まるこビッチの鼻

今日も青空がきれいだな。良い日、良い日。

妙なチカラ

2005-05-31 | おもろい(?)雑記
 早いものだなぁ、今日で五月も終わりか。
 六月は旅行月。しかし、楽しみにしていた吉方旅行は冷たい旅行会社の「あの日は人数集まらなかったんで取りやめになりました」との宣告によりチャラに。
 電話口の担当の女の言い方もかなりむかついた。親しみと無礼さを混同しているような態度でよくまあ、窓口とかが務まるものだわ。
 そのコースのほかの日はもう空きはないから、同じ日の別のコースに替えてくれればそこに押し込んでもいいけど、的言い草。
 ワタクシはかなり早い時点から申し込みをしていたので、この日はやばそう、とわかった時点で、お客様のご希望された日はちょっと取りやめになりそうなので、〇日はいかがでしょうか? との一言くらい聞いてくれたっていいものを。
 日曜休日は休みやがるし。平日は五時半までしか営業してないし。 
 あんまりむかついたので、「〇〇旅行なんか火事にでもなっちゃえ!」と、マジ真剣思っていたら、旅行会社は火事にはならず旅行に行くはずだった島が、山火事になりおったわ。 
 まあ、ワタクシ、時々あるのよ、こういうこと。頭のちょっとおかしい奥さんのいる上司が早く転勤になってくれ、と思っていたら会社自体が閉鎖になってしまったり、別れた男の勤めていた業界が狂牛病等で大打撃を受けたり。
 ひょっとしたらワタクシって妙なチカラ持ってる? でも、ピンポイント攻撃が出来ないので、どこに落ちるか判らない雷のようなモノだし、自分にすら落ちてくるからなぁ。
だからあんまり、怒らないようにはしているんだけどねぇ……。

秘密のバラ園

2005-05-30 | おもろい(?)雑記
 昨日、ドライブの途中で見つけた、とても美しいバラの花の咲き乱れる広い高台の土地。
 てっきり公園か何かかと思い、写真を撮りに行くと、どうもそこは公園でもバラ園でもない、個人の私有地だった。
 私有地に勝手に入るのはマズイよなぁ、と、そこの近くでバラを眺めていると、そこにたまたま水撒きに来られていた、そのバラ園を作っている人のお兄さんに、ラッキーなことに中に入れてもらえた。
 中はもう、様々な色、そして形や香りのバラの品種が五月の光の下、咲き乱れていた。
 直径十五センチくらいありそうな大輪から、牡丹の花のような密な花びら、あるいはノバラのように質素な花弁の少ないバラ、赤にピンクに紫にオレンジに……。
 このバラ園は、定年後の楽しみに、と、水撒きに来ていたおじいさんの弟さんがはじめられたものらしい。
 定年まで都会で働き、今もまだ都会にいる弟さんが、週末帰ってきてはこのバラ園の世話を、それはそれは一生懸命するのだと言う。
 お兄さんと世間話をしていたおじさんの言によると、かなりの変人、なのだだそうだが、都会ならいったい何軒の家がこの敷地内に立てることが出来るかしら? と思いたくなるくらいの広い土地に、二百種類以上の美しいバラを育てるとうような「趣味」を持つ人なのだから、凡人であるワタクシタチから見ると、確かにそうなのかもしれない。
 そこは砂地の土地なのだが、一メートル近く地面を掘り、いい土を入れ、大事に大事に育てられたバラなのだそうな。あの土地で、たった三年でここまで見事な花を咲かせたと言うのは、これはもう、相当な努力と、愛情の賜物である。
 咲き乱れるバラの花畑を、狂喜乱舞でデジカメ取り捲るワタクシ。
 そのときはじめて、人工的に抽出されたものでないバラの花の香りというものが、こんなにも清らかで、しかも馥郁たるやわらかさを持ったものなのか、と言うことを始めて実感した。
 秘密の花園とでも言うべき、きれいなきれいなバラの園。
 今年は気のいいお兄様が見せてくださったが、近いうちに実際の持ち主の人がこの近所に帰ってこられるという。
 その変わり者の弟さんも、この先もこの見事なバラ園をみんなに見せてくださると、ホントにホントに嬉しいのだが。

特別な「お茶犬」ゲット!

