今日で１１月は終わり、残るカレンダーは１枚．．．。今日から函館の街がイルミネーションで彩
られるイベント「はこだて冬フェスティバル」が始まった。“函館駅前広場”に設置されているイル
ミネーション．．．。「函館山」をイメージしたオブジェに、イカ釣り船の 「いさり火」 に見立てた大
きな球状の電飾が吊され、花壇には「海」を思わせるブル ーの灯りが幻想的な雰囲気を醸し
だす。電飾は人の動きに反応して点滅し、函館駅から大門・松風町へと光の海が誘導する．．．
（ ※ 小さな写真２枚は左クリックで拡大する。）
昭和３８年当時の東京大学の茅誠司総長が卒業式で学生に向けて「小さな親切」の実行を呼び
かけたことをきっかけに“「小さな親切」運動”が始まった．．．。１０年ほど遅れたが、昭和４９年
に函館に支部が発足し 「できる親切・すぐやろう」 をスローガンに取り組みを続け、その輪も広
がって今年は支部創立４５周年を迎えた。今夜、その記念式典が行われ参加させてもらった．．．
式典では、事業推進に貢献した支部役員の永年役員功労表彰や学校や企業などへの特別
表彰を行い、創立４５周年特別事業として函館市、北斗市、七飯町の小中学校１０校に車椅
子「夢のかけはし号」を贈呈した。記念式典の後、“「小さな親切」運動”本部代表で元文部科
学大臣の鈴木恒夫氏が「“小さな親切”を日本のすみずみに」と題しての講演が行われ、鈴
木代表が運動に係わったきっかけや“「小さな親切」運動”広めていく重要性を語っていた．．．
（式典、講演会の後は祝賀会．．．、美味しい料理とMr.Tmyのマジックショーを楽しむ）
（ ※ 小さな写真４枚は左クリックで拡大する。）
我が家の近くを走る市道本通富岡線、通称・旧戸井線の街路樹は “ナナカマド” ．．．。気が付くと
葉っぱも落ちて、赤く熟れた実が鈴なりに付き見た目も美味しそうだ。雪が降り出すと小鳥たちの餌
になるんだろうなあ．．．、と眺めているとカラスが２羽赤い実を啄み始めたが、まだ早いのか早々
に立ち去る。たわわに残る “ナナカマド” の実が無くなると春の訪れ、まだまだ先の話だなあ．．．
いよいよ始まる函館の冬のイベント「はこだてクリスマスファンタジー」．．．。そのシンボルとな
る “巨大クリスマス・ツリー” が今朝、会場となる赤れんが倉庫群前に２隻のタグボートに曳
航されて到着。例年だと函館の姉妹都市カナダ・ハリファックス市から海を越えて運ばれてく
る幸せのモミの木なのだが、今年はハリファックス市周辺がハリケーンの直撃を受け、残念
ながらモミの木の手配が出来ずに今年は北海道産のトドマツがその役目を担っている．．．
北埠頭でイルミネーションの飾り付けを終えた“巨大クリスマス・ツリー”は、赤れんが倉庫
群前の海上に浮かぶ台船に乗せられ準備完了．．．。早速、通りかかった観光客が「でっ
かいなあ～」と言いながらスマホを向けていたが、いよいよ今週末の３０日から１５万球の
電球で彩られた高さ２０ｍの“巨大クリスマス・ツリー”が函館の夜を華やかな光で包む．．．
（ ※ 小さな写真２枚は左クリックで拡大する。）
来年４月２４日白老町に開設される「ウポポイ（民俗共生象徴空間）」とアイヌ文化をより知って
もらおうと、五稜郭タワーアトリウムを会場に“アイヌ・フェスティバル２０１９”が開催された．．．。
会場では、アイヌ文化の紹介コーナーや文化伝承保存会の皆さんがアイヌの古式舞踊を披露
し、多くの来場者が興味深く眺めていた。来年４月、ウポポイに一度は足を運びたいもんだ．．．
