２４日に開花した函館のサクラ、昨日「サクラの満開」が気象台から発表された．．．。開花から ５
日目で満開、おちおちしていると散りザクラに変わる。その前に．．．、と今朝ラジオ体操を兼ねな
がら“桜花爛漫”の五稜郭公園にお花見見物。午前６時半、ラジオ体操が始まると、サクラの下に
大勢の市民が集まり手足を動かす．．．。青空なら桜も映えるだろうに今日は、一日中曇り空．．．
平成最後に函館港に寄港したクルーズ客船は“セブンシーズ・マリナー”(48,075ﾄﾝ)．．．。東京
港発で、仙台、函館を経由し ロシア、アラスカなど北太平洋の各港を巡り、最終目的地のカナ
ダ・バンクーバーには５月１６日到着予定。約６００名の乗客の皆さんは、早速バスに乗り込み
満開に咲く五稜郭公園のサクラなど市内観光の後、夕方、小雨のぱらつく函館を後にした．．．
２７日から始まった１０連休の期間中に、函館港にクルーズ客船が相次いで寄港する．．．。今朝
は、港町埠頭に 「セレブリティ・ミレニアム」 （90,963ﾄﾝ）、若松客船ふ頭に 「アザマラ・クエスト」
（30,277ﾄﾝ）が１時間ほどの時間差で函館港では久々の“２隻同時入港”．．．。折角“２隻同時入
港”するんだからツーショットで撮れるところはと、あれこれ悩みながら函館山山頂に決めた．．．
早朝５時半前、最初に現れた「セレブリティ・ミレニアム」．．．。２３日に１４日間の日程で日本各
地の春を巡るクルーズの途中寄港したばかりだが、今回は東京港から函館、ペトロハバロフス
クを経由して、カナダ・バンクーバーに向かうワンウェイクルーズ途中での寄港。全長約３００ｍ
の船体を滑るように津軽の海から函館湾に侵入、威厳を漂わせながら港町ふ頭に横たわる．．．
一方、は午前７時前に函館山裏側に姿を現したのが 「アザマラ・クエスト」 ．．．。この船は、１６
日に若松客船ふ頭供用第一号船として初入港、今回は横浜港発着で２週間かけて日本各地函
館含めて１１港を巡るクルーズに約６００名の乗客が楽しんでいるという．．．。全長約１８０ｍで
大きさからいえば「セレブリティ・ミレニアム」の半分ほどだが、容姿には遜色ない風格を感じる．．
「アザマラ・クエスト」 が函館港内に入ると、港町ふ頭に停泊する 「セレブリティ・ミレニアム」 を
横目で睨みながら、若松ふ頭に向かう．．．。確かにこんな場面は何度も見られるものではなく、
隣でファインダーを覗いている方と 「感動もんですね．．．」 といいながらシャッターを押す．．．
ところで、折角早起きをしたのだからと少し早かったが日の出の時間に合わせ函館山に向か
う．．．。どうしたことか、山頂駐車場は車で一杯で下のバス駐車場も満杯。しかも、ナンバー
を見ると道内はもとより本州方面のナンバーも多く、車の中で宿泊された方が大半のようだ。
その日の出の瞬間．．．、展望台で待っていた皆さんから一斉に「オゥ!!」と歓声が上がった．．．
五稜郭公園の 「ソメイヨシノ」、 昨日までの冷え込みから解放されたが、満開まであと一息．．．。
しかし、満開のサクラを待ちきれない花見客は、陽が落ちると明かりが灯る約５００個の祭り提灯
の下に集まり、花より団子とばかりジンギスカンの焼く美味しい匂いを漂わせどの輪も盛り上がっ
ている．．．。明日も天気予報では快晴、公園のサクラは見ごろを迎え今日以上に賑わいそう．．．
今朝、若松ふ頭にイタリアのクルーズ会社が運航するクルーズ客船“シルバー・ミューズ”が初
入港．．．。小雨が降る中、若松ふ頭に向かうクルーズ船 が目の前を走る絶好の撮影ポイント
