7月29日、第104回釧路種馬共進会開催されました。当日はあいにくの雨という事もあり、ホクレン釧路地区家畜市場の中で行われました。
審査員は、公益社団法人日本馬事協会業務部参事山下大輔氏が務めました。
当JAからは13頭出品し、7頭が入賞致しました。
その中で、山根勝幸さん出品の春桜号が最高位に選出されました。
おめでとうございます。
25日札幌にて「TPP交渉参加に抗議し TPPから北海道を守り抜く総決起大会」が開催されました。
当日は、約7,000人が集結し、当JAからも15人が参加しました。
総決起大会後は中島公園から大通公園西4丁目広場までデモ行進をし、TPP交渉参加への怒りや危機感を広く訴えました。
本年の農作業受委託事業の一番牧草収穫作業が6月17日から開始され、7月16日終了しました。(昨年終了7月14日)
阿寒TMRセンターは6月23日から開始され、7月13日終了(昨年終了7月8日)
釧路TMRセンターは6月22日から開始され、7月13日終了(昨年終了7月15日)
今年は雨の影響もあり、昨年の収穫作業より遅くなってしまいました。
7月6日(土)JA阿寒とれたて市「愛菜館」が赤いシャッポ横にて今年の営業を開始しました。
オープン初日は61組の方がご来場致しました。
今後も毎週土曜日、午前9時~午後1時迄開催致します。
ビタミンAのはなし
~ビタミンのはたらき~
ビタミンは乳牛の体が正常に機能するために必要不可欠な物質です。
ビタミンには動物体内で合成されるものと、飼料から摂取しなければ不足するものがあります(表1)。
ビタミンAは体内では合成されないので、給与される飼料の内容によって乳牛に供給される量は大きく変化します。
~ビタミンAとは~
乳牛のビタミン要求量で一番多いのはAです。
これは「粘膜保護ビタミン」とも呼ばれ、皮膚や粘膜が角質化することを防ぎ細菌からの感染防止に役立ちます。
ところでビタミンAは牧草には含まれていません。
乳牛は、牧草に多く含まれるβカロテンを採食し、βカロテンが小腸で分解されビタミンAに変化します。
生草には多く含まれていますが、サイレージや乾草にすると少くなくなり、穀物・粕類にはほとんど含まれていないことがわかっています(図1)。
~乾乳牛への給与について~
搾乳牛にビタミンAを給与すると良いという話を聞きますが、乾乳牛にはどうでしょうか。
乾乳牛は分娩前から初乳へのビタミンAの移行があるため多くの量を必要とします。
要求量としては搾乳牛に近い量が必要です(表2)。
搾乳牛は飼料中の穀物に添加できます。
しかし乾乳牛には粗飼料給与割合が高いので、低品質の乾草やサイレージを給与する時は注意が必要です。
現実的な給与対象としては、免疫上のストレスがかかるお産前一週間の給与が良いと考えられます。
最後に、「ビタミン給与」という作業がこれまで取り組まれてきた管理に加わることによって、いい結果をもたらすことを期待しております。