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食べ残し肉を使い回し、名古屋の「しゃぶ菜大高店」閉鎖

2008-06-29 19:05:07 | Weblog
食べ残し肉を使い回し、名古屋の「しゃぶ菜大高店」閉鎖 2008年6月28日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080627-OYT1T00592.htm
 食べ放題のしゃぶしゃぶ料理店などを全国展開している「クリエイト・レストランツ」(東京)のしゃぶ菜大高店(名古屋市緑区)が食べ残しの肉を使い回していたことがわかり、同社がこの店を閉店させたことが、27日わかった。
 同社は全国380店の従業員から聞き取り調査を始めた。
 同店が入居するイオン大高ショッピングセンター(SC)が、クリエイト・レストランツに退店を勧告した。イオンは全国のSC内に入居する同社のしゃぶしゃぶや和食、イタリアンなどのレストラン計112店も調査するよう申し入れた。
 クリエイト・レストランツは「食材の再使用などの経緯について調査し、早急に公表したい」としている。


 こちらは、食べ残しの使い回しといっても、全く手付かずで戻ってきた火も通っていない肉を、店長がつい魔がさして使い回してしまったという、使い回しのレベルとしてはどこにでもありそうな話ですが、どうやらイオン側から退店勧告を食らってしまったようで、問題のお店を閉店するようです。
 とはいえ、このしゃぶしゃぶ肉の使い回しについて匿名情報があったのが今月の20日で、営業自粛を開始したのが25日からでしたから、イオンだけでなく、クリエイト・レストランツ側が対策を打ち出すのも早かった方だと思いますし、船場吉兆やミートホープ・比内鶏のように、不祥事をなんとかもみ消そうとして会社そのものをなくしてしまうのか、それとも不祥事を早期に公表して会社のイメージダウンを最小限に抑えることで、被害も最小限に抑えることができることができるか、まさに初期対応が会社を救う不祥事対処の格好の事例になりそうな気がしますね。


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