな手まりのようなホンアジサ
イやエゾアジサイなどが見ごろを迎えているが、この後９月まで次々と花を咲かせてくれる．．．
アジサイはどちらかというと雨の日により美しく見せるといわれているので、もう一度傘を差し
ながら訪ねてみようかな．．．。ちなみに、来週末２９日（日）市民の森公園を会場に“アジサイ
園”の魅力を満喫してもらおうとして「アジサイフェスタ」が開催され、各種体験会やゲーム大
会、抽選会などのイベントが行われる。その辺りに幾つかのアジサイも咲き出し綺麗かも．．．
１４日の朝、米海軍掃海艦“チーフ”が親善を目的に港町ふ頭に入港した．．．。入港時、予定の
時間に北埠頭から撮影に向かったが、すでに着岸済みで望みを果たすことが出来ず、今日の出
港に合わせ七重浜の堤防で待機．．．。予定時間より少し前、タグボートに曳かれ岸壁を離れた
が、港内を出るまでタグボードが“チーフ”から離れず、残念ながら艦船の全景を撮影できず．．．
ちなみに米海軍掃海艦“チーフ”は、排水量１，３１２㌧、全長６８ｍ、全幅１２ｍ、乗組員９０人．．．