（ ※ 小さな写真３枚は左クリックで拡大する。）
「写真道展・函館巡回展」が函館市芸術ホールギャラリーで開催されている．．．。写真道展は
今年で ６６回を数える歴史あるコンテストで、応募作品約６千点の中から選ばれた入賞・入選
作品３０６点が展示されている。“一瞬”の場面をカメラに収めた作品が多く、それは偶然できる
技ではなくその陰の努力を垣間見ることができる。さすがにどの写真も素晴らしい．．．。「道写
協函館支部会員作品展」が同時に開催展示されていたが、皆さんの写真も負けていない．．．
（ ※ 小さな写真２枚は左クリックで拡大する。）
今夜、市内のホテルで開催された函館文化団体協議会主催の“市民文化交歓の集い”に参加させ
てもらった．．．。市内にある４０余りの文化団体から約１９０名が参加、集いでは文化・芸術に功労
・功績のあった２人に「白鳳章」・「青麒章」の贈呈が行われ、その後、日本舞踊による祝賀ステー
ジやビンゴゲームなどで楽しみ、最後は参加された皆さんの「はこだて賛歌」の合唱で終わる．．．
（ ※ 小さな写真２枚は左クリックで拡大する。）
函館の冬の一大イベント「はこだてクリスマスファンタジー」が今年も金森赤レンガ倉庫群の前
で１１月３０日から始まる．．．。その主役は高さ約２０ｍを超える “巨大クリスマスツリー”、例
年函館の姉妹都市カナダ・ハリファックスから友好の証として届けられるのだが、今年はハリケ
ーンの影響でモミの木にも被害を受け提供できないとのことから、道内産のトドマツで代用。既
に函館港の北埠頭で出番に向けて約１５万球の電球等の飾り付け作業が進められている．．．
（ 巡視船「かの」 ） （ 函館港の夕景 ）
ところで、港内を車で走っている際、珍しい船を見つける．．．。海上保安庁の巡視船「かの」で、
調べてみると下田海上保安部所属で総トン数３３５㌧、全長５６ｍ、目的は定かでないがこれで函
館まで良く来たもんだ。しかし、守備範囲は下田港から八丈島までらしいので台風シーズンの太平
洋を走り回ることを考えると楽かも知れない。ともあれ、ご安航を祈りながらシャッターを押す．．．
（ ※ 小さな写真２枚は左クリックで拡大する。）
写真歴６０年という知人のアマチュアカメラマンが、１月以来となる２回目の写真展 “大沼 感
動の風景” をＮＨＫギャラリーで開催、足を運んできた．．．。ギャラリーには函館の身近な自然
風景として撮り続けてきた大沼国定公園の写真３４点が並べられ、駒ヶ岳と大沼や小沼が奏
でる四季折々の表情を、この写真を通して何かを感じてもらえればという。これまで作成した写
真集も５０冊を超え、また機会があれば発表したいと意気込む。写真展は１１月２５日まで．．．
（ ※ 小さな写真２枚は左クリックで拡大する。）
昨日からの強い北風が連れてきたのか、今朝窓を開けると一面の“雪景色”．．．。我が家の前は積
雪１０ｃｍほど積もり、今年初の雪かき出動。雪かきもほどほどに五稜郭公園に足を運んでみると、
昨日までの晩秋の佇まいから一気に“雪景色”に変わり、広場の箱館奉行所も寒さに震えている．．．
今朝の最低気温は氷点下４℃まで下がり、時折の吹雪模様の天気にもかかわらず公園を訪れる観
光客は防寒服に身を包みながらも、この “雪景色” を楽しんでいる．．．。奉行所横に残ったモミジ
の紅葉と雪のコラボをファインダー越しに楽しませてもらったが、この秋素晴らしい紅葉を見せてくれ
たサクラの葉は残念ながらほとんど散り、裸になったサクラの木は春への準備に入ったようだ．．．
