<1月>
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エサの掃き寄せ
牛がエサを食べたいときに、不自由なくエサを食べることが出来ると、乳量・乳成分を向上させることが可能となります。
そのためには牛の採食行動に合わせてエサを掃き寄せてあげましょう。
一 エサを掃き寄せる意味
エサが届かない場所にあると、牛は遠くのエサを食べようと、ません棒などに全体重を押しつけエサを食べようとします。
このような状態が長く続くと体に傷やコブが出来ます(写真一)。
そして終には、エサを食べることをあきらめてしまいます。
エサを掃き寄せることにより、牛が不自由な姿勢でエサを食べることを防ぐだけでなく、エサに興味を持たせ、採食行動を刺激します。
その結果、「もう一口多くエサを食わせ込む」ことが可能となります。
二 エサの掃き寄せタイミング
図一は、牛の採食・休息・反芻の行動サイクルを示しています。
牛の一回の採食時間は二〇~三〇分程度で、エサを食べた後、一時間ほど経過してから反芻を行います。
そして一~一・五時間ほど反芻を行うと、再びエサを食べます。
したがって、給餌二~三時間後に、遠くにとばしたエサを掃き寄せる必要があります。
また、フリーストール牛舎などでは、給餌二〇~三〇分後に最初の掃き寄せを行うと、採食スピードの遅い初産牛などが、経産牛などの強い牛に邪魔されず、腹一杯エサを食べることができます。
三 エサの掃き寄せ位置
届かなくなったエサは、牛が最も食べやすい位置に掃き寄せるようにしましよう。
飼槽隔壁にエサを寄せすぎると、牛はのど元が圧迫されるのを嫌がり、斜めになってエサを食べるようになります。
そうすると、一度に飼槽に並べる頭数が少なくなります(写真二)。
そのためフリーストール牛舎などでは、飼槽隔壁から少し離して掃き寄せるようにしましょう(図二)。
みなさんの農場でもエサの掃き寄せを確認し、改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。
内容に関してご不明な点がありましたら、普及センターにご連絡下さい。
新たに農業研修生が農業研修施設ドリームに入居し、研修を行なっていますのでご紹介いたします。
木村祐介さんは12月8日より沼田芳孝牧場にて実習研修を行っています。
みなさんよろしくお願い致します。
12月7日、鶴居村多目的センターにおいて平成23年度釧路管内青年農業者会議が行われ、プロジェクト発表やアグリメッセージ発表がありました。
当農協青年部4HCからは、今村恭法さんが「今自分の考える牛の増体」という仔牛の体調管理(整腸剤の利用)の研究成果を発表し、見事「優秀賞」を受賞いたしました。
おめでとうございます。
なお、今村さんは1月31日に行なわれる全道大会に出場し、全道一を目指します。
<12月>
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