フラメンコギタリスト 渡辺イワオ 

教室案内、ライブ情報などお知らせします。

ディスクユニオン

2011-11-13 | 日記
最近、よく働いたので、
また悪い癖が出てきました。

そう、CD買う病です!

この前、ネットで取り寄せたCDが
マニアックだったので高かったです。
一枚4800円を三枚。

後は、電話で取り寄せたCDが約三千円を二枚。
一枚一分くらいしか聞かなかったけど
確実にハズしました、、

そして、さっき、久しぶりに、
ディスクユニオンで中古CDを
四枚買いました。
安いから良く値段見ないで
レジに持っていったら、
店員さんが真面目な顔で、

「四枚で、1400円になります」


吹き出しそうになりました。

、、そんなわけねーだろっ!バシッ!
ってスリッパでツッコミたくなりました。

高級なフランス料理食べに行って、
お会計で
「30円になります」
って言われたら、
いったん、シーンとして、

そんなわけねーだろっ!バシバシって
みんなだってやると思います。
やるしかないと思います、選択肢が。

そんな、、感じです。

安くて嬉しいのと、驚きと、チープ感で
笑ってしまうんでしょうね。
その心理が面白くて書きました。

東京のタブラオ

2011-11-10 | 日記
やはり、景気がこの先どうなるかは、
自分たちに大きく影響します。

人は生活に余裕がなければ、
娯楽にお金を使ってくれません。
失業してハローワークに行ってる人が
増えるわけだし。

時代は常に変わっていきます。
上手く対応していけないとダメだと思います。
同じ事をしてれば安泰だとは思えません。

フラメンコのショーを見てみれば、
やってる事は、
昭和とあまり変わってないです。
ただ、昭和はあの衣装で、
ギターかき鳴らすのが、
ポップに見えたかもしれない。
今はもう違う。
時代は常に変わるし、平成だし、
そこで呼吸してないとやはり不自然でしょう。
これは、フラメンコに限らず
全ての芸能もそうです。
ただ、時代に関係なく良い物は
残ります。

特に日本は観光地ではない。
現地の人が観光客に向けてやる事と、
それをそのまま日本でやる事は
同じじゃないと思います。

タブラオは都内で四軒潰れました。
自分はそこに非常に危機感を感じます。
それは、店側も問題があったかも
しれないけど、不景気も影響あったかも
知れないけど、
俺たちに一切責任はなかったんでしょうか?

踊りの人は自身の教室があり、
また、そうしないと事実上生活していけない。
だけど、必ずしもステージに立たないといけない
わけではない。

もし、ステージにこだわるなら、
お客さんは自分たちのバロメーターだと
おもはず。タブラオが潰れるのは、
やはり自分たちの不甲斐なさだと
俺は思います。

自分たちがやりたいだけなのか、
お客さんの為にやるのか、
みんながもう一度良く考えないと、
東京のタブラオなくなっちゃうと
自分は考えてます。


今日の伴奏

2011-11-09 | 日記
最近クラス伴奏をよく頼んでくれる方
がいます。
今日もしてきました。

その人は日本人だけど、
40年くらいずっとスペインで生活して、
もう亡くなったけど、
天才的なバイラオールの奥さんで、
ずっとフラメンコを習い続けてきた方です。

今は何歳なのか聞いてないけど、
(60前後くらいかな?)
そのバイタリティや
フラメンコを愉しむ姿勢や
フラメンコの美しさに
びっくりしっぱなしです。

歳だからって、なよなよしてないんです。
か弱くないんです。
手抜きが一切ありません!
若い人でも難しいような、
凄く難しいエグいコンパスも
バンバン入れてきます。
そのどれもが、
力強くてムイフラメンコなんです。
一時間半ずっと踊りっぱなしです。
疲れたなんて、絶対に言いません。

、、本当に、本当に信じられない。
男なんて、絶対にそんな力はない。
俺だったら、あの歳であんな事出来ない。
女の人の方が長生きだし、
男なんてか弱い生き物だなって思います。


あの人が例外なんでしょう。
人の頼るのが嫌いな人なので、
労わったりしたら、きっと怒るでしょう。
とにかくタフで針が強い人です。





オペラ座の怪人

2011-11-04 | 日記
この前、わけあって宝塚ファンの
お店の中で佇んでました、、

宝塚ファンじゃありません。
見た事もないし。
かなり場違いで恥ずかしかった、、

でも、そうするしかなかったんだから、
仕方ないじゃないですか!
仕方なかったんです!

そこで、たまたまオペラ座の怪人の
日本語版の音楽をかけてました。

それを聞いてて思ったんですが、
あっちの舞台を日本に持ってきて、
日本語に変えて歌うのは良くあるでしょ?

劇団四季とか宝塚が
そうだと思います。
テレビで宣伝してたの見た事ある。

見に行った事がないから何とも言えないけど、
今度機会があれば行ってみるけど、
その音楽についてだけ言えば、
もう少し改良出来る気がしました。

日本語にするには、翻訳しただけじゃ
不十分な気がするんです。
詩を書くのは、
日本語の美しさやリズムを分かってる
詩人みたいな人が書いた方がいい気がする。

意味が通じればいいんじゃないよ。
違う!美しくないといけない!
そうしないと、
不思議な事に、メロディが消えてしまう。
そしたら、やる意味すらなくなってしまう。

乱暴に言えば、ナンセンスだけど、
筋書きを多少変えてでも、
その曲を美しくしないと
いけないんじゃないかな?
筋が大事なんじゃなく、
パフォーマンスが大事な気がします。

言われなくても、
凄く頑張ってるんだとは思います。
俺なんかに心配されなくても、
頑張ってるんだと思う。
専門に勉強してる人達だもんね。

、、本当に見てもいないのに、
こんな事言っちゃいけないしね。


外国の歌を日本語に直すのは、
凄く難しい作業だと思います。
日本語のリズムは世界的にも変わってるからです。

でも、きっと大事だよ。
凄く才能のある人じゃなきゃ出来ない。


さてと、、

みなさん、、さようなら、、


って、違う!
批判じゃない!
批判したんじゃないの!
バカ!銃口をこっちにむけるな!
そこが良くなったらいいんじゃないかな?
ってほんのちょっと、
ほんのちょっと1ミリ思っただけです。

だけど、俺たちと似たような悩みを
きっと持ってると思うよ。

外国の物やるのって何でも大変なんだよね。