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伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

誰でも今から強く成れます

2012-02-04 10:40:11 | 禅の言葉

上杉謙信は、戦国大名のライバルたちから最強だと恐れられ、その立ち振る舞いが剣聖とも呼べる清い武人だったと伝承されます。
1.自ら領土を広げるための戦はしない。ただ、攻められれば、鬼のように徹底的に撃退する。
2.敵の大名が代替わりして不安定な時期は、逆に相手が安定するまで戦を避けた。敵が食料に困っていれば、その供給を陰から助けた。要は、お互いに最高の状況での戦を好んだ。
3.戦に鉄砲を使用するのを卑怯だとして嫌った。手に持つ武器だけで戦うことを良しとした。
4.自ら贅沢を慎み、末端の雑兵・住民への配慮を忘れなかった。その生活は、修行僧のようであり、戦の神のようであった。

魔王を自称した織田信長は、上杉謙信が自ら出向いた戦場に出くわせば、戦わずに逃げろと部下に伝達していました。鉄砲大好きの何でもありの信長でさえも、上杉謙信と直接に争うことを嫌がり特別視していました。
第六感が働く信長は、上杉謙信の背後の霊的存在を無意識に感じ取り、恐れたと感じます。両者には、背後存在の共通点があったのです。
信長の本家出自は、霊峰白山のふもと福井県越前町にある劔神社(つるぎじんじゃ)の神主家であるのが史実です。スサノオ神を主祭神とする白山信仰の家柄でした。

一方の上杉謙信は、福井県の永平寺で修行した名僧・天室光育(てんしつこういく)を実父のように慕い、その幼少期を教育されました。謙信の心象風景に最大の影響を与えたのが、白山信仰をする禅宗でした。
信長と謙信の背後にいた霊的存在は、白山神だったのです。
白山信仰の起源である泰澄大師が、京都の朝廷において天皇陛下の目前で命じられた役行者(えんのぎょうじゃ。奈良に存在した最強の祈祷師)との呪術勝負において役行者を蹴散らしたように、白山信仰に縁を持って「正しく生きれば」最強の守護力を持たされます。

上杉謙信が残した家訓には、この世で運気を上げて天からの応援を得られるエッセンスが在ります。
現代社会でも自分を成長させるヒントが、この家訓には込められていますので、皆さんの生活の参考にしてください。

1.心に物なき時は、心広く体泰(やすらか)なり。 :心の無心(空)を心掛ければ、心は平安になります。

2.心に我儘(わがまま)なき時は、愛敬(あいきょう)失わず。 :自分のわがままを失くせば、他人にも優しく出来ます。

3.心に欲なき時は義理を行う。 :自分の欲心を失くせば、他人との結び付きが出来ます。

4.心に私なき時は疑うことなし。:自我(われよし)が無い時は、他人を疑う気持ちが消えます。

5.心に驕(おご)りなき時は人を教う。:自分が高慢で無ければ、他人を導くことが出来ます。

6.心に誤りなき時は人を畏(おそ)れず。:自分の考えが正しい時は、他人を怖れません。

7.心に邪見(じゃけん)なき時は人を育つる。:自分の心が清ければ、他人を育てたくなります。

8.心に貪(むさぼ)りなき時は人に諂(へつら)うことなし。:自分が無欲な時は、他人にこびません。

9.心に怒りなき時は言葉和らかなり。:自分の心が平安ならば、出る言葉も柔和になります。

10.心に堪忍(かんにん)ある時は事を調(ととの)う。:忍耐心を持てば、必ず転機が来ます。

11.心に曇りなき時は心静かなり。:自分が正しい時は、心は安心しています。

12.心に勇みある時は悔(く)やむことなし。:心に勇気がわくときは、どんな結果に成ろうが後悔しません。

13.心賤(いや)しからざる時は願好まず。: 自分の心が清い時は、願い事をしません。

14.心に孝行ある時は忠節厚し。:自分の心に他人に尽くしたい思いがある時は、どんなルールの中でも頑張ることが出来ます。

15.心に自慢なき時は人の善を知り。:自分に慢心が無い時は、他人の良いところが見えます。

16.心に迷いなき時は人を咎(とが)めず。:自分の目的が正しければ、他人を責めることを思いません。

上杉謙信を視ますと、頭を剃髪した尼僧に観えます。ヒゲもありません。肌はツルンとしたもち肌で少し肥満気味の恰幅の良い体格です。
定期的にひどい腹痛に苦しんだとも感じます。女性で言えば、重度の子宮内膜症の激痛のような感じがします。約二週間おきの不正出血に苦しまれたと感じます。
謙信の死因には、重度の腹部からの激痛と、これを耐えるときに高血圧からの脳溢血が起こったと感じます。
信長が謙信との戦を避けたかった理由には、上杉謙信が女性であることを知っていたこともあると感じます。ここに、織田信長の男らしさを感じます。

