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セブンイレブン、1万円超す商品を全店販売

2007-12-23 17:50:19 | Weblog
セブンイレブン、1万円超す商品を全店販売 2007年12月13日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071213AT1D1208E12122007.html
 セブン―イレブン・ジャパンは1万円超の高額品を約1万1800の全店で販売する。携帯音楽プレーヤーや健康器具、高級ワインなど約50品目を収録したカタログを店頭で月1回程度配って受注。商品も店頭で渡す。扱い商品の大半が100―1000円のコンビニでは珍しい取り組み。伸びを欠く既存店販売をテコ入れする。
 商品は値引きせず、ポイント還元を充実する。試験的に発行したカタログでは、米アップル「iPod nano」と収納ケースなどをセットにし2万5300円で売り出した。ケースは若者に人気のカバン「ポーター」を製造販売する吉田(東京・千代田)との共同企画。家電量販店の10%前後のポイント還元率を意識し、独自電子マネー「nanaco」で買った人には2000ポイント(1ポイント1円相当)を付ける。


 コンビニで、1万円を超す高額商品の取り扱いですか…。これまでもチケットや公共料金の取り扱いなど、お客さんのほうにはコンビニだからといって、高額の支払いにそれ程抵抗はないと思うのですが、コンビニ業界が高級品市場に手を出さなかったのは、むしろ売れ残りリスクや盗難リスクを考えると、フランチャイズ中心のコンビニでは、採算があわなかったという一面もあるかと思います。
 あまり持ち運びしやすい高額品まで取り扱うようになると、今度はコンビニ強盗が現金だけでなく、そういった高額商品まで狙うのではないかという危惧をどうしても感じてしまうのですが、セブンイレブンの取組みは市場にはどう受け止められるでしょうか。


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