2005-05-29 | おもろい(?)雑記
 今日はちょっと自慢だけ書きます。
 写真はものごつ見にくいけど、「お~いお茶」に今おまけで付いてるメタルお茶犬の、特別バージョン、今日買ったお茶でゲットしちゃいました!!
 特別なお茶犬は二種類あるようです。ワタクシの手に入れたものはゴールドなので、多分もう一つはシルバー色というか、プラチナ色のものでしょうな。
 へっへっへっ!
 今日はこのジマンのみです。

空中ブランコ+心の風邪

2005-05-28 | テレビ・CM
 空中ブランコにデンジャラスビューティーにタイガー&ドラゴン。
 めったにないことだが、夕べの九時以降には、見たい番組が三つも重なってしまっていた。
 仕方がないので、ナイターで延長時刻が不確かな空中ブランコ以外は一階と二階のビデオにそれぞれ録画すると言う手段をとることにした。
 そして夕べ見た空中ブランコという二時間ドラマなのだが、いやぁ、これが実に、面白かったのである。
 直木賞受賞作品、という肩書きにはあまり期待はしていなかったのだが、これがいいドラマに仕上がっていた。
 超坊ちゃんで変人の精神科医と、その患者たちの繰り広げる、不思議におかしく、そして前向きな気持ちにしてくれるいいドラマだった。
 まず登場人物のキャスティングがよかった。モデル時代の「好青年」のイメージを捨てきって、独特のアクをもつ、いい役者に成長した、主人公の変人精神科医を演じる阿部寛もよかったし、無口でいつもぶすったれている、でも超セクシーな看護士の釈も、ストーカー強迫観念の売れないモデル役の佐藤も先端恐怖症のヤクザの遠藤も、みんなよかった。
 そしてそれらの役者のはじけ切った演技をさりげなく、そしてきっちりまとめていたのが不眠症で悩む空中ブランコ乗りの役を演じた堺だった。
 はじめは、あの新選組! の山南さんを演じたあの人が? と言うイメージだったのだが、空中ブランコの失敗を他人のせいばかりにし、いらいらカリカリしたいや~な青年が、たまたまかかわりを持ってしまった破天荒な担当医の言動に振り回されるうち、自分の中にあった不眠や空中ブランコ失敗の原因に気付き、変わって行く姿を見終えたとき、ああ、やっぱりこの役はこの人でよかったのだな、と、実感した。
 さじ加減を間違えたら収拾付かない変人オンパレードの話になってしまうところをぐっ、と、引き締めた“要”の役が、彼だったように思う。
 それにしても、面白かったな。あの「先生自身も境界線上のヒト?」と思いたくなるような精神科医の活躍する話の続きも見たい気がするが、いい原作って言うものは、そうたやすくかけるものじゃないからなぁ。
 ときに、このお話には恐怖症や依存症の患者さんが出てきたけど、体調も気分も優れず、いつもふさいだ気持ちで、就寝はしても真夜中に突然脳のスイッチが入ったようにカッ、と目が覚め、その後明け方までずっと自分の自殺の方法とかを考えているって人がいたら、それは間違いなく“うつ”なので、早めにお医者様に行こうね。
 うつは特別な人のなる病じゃない。体力が落ちたときに風邪にかかるのと全く同じこと。
 でも、体力の落ちた人は風邪が元で肺炎を起こして死に至ることもある。うつもそれと同じで心の力が落ちている人にとっては危険な病気になる。それだけのこと。
 うつは治療できる病だから。苦しんで死を選ぶ人生より、たとえ思い通りにならない人生でも、朗らかに、お迎えが来るまで生きていく方が絶対にいいから。ね。