の一つ海岸町船溜まりに車を走らせると、既に岸壁のあちこちにカメラを手にした 市民が駆け
つけている。ほどなく、真っ白な船体をした “シルバー・ミューズ”がゆっくり走りすぎていく．．．
“シルバー・ミューズ” は２年前に就航した新造船で、日本国内でのクルーズはこれが初めて
で、東京港発着の１４日間で乗客約５５０人を乗せ鹿児島、釜山、舞鶴、青森などの港を巡り、
函館が最後の寄港地．．．。総トン数 ４０，７００㌧、全長 ２１８ｍ、デッキ数 ８層で乗客定員は
６００名とそれほど大きくはないが、小型船にすることでサービスが 身近に感じてもらえるとい
うのがコンセプトとか。東京到着後、同じコースを再度運航函館には５月１６日に寄港する．．．
（ 午後６時、最終寄港地東京港を目指し出港する“シルバー・ミューズ” ）
明け方から降り始めた雨が、一日中降り続き 折角開花したサクラの花びらに、冷たい雨が容赦な
く打ちつける．．．。しかし、この時期に降る雨を “催花雨” といい「春だ、早く咲けと花をせきたてる
ように降る雨」で草木にとっては重要な雨のようだ。五稜郭公園に一昨日開花したサクラの花はしっ
ぽりと雨に濡れ、萎んでしまうのではないかと心配だが、雨に濡れて雫が 滴るサクラには、この時
期ならではの風情が感じられる．．．。今日の最高気温は８℃、この冷え込み、明日も続くという．．．
（傘を差して散策する観光客） （奉行所前の紅梅も咲き始める）
今朝、雨上がりの函館港にクルーズ客船“ウエステルダム”（82,348㌧）が港町ふ頭に姿を現す．．．。
“ウエステルダム” は、老舗のクルーズ会社 ホーランドアメリカラインが運航するオランダ船籍のクル
ーズ客船で、去年１０月函館港へ初寄港を果たし、引き続いての寄港．．．。雨は上がったものの強い
北風が吹き付ける生憎の天候だったが、乗客の皆さんは笑顔でバスに乗り込み函館観光を楽しむ．．
今朝、函館地方気象台から、五稜郭公園にある「ソメイヨシノ」の標本木に５輪以上の花を確
認し「函館の“サクラ開花”が観測された」との発表あった．．．。ここ数日の初夏のような陽気
に後押しされて、民間気象会社の予想より数日早い開花となったようだ。しかし、明日から寒
気が近づき気温が下がり、満開は少し先になりそうなので、お花見は長く楽しめるのかな．．．
（標本木の開花状況） （場所によっては７分咲き？）
今朝早く、クルーズ客船 “セレブリティ・ミレニアム” （90,963㌧） が、港町ふ頭に 昨年９月以来半
年ぶりに入港．．．。ところが、昨年入港時と少しイメージが違う、船体の塗装を ツートンカラーに
変え、まるで別なクルーズ船になっていたが、船内も大改装されたとのこと。今回は、横浜発着で
２０００人ほどの乗客を乗せ、１４日間の日程で日本各地の春を巡るという羨ましいクルーズ．．．
函館の今日の最高気温は１８℃を超え、お花見頃の陽気．．．。五稜郭公園外堀散策路近く
にあるお菓子屋さんの裏の「ソメイヨシノ」はこの陽気に誘われ、一足お先に開花。ここのサ
クラは陽射しが建物に反射しての影響か、毎年標準木より４，５日早めに咲いている。公園
は夜桜を楽しむ提灯の取付も終わり、後は気象台の職員の方の「開花宣言」を待つばかり．．．
ところで、気象予報士の話によると、サクラの開花予想をするのに３月１日からの最高気
温を足し算して「５００℃」を超えたときにサクラは開花するという “５００℃の法則” という
のがあるそうだ。この法則で行くと、函館は今日まで４９０℃．．．。ということは、明日、明
後日には開花？．．．。確かに、標準木のつぼみは大きく膨らんでいる、当たるかな？．．．
