くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

こどもの本のブックガイド

2009-01-05 09:03:54 | 総記・図書館学
お話会とか読み聞かせとか興味ないですか。うちの子たちはしょっちゅうわたしに本を読んでと要求します。絵本は読んであげますが、テレビものの雑誌は読みません。
この前、フィンランド・メソッドによるとかいう「親子で書こう! 100冊読書日記」(経済界)というのを買ってみました。
これはすごいですよ。おすすめの本100冊の表紙がシールになってついていまして、うちでは取り合いになりました。さらに、本の案内をめくっていた息子が、
「なにこれ! 『はれときどきぶた』だって!」
というわけで、借りてきましたよ、「はれときどきぶた」。もう夢中です。
「ぶたぶたふれふれかあさんがー」と歌ったり、「ぶたがえる」と笑ったり。
読まされるわたしは、今まで読んだ本に比べると長いので、なんだかうつらうつらしてしまうのですが。
このガイドはそれこそ「定番」の本を集めているので、ちょっとそれ以外の本を仕入れたいと思う人には、赤木かん子「かならず成功する読みきかせの本」(自由国民社)を。自然科学の本も読み聞かせにはむいているという主張や、自分の声に合う内容の本を読もうなど、納得のガイドです。ボランティアなどセミプロ向けではありますが。図書館には「定番」の本はもう入っているものだし、わざわざお話会に足を運ぶ人はそういったものはもう読んでいるでしょう。赤木さんの本読みに対しての真摯な姿勢も、わたしは素敵だと思います。Q&Aで、「うたいました」と書いてある部分は歌ったほうがいいのかと聞かれ、ちょっと素っ気ないかも、と思うような言葉を返します。
「時と場合によります。でも、わからないのでしたら、やらないことです。できる人って……誰に聞かなくてもやりかたがわかるんです。だから初めから聞いてこないの。聞いてくるかたは……やらなくていいです」
あー、そうかもなー、という気がします。それは、聞く人の立場にたてるかどうかということですよね。
わたし、ブックガイドを読むのが大好きなのです。古典に関するガイドが出ているのでAERA with kids冬号を買ってしまいました。網野善彦ほか編の「いまは昔 むかしは今」を読んでみたいなー。

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1 コメント

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Unknown (ミリオン)
2024-04-17 11:41:00
おはようございます。
絵本は素敵ですね。見るのが大好きです。頑張って下さい。今日の朝は、「虎に翼」の第13回を見ました。

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