暦の上ではもう秋なのに、昨日もかき氷を爆食したくなるほどの暑さ。連日のこの暑さ、庭の木々が死にそうになっております。
あまり暑いので、自室で(エアコンなし)クビに保冷材の入ったものをまいてこれをしたためております。まあ、この首筋を二時間くらい冷やすと“痩せる細胞”が活性化し出して痩せる体質になる、とか、先日見た美と若さの新常識で言ってたので、こりゃ一石二鳥だわ(^◇^)、と。
毎年恒例の24Hテレビも、今一つ盛り上がらないうちに終わったし(ちょうど見たのはみやぞんとイモトがフリスビーのキャッチでギネス記録を狙う、という場面だけだったような)、お盆恒例の花火大会も夏祭りも、何もない夏。
こんな夏は、今年しかない夏、そう思いたい。
これがスタンダードな夏になったら、それは……まあ、受け入れて新たな楽しみを探すかな。
ゴートゥトラベルとか言って旅行業界をプッシュしようとしているけど、人と接する業種の人間は県外旅行とかはかなり厳しめに制限されてるし、学生の子に聞いたら、飲食関係の厳しいところは、旅行とかではなく実家に帰省した子でも二週間バイト出勤停止もあるらしい。
これが旅行及び飲食業界のジレンマだよな。
とりあえず個人的には、「今は金を貯める時期」と考えて地道に働いております。
今はとにかく旅行のためのお金を貯めて、コロナ禍が終息したらどこに行こう、結構溜まるからどこにでも行けるぞ、但し国内限定だがな、とか考えながら、日々妄想の旅行を楽しむ私。
日本でコロナ禍が収まっても、世界的な流行は残念ながらまだ続くだろう。
そうしたら、日本人が、日本国内をもっともっと旅してみる、まずはそれから始めて行くんじゃないかな。
ここ何年かの、海外の観光客の飽和状態から一転して、静かになったこの国を、まずは自分たちでいろいろ旅して考えてみる、自分の国のいいところをもう一度見つけてみる。
そのうち外国の人たちの観光も少しずつ来てもらって、ゆったりとした旅を楽しんでもらう。
芋の子を洗うような観光地に来て、この人たちいったい何が楽しいんだろう? と、異国の言葉ばかり聞こえる京都とかで思ったことがある。
確かに勢いのある国の人にたくさん旅行に来てもらえばたくさん金が落ちてくる、でも、そのゴールドラッシュみたいなものにのっかってこの先もガンガン行けるのだろうか?
観光立国とか言って、外貨に頼った国政を敷こうなんてことを考えていた(カジノ作ろうとか言うこともその一つだな、いらないよ、博打場なんか)この国に、「ちょっとよく考えて見なさい」という状況が与えられたのかもしれない。
コロナは大変な事態を引き起こしている、でも、コロナ禍の向こう側であぶりだされてきた現実はこの国の行く先を一人一人が少し真剣に考えてみる重要なカギになっているのかもしれない。
とりあえず、今はどこにも行かず無駄使いしてない私、何のことはない、お盆期間に怪我をしてちょっと不自由なもんで、あまりあちこちうろうろできず、自然と無駄使いしなくなっているのだ。
人生はあざなえる縄のごとし、この禍も何らかの良い糧となる日が、きっと来るだろう。