上杉謙信の家の身の回りの品々には、可愛らしい物が散見されます。
ただ、家督相続の際に女性の相続は認められませんので、家系を残すために女性の痕跡は一切消されています。もし、女性だと判明すれば、その家は断絶された時代だったのです。
細かい気配りと配慮が出来たのも、女性だったからかも知れません。
しかし、その一本気な勇気は、戦国大名にも負けなかったのです。
まさに獅子(こま犬)にまたがる女神・白山ククリ姫神が受肉したような御方だったのでしょう。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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533 コメント

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え? (Unknown)
2012-02-04 10:47:49
あの~読解力がないようで申し訳ありません。文面だと、上杉謙信が女性だったと読めるのですが。どう解釈すればいいですか?
返信する
Unknown (Unknown)
2012-02-04 10:51:49
そういえば以前TV番組で、上杉謙信は女性だったのでは?ということを言ってました。
返信する
うん??? (質問します。)
2012-02-04 10:53:31
上杉謙信って実は「女性」だったのでしょうか?
返信する
質問です。 (まーくん)
2012-02-04 10:55:50
信長と謙信の背後にいた霊的存在は、白山神だったのです。

何故同じ霊的背後のもの同志が相対しなければならなかったのでしょうか?
返信する
 (この世界をたのしもう)
2012-02-04 10:55:56
リーマンさん、きょうもありがとうございます!

とても興味深い内容です。ちょっと呆然としてしまいました…。すごい話ですね!
家訓をゆっくり読み返して、自分自身反省しながら、今からの自分にいかしたいと思います。我よしを小さくすることに、今日も挑戦します。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

返信する
Unknown (Unknown)
2012-02-04 10:59:30
えぇ?上杉さんは女性だったの?そういう説があるとは聞いてたけれど。ガピョ~ン!
リーマンさんが日本史の教科書かいたら面白いだろうな~。大スクープ!これが日本の真相だ!なんてタイトルで是非編集者さんと打ち合わせを。わたしなら買います!
返信する
白山ククリ姫神 (ひでまる)
2012-02-04 11:00:03
上杉謙信が残した家訓を、心のバランスチェックにしてみます。
心に勇みある時は悔(く)やむことなし。
心に私なき時は疑うことなし。
心に驕(おご)りなき時は人を教う。
心に怒りなき時は言葉和らかなり。
心に自慢なき時は人の善を知り。
 今日は、この5つを胸に刻みたいと思います。
 生かしていただいてありがとうございます。
返信する
お疲れ様です (アンリカ)
2012-02-04 11:01:43
今日も凄い お話しでビックリです~。
どれくらいの事を生活の中で 生かせるか、日々 精進していかなければいけませんね。
それにしても、もしかして~女性だったんですねぇ~。
生かして頂いて ありがとう御座位ます
返信する
質問お願いいたします (リコリス)
2012-02-04 11:06:02
リーマンさん、こんにちは。 先日質問として投稿したとき間違えてべつの日付けの記事までさかのぼって投稿したようです。 もう一度貼らせていただいてもよろしいでしょうか? 「誰でも今から強く成れる」というお言葉、自分にも当てはめて考えてもいいのかな、どうかな、と、思いあぐねながら投稿させていただきます。
**********

リーマンさん、こんにちは。 毎回そうなのですが、今日のお話も自分の状況をなにかピタリと照らされたような感覚をおぼえました。 神様の名前をみだりに口にしない、ということに関する質問があります。 現在制作中の論文は言葉を越えた存在とその存在のなかでの人間としての生きようについてなのですが、自分史のような箇所で過去の自分の体験をつづっている部分、ふと大丈夫なのかなと思って相談させていただきたくなりました。 二つあるのです。

ひとつは予備校生のころにあった光のなかに立ち尽くすような体験。 もうひとつは中学生のころに夢というか暗いところで寝ていて聞いたというか、言葉があって、「メサイア、メサイア、神をも恐れぬその人は黄金で王冠を作ろうとした」というものです。

いづれも長い間自分の中にしまっていたもので、この論文のなかで自分が論じたいことの素となる体験なのもあり、描くことにしたのです。 自分の宗教観を多神教として現れる一神教、とも書いているのですが、こういう私の今現在の状況はリーマンさんからみてこの様な事柄を書き綴ることで受ける外的なインパクトを受けきれるとおもわれますか? じぶんとしては長い間躊躇しながらもやっと書ける自分に落ち着いたような気がしていました。
返信する
参考にさせて頂きます。 (さぎ草)
2012-02-04 11:08:01
毎日のブログ更新有り難うございます。
本日の上杉謙信公のお話し、興味深く拝読させて頂きました。
何度かご紹介頂いた泰澄大師の逸話も、興味深いですね。
信長公の故郷、織田町(旧町名?)というそうですが、泰澄大師とご縁のあるお寺と近いのも、何かの縁を感じてしまいますね。
家訓、学ばせて頂きました。私の記録ノートに書き写させて頂きます。
有り難うございました。
返信する

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