事前の慣らし運転

日本人の腸内細菌に特徴　海藻消化の遺伝子、英誌が発表
2010年4月8日 02時02分（東京新聞Webニュースより）
 
日本人の腸内細菌には北米人で見られない海藻を消化する酵素の遺伝子がある―こんな研究結果をフランスと
カナダのグループがまとめ、８日付英科学誌ネイチャーに発表した。のり巻きずしなどを食べる習慣を通じ、ノリに
潜んでいた海の微生物が持つ能力を腸内細菌が取り込んだ可能性が高いという。
 グループは、日本人１３人と北米人１８人の腸内細菌のゲノム（全遺伝情報）を網羅的に解析。すると日本人の
腸内細菌だけから、ノリの仲間を餌にしている海洋微生物が持つ、炭水化物を分解する酵素を作る遺伝子が見つかった。
　人間は自力では消化できない食物からも栄養を摂取するため、細菌に腸というすみかを与え、代わりに、細菌が持つ消化の力を借りている。グループは「腸内細菌の働きは多様だが、食べ物に付着した微生物からその機能がもたらされているのだろう」と分析。地域の食文化と、腸内細菌の特性の関連を示すものだとしている。

Nature Asia(June 2010, Vol. 7 No. 6)より
ヒト腸内に棲むバクテロイデス属の細菌Bacteroides plebeiusのゲノムで見つかった。B. plebeiusは、アガロースの分解酵素ももっていたが、これらの酵素の遺伝子をもつバクテロイデス属細菌は、日本人や日系人にしか見つからなかった。そして、この2種類の酵素遺伝子は、B.plebeiusのゲノム内で海洋細菌由来とみられるほかの遺伝子の近隣にあることや、海洋細菌の酵素遺伝子と相同性をもつことを考え合わせ、過去に海洋細菌からヒト腸内微生物へ伝播したものだという結論に至った。

（感想）
これは、遺伝子的に日本人は、海藻類を消化吸収して海のヨウ素を体内に補充できる民族であることを意味しています。
北米人の方が海藻類を食したとしても、ヨウ素を吸収できずに排泄されてしまう可能性が高いと言うことです。
海外の海と面しない大陸内部の民族には、ヨウ素欠乏症という甲状腺の病気が多いです。ヨウ素欠乏症の人が、もし放射能に被曝しますと、ヨウ素が欠乏している分の放射能を肉体が積極的に吸収してしまう可能性が高いです。
今の若い日本人や海外に住む日系人は、普段の食事には和食が少なく、洋食が多いと思います。それでも上記のような腸内細菌を持つのです。
これは何千年間も継続された日本人の遺伝が関係します。やはり和食の継続が大切です。

今後の可能性としては、日本人＝放射能に強い、というデータが出るかも知れません。欧米人の常識を変えることでしょう。
それは、まだまだ知られていない日本人の遺伝子の特徴が在ると感じるからです。
ただし、私が感じるのは、「自分が出来る最大の防御と配慮を、空気や食材・水に対して大人が行った上での結果」です。
まあそう言いましても、走り回る子供には配慮は出来ません。
だから、和食と遺伝子にお任せするのです。

遺伝子となれば、やはり先祖供養と来るわけです。（ここで机上学問の従来学者と分かれます）
肉体と心の関係性は、今の学問では初歩の段階しか解明されていません。
私は、心が肉体を維持・継続させているのを感じています。病気に成る人は、「先に」心の良心を痛めさせる問題が在ったのです。
ただ、これのリンク付けを認識できないので、心よりも「その結果の」肉体ばかりに注目しているのが今の医学です。

だから肉体ばかりに注目して治療していても、成果が上がり難いのです。それでも治療で改善するのは、遺伝子という先祖からの無言の加護の上でのことです。
だから、積極的に先祖への感謝の気持ちを普段に想起していますと、肉体には非常に良いのです。遺伝子が正常化されて行きます。
放射能の食材からの内部被曝が怖いとされるのは、超酸化作用による遺伝子への悪影響です。
だから、これに負けないように、遺伝子を絶えず修正すれば良いのです。
これには心の問題が最重要なのです。
遺伝子に最大の影響を与えて左右しているのは、私たちの心なのです。
だから、心に大きなショックや心配を持った後に、異常細胞のガンが増殖発生して発病するのが、ガン病の実態だと私は感じています。

心には、絶えず気分転換のリセットが大切なのです。これが遺伝子を正常化させます。思い詰めれば、病気に成るのです。
毎日の定期的な心のリセットの１つに、先祖（命を繋いだ遺伝子の集合体）へ感謝するだけ（気持ちを向けるだけで良い）の供養は最善であり、霊的にも最高なのです。

生かして頂いて　ありがとう御座位ます

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修正点です。１７４ページ４行目の続きには以下の文面が入ります。
「いかないのです。まずは、心に神様を意識して生きましょう。」

「読者の考察」
以前、昆布はどんな存在かと質問したときに神界の祓え串と教えていただきました。今日の記事を拝見し、日本人の神への無垢な信仰心の理由は、神界の祓え串に関与する細菌を腸内に持つことにより精神面だけでなく【肉体面】でも神と共存し順応してきたということもあるのかと思いました。古い時代ではその肉体が、神を受け入れる精神性の土壌になってきたのだろうかと。ゆえに食生活の西洋化は肉体面でも神界から遠のくのだろうかと。

腸＝脳＝宇宙であるという相関からも、海草に付着する細菌はいわば神界からの細菌でもあり、それが信仰心(精神性)にも【直接的に】大きく影響していると捉えることはできますか？腸に海草細菌が住んでいれば、本人に明確な自覚がなくても信仰心が芽生える（信仰心ある脳になる）というイメージです。