室内飼いの犬の生態

2005-05-27 | ペット
 犬のしつけの本によく書いてある言葉。
 「犬は、悪いことをしたその場で怒らないと、すぐに忘れてしまうので、後になって怒っても、その怒られた状態を“いけないこと”と思い込んでしまいます」
 しかし、犬と一緒に生活していると、この言葉を「……ウソじゃろ」と思うことしばし。
 平日は会社、休日はふらふら出歩くワタクシ。家に帰ると犬は大歓待する。いつも帰ってきた後はワタクシのそばを離れようとしない。
 だが、時々、ワタクシが帰宅し、二階の自分の部屋に上がっても、ついて来ない時がある。
 そういう時は間違いなく、ワタクシの部屋で何らかの悪さをしているのである。
 憂さ晴らしの噛み癖が出るのは、休日、犬に構ってやらず出かけていたときとかだ。 
 犠牲になるのは洗顔料の試供品だったり、買ったばっかりの目薬だったり、一本千円もするシャーペンだったり。電子体温計は今まで三本オシャカにされた
 家のものが言うには、私が二階に上がった直後から、犬はリビングのテーブルの下にこそこそと入り込んでしまう。そしてその数秒後、ワタクシの罵声が二階から聞こえて来るらしい。
 これは誰がしたの? と、無残な姿になった物体を顔の前に持っていくと、横目で見ながら「知りません、知りません」と、悪いことしたのは自分じゃないのよと、必死のアピール。
 これは絶対に自分がしたことを憶えている。
 あと、この犬は絶対人語を完璧に理解している。と、思う瞬間が、身近に犬を飼っている人にはあると思う。
 先日、おやつに塩大福を食していた時のこと。餅好きの犬はいつものように、椅子に座った人の太ももにそっと手を置き、必殺の「ちょうだい」を、披露。家でこの犬が“ホステス犬”と呼ばれるゆえんである。
 ワタクシが食べ終わるのを見届けると、さっさとリビングを出て、玄関のお気に入りのマットのところに向かう犬。金の切れ目が縁の切れ目、タイプのホステスだ。
 そんな現金な犬の姿を見ていた親が、イタズラ心を起こし、急にこう言った。
 「あら、お姉ちゃん、今度はなに美味しいもの食べてるの?」
 その言葉が発せられた瞬間、廊下の向こうからカカカカッ! とフローリングを引っかく足音がして、犬が駆け込んできた。
 もちろん「私の分は?」という顔をして、である。判っているのである。
 そんな一見賢そうな犬でも、ぬいぐるみの取りっこをしている最中、ぬいぐるみを咥えていて思いっきり振った自分の頭がワタクシの肘に直撃すると、「ねえちゃんがイジメタ!」と言う顔をしてこそこそと逃げていく姿を見ると、やはり犬。と思うのである。

レッドさんの引越し

2005-05-26 | マンガ・アニメ
 給料前だというのに、二百七十円也をお支払いして、先日はヤングガンガンを購入してしまった。
 「ニコイチ」の、主人公(男)を“女性のトモダチ”と思い込む菜摘ちゃんも可愛かったし、「荒川アンダーザ・ブリッジ」の、河川敷に現れたジュリア・ロバーツアズプリティー・ウーマン的にドレスアップしたニノの姿も感動的だったのだが、なんと言ってもやはり「天体戦士サンレッド」のヴァンプ様の細やかな心配りが決め手となった。
 突然現れたレッドにより、かよ子さんちの引越しに駆り出されたフロムシャイの面々。それを迷惑がることもなく、楽しそうにお手伝いを始めるヴァンプ様ご一行。しかも仕事はキレイで丁寧。
 がさつで大雑把なレッドはお手伝いはするものの、かよ子さんに文句言われっぱなし。
 しかも気さくで会話上手のヴァンプ様とかよ子さんが楽しそうにお話しているので、レッドさんの機嫌は大荒れ。ヴァンプ様たちにあたる姿に、かよ子さんには「どっちが悪人だかわかんないじゃないの!」と、キツイ一言を言われてしまう始末。笑った。
 それにしても、あの登場人物(怪人?)たちって、どうしてああも、リアルな生活感があふれているのでしょう?
 素直で人(?)のいい怪人たちや、「お母さん」のような生活感あふれるヴァンプ様。それにレッドとかよ子さんの何気ない痴話げんかの感じから、何もかも妙にリアル。あの引越しのときに、男が力仕事以外あまり役に立たない様子とか。
 作者の方がヴァンプ様のような気配り上手のまめな人なのかしら? それともレッドさんのように、かよ子さん的女性に世話してもらっている(ヒモ?)のかしら?
 まあ、どちらにせよ、今回も大いに笑わせていただきました。月に二回のワタクシの心のオアシス。次号も楽しみだ。

愛あるTBとは?