（ ※ 小さな写真３枚は左クリックで拡大する。）
今朝、日の出前に函館港港町ふ頭にクルーズ客船“セレブリティ・ミレニアム”（90,963㌧）が入
港．．．。今年は、４月１３日の「ダイヤモンド・プリンセス」から今回が４７隻目の寄港で、これま
での年間寄港隻数を大きく更新した。来年も今年初寄港を果たした「クイーン・エリザベス」や
函館港お馴染みの「飛鳥Ⅱ」など、今年以上の寄港が予定されており、また、秋には若松ふ頭
に９万トンクラスまでの客船が接岸も見込まれ、函館港はますます賑わいを見せてくれる．．．
ところで、今朝入港の“セレブリティ・ミレニアム”．．．。入港時間が午前６時３０分と函館の日の
出の時間とほぼ同じで、冷たい北風がふき荒ぶ生憎の天気だったが、入港を歓迎するかの如
く一瞬朝焼けの中に朝日が顔を出していた。“セレブリティ・ミレニアム”は横浜発着で神戸、高
知、鹿児島、釜山などに寄港した後、３６時間かけて日本海を北上し函館を目指てきたという
が、日本海荒れただろうなあ。北海道へのクルーズは１０月までがシーズンかも知れない．．．
（ ※ 小さな写真４枚は左クリックで拡大する。）
今朝、所用で谷地頭町を走った際、“函館八幡宮”境内を彩るイチョウの黄葉が目に入り立ち
寄った．．．。裏参道から車で入ると、葉の落ちたサクラの木の下に並ぶ石灯籠の向こうには
巨大なイチョウの木が色づき、境内は晩秋の佇まい。残念ながら今にも雨の降りそうな生憎
の天気だったが、それでも境内のあちこちに素晴らしい紅葉を楽しませてくれる。明日から気
温が下がり、「雪」マークも顔を見せているが、これが今年最後の紅葉見物かも知れない．．．
（ ※ 小さな写真は左クリックで拡大する。）
函館は最低気温が－１．５℃と金曜日に続いて今シーズン２度目の氷点下．．．。窓を開
けるとうっすらと雪化粧、早速、「雪の五稜郭を」 とカメラ片手に足を運ぶ。 冷え込んで
はいるものの燦々と輝く朝日に照らされ、紅葉した葉に乗っかっていた雪は落ちてしまっ
ていたが、五稜郭公園入口の一の橋の傍にある“五稜郭（模型）”は一面の銀世界．．．
（ ※ 小さな写真２枚は左クリックで拡大する。）
昨日までの寒気が抜けきらないのか、今日も気温は ６度までより上がらず、また、日中も１０ｍ
を超える強い西風で体感温度はさらに低く感じられる．．．。風が弱まった午後、ウォーキングを
兼ねながらカメラ片手に五稜郭公園を一回りしてきたが、サクラの葉も所によっては半分程度落
ちて既に “晩秋”の佇まい。それでも、春、満開のサクラの下で記念撮影をしていた観光客の姿
は絵になったが、サクラの紅葉のなかに姿を現す箱館奉行所、これだって負けてはいない．．．
（ ※ 小さな写真２枚は左クリックで拡大する。）
真冬並みの寒気を連れてきた低気圧の影響で、道内各地に強風や大雪をもたらしたが、昨日の予報で
は函館も積雪が予想されていた．．．。今朝、強い風が窓を叩いていたものの、幸いうっすらと雪が覆う
程度の積雪。まだタイヤ交換を終えていないこともあり心配した反面、紅葉の上に雪も期待していた．．．
そんな期待を持って“香雪園”へ．．．。見頃は過ぎたとはいえ、まだ場所によっては「錦秋の輝き」
を見せていた紅葉、昨夜の強い風でイチョウの葉や赤や黄色のヤマモミジやイタヤカエデなど落
葉が地面を覆うが、まだまだ風や雪に負けてなるものかと踏ん張る姿には応援したくなる．．．
（ ※ 小さな写真４枚は左クリックで拡大する。）
