ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

同志社女子大の元教授、指導学生にセクハラ行為

2007-03-30 10:33:02 | Weblog
同志社女子大の元教授、指導学生にセクハラ行為 2007年03月28日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/0327/OSK200703270153.html
 同志社女子大(京都府京田辺市)は27日、学芸学部の当時の教授(61)が昨年7月、指導していた女子学生にセクハラ行為をしていたと発表した。元教授は学生が大学に相談した直後の同年11月に健康上の理由で退職し、懲戒処分は受けていない。
 大学によると、元教授は昨年7月に学生をドライブに誘い、大津市内の駐車場で抱きついたり、キスを迫ったりした。学生が同年11月14日に学生課に相談した直後の同月22日に退職願を出し、同30日付で退職した。元教授は昨年12月、学内の調査に対し事実関係を認め、大学が今年3月にセクハラ行為と認定した。
 大学の対応について、学生の代理人の嵯峨法夫弁護士は「教授の辞任届を漫然と受理しており、何ら制裁を与えておらず緩慢だ」と批判した。


 セクハラにかかる処分についての記事をもう一つ。
 同志社女子大学の定年は65歳で、希望すればさらに5年間特任教授として残ることができる(http://www5.ocn.ne.jp/~union-mu/kagidaiteinen.htm)ようですし、当人は健康上の理由で退任したとありますが、セクハラ問題が大きくなる前に逃げ出したのが多分真相でしょう。
 問題が発覚したのが11月14日で、11月22日に退職届けを出し、11月30日に退職するというのはどうみても退職を急ぎ過ぎですし、こんなに短期間では業務の引継ぎもできません。大学なら休職させた上で、年度末に退職の手続をとるというのが通常の人事ではないでしょうか。
 これでは、大学側から『今辞めてくれるなら問題を大きくしないし、退職金も払うよ』といった裏約束があったと疑われても仕方ありませんし、嵯峨法夫弁護士が批判するのも当然。女子大学がお客さまである女子学生を敵に回してどうするんでしょうね???

関連ニュース 
京大大学院教授、セクハラで停職6カ月 3月28日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/0327/OSK200703270175.html
(05年12月~06年9月、学外で複数回にわたって女性の体を触るなどのセクハラ行為をした疑いで停職6ヶ月の懲戒処分が課されました)
同僚女性教員にセクハラ、首都大東京の教授を諭旨解雇 3月29日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070329i211.htm
(研究室に仕事の相談に訪れた女性教員の下半身を触るなどの行為をしました)
女子高生5人にわいせつ行為、運動部顧問を懲戒免職 3月30日 
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070329i214.htm
朝日 http://www.asahi.com/national/update/0329/OSK200703290114.html
(和歌山県立高校の男性教諭が、顧問を務める運動部の女子部員5人に繰り返しわいせつな行為をしたり、性的関係を強要しました)


コメントを投稿