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24日の米国主要3市場は1%超高 ダウは216ドル高の20763ドル89セントで終了

2017-04-25 05:55:37 | Weblog
米国株、ダウ216ドル高 仏政治リスク後退、金融株がけん引 今年2番目の上げ幅、ナスダックは最高値 2017年4月25日 日経
 24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅反発し、前週末比216ドル13セント(1.1%)高の2万0763ドル89セントで終えた。23日に実施したフランス大統領選の第1回投票で、独立系中道候補のマクロン元経済産業デジタル相がトップに立った。英国に続きフランスが欧州連合(EU)を離脱する可能性が低下し、投資家心理が強気に傾いた。世界的な国債利回り上昇でJPモルガン・チェースなど金融株が買われてダウ平均を押し上げた。
 上げ幅は3月1日(303ドル)に次ぐ今年2番目の大きさだった。金融株に加え、決算発表が近い建機のキャタピラーやマイクロソフト、工業製品・事務用品のスリーエムなどが買われた。
 仏大統領選ではマクロン氏と極右・国民戦線(FN)のルペン党首が5月の決選投票に進む。EUに懐疑的なルペン氏と急進左派のメランション氏がともに決選投票に臨むという「最悪の事態を免れ、市場心理が上向いた」(グリーンウッド・キャピタル・アソシエーツのウォルター・トッド氏)との声があった。
 米国ではトランプ大統領が26日にも税制改革案を公表するとみられている。24日は「法人税の引き下げを財政均衡に優先させる」と一部報道で伝わった。企業業績に追い風になるとの期待が広がり、相場を下支えした。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、最高値を更新して終えた。終値は前週末比73.297ポイント(1.2%)高い5983.819だった。今週のアマゾン・ドット・コムや5月のフェイスブックなど大型IT(情報技術)株の決算発表を前に、好業績への期待感が相場上昇をけん引した。
 業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち9業種が上昇した。「金融」「資本財・サービス」「素材」などが大幅に上げた。一方、「不動産」「電気通信サービス」が下げた。
 玩具のハズブロが大幅高。四半期決算が市場予想を上回る増収増益だった。同業による買収提案を受けたと伝わった高級スーパーのホールフーズ・マーケットも上げた。米系証券による目標株価の大幅な引き上げを受けて、アマゾン・ドット・コムが買われた。
 ダウ平均の構成銘柄では、IT(情報技術)機器のシスコシステムズやホームセンターのホーム・デポ、保険のトラベラーズなどが上昇した。
 一方、同業の買収を発表した医療機器のベクトン・ディッキンソンが下落。ダウ平均構成銘柄では映画・娯楽のウォルト・ディズニーやスポーツ用品のナイキ、小売りのウォルマート・ストアーズ、通信のベライゾン・コミュニケーションズが売られた。

NY商品、原油1カ月ぶり安値 米国の増産を懸念、金は反落 2017年4月25日 日経
 24日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前週末比0.39ドル安の1バレル49.23ドルで取引を終えた。前週末までに発表された石油関連の指標を受け、米国を中心に供給過剰になるとの懸念が続いている。一時は49.03ドルと期近物として3月29日以来ほぼ1カ月ぶりの安値を付けた。
 21日に米石油サービス大手ベーカー・ヒューズが発表した石油掘削装置(リグ)の稼働数が14週連続で増え、今年後半にかけて米国でシェールオイルの生産増が鮮明になるとの見方が出ている。週間の石油在庫統計では引き続き原油在庫が高水準なうえ、ガソリン在庫も増加に転じた。原油需給の緩みに対する警戒感が増した。
 5月下旬に開かれる石油輸出国機構(OPEC)総会では、主要産油国が減産延長を協議するとみられる。だが、米国の供給過剰が続けば減産延長の効果が限られるとの懸念も浮上した。
 フランス大統領選の結果を受けた欧州政治リスク後退で欧州株などが上げ、朝方にかけては原油相場もつれ高する場面があった。需給懸念からの売り圧力が強く、買いは長続きしなかった。
 ガソリンは続落、ヒーティングオイルは7日続落した。
 ニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前週末比11.6ドル安の1トロイオンス1277.5ドルで終えた。
 23日の仏大統領選挙で反欧州連合(EU)を掲げる2候補者による決選対決が回避され、投資家の間で安堵感が広がった。運用リスクが取りやすくなり、主要な株式相場が大幅に上昇。実物資産の裏付けがあり、リスク回避の際に投資資金の受け皿とみなされる金には売りが出た。
 銀は反発、プラチナは続落した。



 24日の米国株式市場は、23日に実施したフランス大統領選の第1回投票で、独立系中道候補のマクロン元経済産業デジタル相がトップに立ったことで英国に続きフランスが欧州連合(EU)を離脱する可能性がひとまず低下したとの思惑から主要3市場とも1%を超える上昇。

 NYダウは、先週末比216ドル13セント高い20763ドル89セントで終了(1.05%高)。
 ナスダックは、先週末比73.30ポイント高い5983.82ポイントで終了(1.24%高)。
 S&P500種は、先週末比25.46ポイント高い2374.15ポイントで終了(1.08%高)しました。
 JPモルガンチェースが3.53%高、ゴールドマンが2.93%高、アメックスも1.08%高となった他、キャタピラ―が2.64%高。
 一方、ナイキとウォルトディズニーが0.7%弱の調整。

 NY原油は、先週末比0.39ドル安い1バレル49.23ドルで終了。
 NY金は、先週末比11.6ドル安い1トロイオンス1277.5ドルで終了しています。


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