2005-05-25 | おもろい(?)雑記
 先日、ブログに珍しくコメントを貰った。簡潔なコメントだったが、なぜか心引かれ、その人のプログに行ってみる。
 シックでモダンなテンプレートが素敵。コメントをくれたこのサラという人は二十代後半とかの“ちょっとおしゃれな仕事”などしている会社員さんとかかしら?
 書かれた記事に目を通す。「今日は二度目の組み体操の練習をしました」
 ……高校生くらいの子? それにしても、組み体操って、まさか今から秋の体育祭とかの練習じゃないだろうに……。
 少しさかのぼってみると、サラさんの自己紹介が載っていた。
 ななな~んと、十歳だって。
 ウチの姪っ子と同い年じゃないのよっ! でも、淡々とした語り口が、なんだかすごく大人っぽい人のように感じたのよねぇ。ワタクシのかいている文章よりはるかに知的かも。
 びっくりしたけど、これがブログのいいとことなんだろうな。バツなし子なしの独身三十女、学校の先生とかでない限り、血縁関係のない十歳の子供と話す機会なんて、ほぼないもんな。
 それに、その子がワタクシのブログに偶然でも来てくれて、自分のブログに来てもらってもいいな、と思ってコメントをくれたのかと思うと、なんだかすごく嬉しかった。
 あんまり可愛かったので、すぐに「来てくれてありがとう」のコメントを送っておいた。
 ときに、ワタクシのブログもごくごくたま~にだが、トラックバックを繋げてもらう事がある。
 そのときに、短くてもコメントも入れていて下さったら、“友達の誕生会に招待された昭和の子供”ってな感じで、いそいそとその人のプログを見に行くのだが、ワタクシの所に来る多くは残念なことにトラックバックのみ。
 トラックバックには、あらかじめキーワードを入力しておくと、そのことについて書かれたプログがあったら、自動的にそこにリンクを張る、というような機能があるのだろうか? ワタクシが知らないだけで。
 それとも、トラックバックをしていただいたら、そのしてくれた人のところに“菓子折りもってご挨拶”に行くのが、ブログ界の常識なのだろうか? すいませんねぇ、激烈無知で。
 いくらプログでも、突き詰めれば人対人。ぜんぜん知らない会社から突然送られてきたダイレクトメールに親しみを感じる人はまず、いないと思う。
 そんな“愛を感じない”トラックバックは削除してもいいのかな……と、考える今日この頃なのだった。

カラオケでなに歌う?

2005-05-24 | マンガ・アニメ
 先日はBS2のアニメソング大全集のような番組を思わず見てしまった。
 ポケモンとエヴァ以外のほとんどの曲を歌えた自分がどこか切ない。
 余談だが、ワタクシは筋肉マンのテーマ曲がとても好きだ。マンガもアニメも見ていなかったのだが、なぜだか曲だけは異常に好きなのである。
 携帯を持たないワタクシだが、携帯を持ったときには着メロを絶対この曲にしようと心に決めているのだが、ちょっと前に見た一人コントの中で、筋肉マンの着メロが流れ出してきたら客が全員笑い出しよった。なんで?? いい曲じゃないのよ!!!!
 ワタクシはカラオケに行くと、必ずあの曲を歌うぞ。あの曲こそ二十一世紀に残したい名曲だと信じて疑わないワタクシなのだが。
 ふっ、愚民どもの感覚は解せぬわ。
 まあ、それは置いておいて、昔のアニメ曲とかってカラオケで熱唱すると結構ストレス解消になるような歌が多いような気がする。歌の上手下手、雰囲気なんかあまり関係なく、元気に楽しくガンガン歌える歌が多いから。あ、もちろん普通の曲も歌いますよ(強調)。
 マイフェバリット漫画家中村光さんも、カラオケでアニメソング等を熱唱するのがストレス解消法だと、おまけマンガで描いていた。ただしその際、一緒に行く友人の選択を間違えると友人が減る恐れあり、とも描いていた。
 幸いワタクシの友人には「それ系統」の友人もいるので、そのこたちと行けば心置きなくアニソンだろうと戦隊モノだろうと歌える。
 だが、その手の友達とも最近はめっきり会わなくなった。ので、カラオケに行くことも年に一度あるかないかだ。
 またみんなで行きたいなぁ、とは思うのだが、三十過ぎた女たちがアニメソングを熱唱する図も、かなり怖い。かといって一人カラオケボックスに行き、アニメソングを歌いまくっていると言う姿も、真冬のイルクーツクなのである。
 やはり風呂場で「一人カラオケ」に行き着くことになるのだな。うん。

激写をめぐる攻防!