クルーズ客船としては世界的にも有名な英国の “クイーン・エリザベス”（99,000ﾄﾝ）が、今
朝快晴の港町ふ頭に初入港．．．。英国女王の名を冠することを唯一許された「海の女王」
が接岸すると、ふ頭にいる関係者も気品漂う巨大船体を見上げる。今回、 “クイーン・エリザ
ベス”は横浜発着１０日間の日程で函館の他、秋田、金沢、韓国・釜山など７港を巡る．．．
港町ふ頭には、ききょう幼稚園の園児が 待機．．．。 “クイーン・エリザベス” の着岸を待って
「よさこいソーラン」と函館名物「イカ踊り」で歓迎。デッキや客室のバルコニーから歓声と拍手
が聞こえる。ハッチが開けられると、早速、乗客の皆さんは函館観光にとバスに乗り込む．．．
“クイーン・エリザベス” の出航は 午後６時．．．。ふ頭には、日中通訳ボランティアとして活
躍した遺愛女子高校の生徒さんと市民が函館名物「イカ踊り」で見送る。朝の園児の 「イカ
踊り」と同様、デッキやバルコニーでは乗客の皆さんが手拍子で応援、一緒に踊る姿も見ら
れる。好天に恵まれ、函館観光を楽しんでくれたのかいつまでも大きく手を振り続けて名残
惜しそうだ．．．。“クイーン・エリザベス”は、２０２０年も複数回の寄港が予定されている．．．
五稜郭公園のサクラの開花が迫る中、五稜郭タワーに“巨大鯉のぼり”が姿を現した．．．。毎
年恒例で、高さ１０７ｍのタワーを支柱に見立てて吹き流しの下に体長１２ｍもあるというまごい
など３匹の鯉のぼりが春風に吹かれながら青空を悠々と泳ぐ姿に、市民や観光客は足を止め、
空を見上げ春の風物詩を楽しんでいる。２７日からは 「マグロのぼり」 も一緒に泳ぐそうだ．．．
今朝、友人から「水産実習船が来ているぞ!!」とメールをもらう．．．。早速、係留されている海
岸町に車を走らせたが、熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」が張り付いた白い船体の
水産実習船“熊本丸”（495ﾄﾝ）が横たわっている。この“熊本丸”は、県立高校の５代目“熊本
丸”として今年の２月に竣工、今回が初航海で１４名の実習生を乗せ１２日に熊本を出港、東
京港経由で函館に寄港。 明日函館を出航し、途中訓練をしながら２６日に熊本に戻る ．．．
昨日、今日と気温は２０℃近くまで上がり、函館は初夏の陽気．．。この陽気に誘われてか、
五稜郭公園の“胴吹き桜”が開花している。胴吹きの桜が、外堀よりも郭内で先に咲くのは珍
しいそうだが、今年は日当たりが良く幹が暖められたのではないかといわれている 。 “胴吹
き桜” は、幹などに直接芽を吹く 桜の花だが、これは老木や古木に多く見られるそうだ．．．
ということで、 “胴吹き桜” はサクラの木にとって歓迎される花ではないようだが、気になる標
本木．．．。確かにサクラのつぼみは大きく膨らみ、素人予報士の見立てでも来週後半までに
は間違いなく「五稜郭公園で桜の開花」を宣言出来そうだ。いよいよ函館も桜の季節到来．．．
ＪＲ東日本の豪華寝台列車 “トランスイート四季島” が今年度の運行を開始、今朝早くその
第一便が函館に到着．．．。多分乗ることはないだろう、せめて出迎えだけでもと函館駅近く
の海岸町で待機。ここなら誰もいないだろうと思いきや、撮鉄さん２人が既にカメラを構えてい
る。ほどなくして、シャンパンゴールドに輝く10両編成の “四季島” が音もなく滑り込んでくる。
撮鉄さん「次は何処で狙おうかな」と足早に立ち去っていったが、確かに絵になる列車だ．．．
