JA阿寒

「農業の発展と地域経済への貢献」をモットーに事業・運営を行っています。

JA女性部総会開催

2012-03-30 13:09:28 | イベント・行事

 3月26日(月)、赤いベレーに於いて、阿寒農協女性部第49回通常総会が開催されました。
 女性部員27名が出席しました。
 JA阿寒、釧路市農林課、釧路農業改良普及センター、よつ葉乳業の来賓挨拶の後、大畑礼子さんの議長により議事が行なわれました。
 平成23年度の事業報告の後、平成24年度の事業計画が協議され、女性部設立50周年記念事業について協議されました。終始和やかに総会は進められ、議案については全会一致で決定致しました。
 総会終了後、懇親会を行い、いろいろな意見交換をしていました。「家の光」記事活用体験発表で全道大会最優秀賞を受賞し、全国大会に出場した副部長の菊池千恵子さんの発表と国内視察旅行(九州)について副部長の安藤直子さんが報告を致しました。
 今後も女性部の活躍を期待しています。


地産地消企画「阿寒丹頂和牛」販売

2012-03-26 13:08:33 | イベント・行事

 3月24日(土)、釧路和商市場において黒毛和牛「阿寒丹頂和牛」の即売会を開催致しました。
 「阿寒丹頂和牛」は、畜産農家の日々真摯な取組と日本が誇れるマリモの眠る阿寒湖の大自然から湧き出た美味しい水と空気、丹頂鶴の営巣地で温和に育ち、安全で良質の飼料と成長に合わせたきめ細かな飼料給与体系がこだわりの味を作り出しています。
 釧路市内での販売は、初めての試みでしたが試食コーナーも賑わい盛況の中、午後3時に終了致しました。
 「阿寒丹頂和牛」拡販に向け、今後も定期的に即売会を開催すると共に、レストラン等への販売も進めていく予定です。




釧路市農業研修会開催

2012-03-19 13:06:03 | 研修会・勉強会

 3月15日(木)、阿寒行政センターにて釧路市農業研修会が開催されました。
 研修会では「家畜伝染病予防法改正に伴う飼養衛生管理基準の見直しについて」と題して北海道釧路家畜保健衛生所予防課の太田晴喜氏が講師を務めました。
 研究発表では阿寒青年部4HCの今村恭法さんが「今自分の考える仔牛の増体」と題して、薬を使わず丈夫な仔牛をつくりたい!の思いより、現在までの活動を発表しました。


新入職員紹介

2012-03-16 12:37:47 | お知らせ

農協本店 管理課付
 田西 光徳
生年月日 昭和61年9月26日
出身地 上士幌町
出身校 JAカレッジ
趣味 読書、スポーツ観戦 
抱負 「明るく、元気よく」職務を行って行きたいと思っています。皆さんにはご迷惑をお掛けすると思いますが、よろしくお願い致します。


普及センターコーナー

2012-03-12 13:10:58 | お知らせ

大切な乾乳期間の飼養管理
 乾乳期間は次の泌乳へ向けた休息期間です。
 飼養管理をしっかり行い、分娩前後の事故を少なく過ごすことが重要です。
 乾乳牛の管理方法改善へ向けて今一度見直して見ませんか。

一 乾乳期間の必要性
 乾乳期間は、乳腺組織とルーメン絨毛を休ませることによって次の泌乳へ向けた準備をします。
 乾乳期は三つの期間からなっていて (図一)、五五~六〇日間が一般的です。



 三産以上の高泌乳牛では四五目間でも乳期乳量に問題がないといわれています。
●第一期間:搾乳休止により乳腺組織の退縮が始まり、三〇日で完全に停止します。
 粗飼料主体のエサでルーメンの絨毛が短くなります。
●第二期間:乳腺組織にとって真の休息期間です。
●第三期間;分娩の約一五~二〇日前から、乳腺組織の再生と乳腺内で初乳が分泌されます。
 泌乳期間に増給される濃厚飼料に向けてルーメン絨毛を発達させる期間です。

二 飼養管理のポイント
 乾乳期間は、子宮内の胎児は急速に大きくなり、体が重く動きが鈍くなってきます。
 子宮に圧迫されたルーメンの容積を保ちながら、分娩後も食い込めるようにしたいものです。
 そのためには、ストレスを少なくしたり、乾物摂取量を低下させないような配慮が必要です。

つなぎ飼いでの飼養環境の見直し

牛床は寝起きをしやすく
●牛床マットの導入や敷料を多めに投入することで、滑らない・乾いた・クッション性が高い牛床にしましょう。
●牛床が短ければスノコを利用したり、牛床延長の改善をしましょう。
●自由な寝起きや休息のために、タイストールへ改善することも方法です。



いるでも水が飲める
●ウォーターカップや水槽内のゴミは取り除いて清掃しましょう。
●吐水量の確認も必要です。

換気を良くする
●窓を開け、外の新鮮な空気を牛舎内に取り入れましょう。
 扇風機を利用した暑さ対策や湿気を抜きながらの寒冷対策をしましょう。

給与飼料の見直し
 良質な粗飼料を準備して腹いっぱい食べられるようにすることが大切です。
 しかし、乾乳期にカルシウムコントロールができなかったり、過肥につながる栄養濃度の高いエサを給与すると、分娩後にさまざまな疾病を招く恐れがあります。
 つなぎ牛舎では搾乳牛と区別して飼うことが重要です。
いつでも食べられるエサ準備
●よだれなどで汚れたエサは取り除いて、できるだけ新鮮なエサを食べられるように給与回数・エサ押しの回数を増やしましよう。

盗食防止対策
●乾乳牛のみ固めて飼える専用の場所を用意する。
●一頭分の牛床を空けて繋いだり、飼槽側に仕切りをつける。