2005-05-23 | ペット
 ワタクシの部屋でウチの犬は寝る。ワタクシがソファーでテレビなんか見ていても、そ知らぬ顔で、人の枕に頭を乗せてくつろぎまくっている。
 そのうちリラックスし放題の犬は、仰向けになって眠り始める。
 前足を胸の前に「うらめしや~」状態で折り曲げ、大きく後ろ足を開き、ピンクのお腹を丸見せにして、しかもCの字にぐりん、と丸まって。
 インリンのM字開脚すら凌ぐほどの大胆さ。
 そのあられもない寝姿を見ているワタクシの頭の中には、この姿をプログに載せてしまおう、という悪ぅい考えがふつふつと浮かぶ。
 熟睡状態の犬。ワタクシがソファーを離れても全く気付かない。こっそりデジカメに電池を入れ、そ~っと電源をオンにする。
 ピコピッ。小さな電子音がなった瞬間、それまで無修正姿で爆睡していた犬が、がばっ! と起き上がり、普通の犬の寝姿“丸くなる”に、姿勢を変えてしまう。
 ちっ、またしくじったぜ。
 この犬はカメラを向けられるとすぐにそれまでの可愛いしぐさをやめてしまうのだ。
 前にあまりに犬の寝ぼけ顔が可愛かったので、犬の寝顔を写真に取り捲ったことがあった。だが、犬は犬なりに、プライバシーを主張したいときがあるのかもしれない。
 それ以来、この犬はカメラを向けられるとワタクシの無邪気な悪意を感じ取り、可愛い画を絶対に撮らせてくれないのである。
 何とか可愛いしぐさを写したいワタクシと、それを完全拒否するウチの犬。
 カメラ小僧とレースクイーンとの関係を髣髴とさせるような、ワタクシと犬との仁義なき戦いは、今日も続くのであった。

もっと話そう、植物と

2005-05-22 | おもろい(?)雑記
 「くすぐったいよ」「もっと触って」「なんか用?」
 これはパソコンに繋いだ植物の「声」なのだそうな。
 植物が人間に触れられたときに発する電気信号を解析し、それに場面ごと言葉を当てはめて、上記のような「植物の声」にしたそうな。
 先日たまたまつけたニュースでやっていた話題。N〇Kなので、ガセではなかろう。
 感じとしては植物版「バウリンガル」ってところか。
 そんな機能がなくても、植物の声や気持ちを理解する人って、結構多いよね。
 植物だって、人に対していろいろとシグナルを送っている。キレイだね、と、褒めてやれば風もないのに花がふるんふるん揺れたり、すいません、水ください、水ッ! と、水遣りを忘れた翌日などは、ウチの観葉植物は結構マジで訴えてくるし。
 ワタクシの叔母は植物を育てるのが非常にうまい。花だろうと野菜だろうと、どんな場所でもよく育つ。いわゆる“グリーン・フィンガー”を持つ人だ。そういうランクの人になると、どの植物が何をしてもらいたがっているのか、あの植物の元気のない原因は、など、もう植物の気持ちははっきりとわかるらしい。
 そこまでの能力はないワタクシでも、近所の植物たちにはこまめに声を掛けてやる。すると結構、「あ、喜んでる」と、わかるものなのだ。
 最近デジカメで近所の花を写すのがマイブームのワタクシ。写していると、植物はかなりの「写されたがり屋」であることに気付く。カメラで撮るとすごく喜ぶし、「わたしも撮って!」の声に応えられず、すまんのぉ、と去っていくときに感じる、植物のあの恨めしそうな“気”は結構はっきりわかるのがコワイ。
 先日、デジカメで近所の花を撮影して帰ってきたとき、ウチの玄関に咲くスミレの花が「私たちも写してっ!」と、しきりにせがむ(様な気がした)ので、ピピッ、と、一枚写してやった。
 写してやったのはいいが、葉っぱ、その他の周りのものは何一つ揺れていないのに、 スミレたち、喜んではしゃぎすぎて肝心の花と茎だけが、ぶれピンボケになってしまっていた。
 上記の写真がその写真である。
 実際は、たまたま後ろの葉っぱに焦点があってしまっただけなのかも知れないが。
 でも、心を持つのは人だけじゃない。結構、お間抜けな植物たちもいる。
 そう思うと、世界がもっと楽しくなってくるような気がしない?