まるこビッチの鼻

今日も青空がきれいだな。良い日、良い日。

レ・ロマボリューション!(後編)

2019-08-29 | おもろい(?)雑記

 待ちに待ったアルバムがようやく入荷したとの連絡を受け、仕事が終わったその足で引き取りに行く。

 大型書店のCDコーナーに行って、若い女の子の店員に「予約していた品が入荷したとの連絡がありましたので」と伝え、プリントアウトしてきたメモを渡す。

 そのメモを受け取った時は、あまり中身を確認せずに奥に入っていった店員だったが、このお品でよろしいでしょうか? と、CDを持ってきてくれた時には軽く笑顔になっていた。

 はい、とCDを確認し、レジを済ましてそこのコーナーを離れるとき、まだその店員がニコニコしてこちらを見ている。

 普通にお客を見送るのとは少し違った気配。

 その時、なんとなく、あ、と理解した。

 あのレジにいた店員は、多分、私とメールをやり取りしていた人だったのだ。

 

 入手経路のややこしい、いろいろ厄介なCDを予約してきて、しかも届いたそのアルバムのジャケットも、どピンクも目に痛い、奇妙奇天烈なおフランスの貴族のような恰好をし、派手なメイクを施したおじさんとおばさん。

 ジャケットを手にして一瞬、固まったかも。

 アルバムの入手困難さから行っても、レ・ロマネスクを知っている人がいったい何人いるだろう。

 この人たちは「こういう人たち」なんですと理解していない人の方が圧倒的に多いはず。

 正直、これほど世間的に認知されていないとは全く思ってもいなかった、私の中では「お伝と伝じろう」はごく普通に平凡な生活の中にあるものだったから。

 このアルバムジャケットを見た彼女も、多分、レ・ロマネスクのことなど知らず、いったいどんな変人がこの摩訶不思議なアルバムを所望したのだろう? と、不審に思っていたのかもしれない。

 同じようなどピンクのゴスロリのようないでたちの、一般常識の欠けた意志疎通の不可能な人だったら怖いなぁ。とすら思っていたのかもしれない。

 だがしかし、受け取りに来た人はごく普通の常識人の中年女性で、受ける感じもこのアルバムを欲しているような怪しい人ではない。

 ああ、私がメールを交わしていた人はこんな人だったんだ、と、ちょっと安心したのかもしれない。

 その気配がビンビン伝わってきた。

 あああ、ちょこっと恥ずかしい(*^_^*)

 平常心を装いながら、そそくさとその場を後にしたのは言うまでもない。

 

 そんなこんながありようやく手に入れたアルバム「レ・ロマボリューション」

 音楽的なことは全くど素人の私なので、音楽に関して語ることはできないが、凄く、いい!と思う。

 演歌風からポップス、はたまたテクノにシャンソン、いろんなジャンルがちりばめられ、ついつい歌えそうで結構歌えない(;^_^曲満載。

 TOBIさんは広島県の比婆郡出身とかラジオで聞いたのだが、広島と言ったら、矢沢永吉、吉田拓郎、原田真二、奥田民生などなど、素晴らしい才能を持ったミュージシャンが続々と生み出されている県。

 TOBIさんのこの異能な才能は紛れもなくメイドイン広島のミュージシャンだからこそ! と、一人で納得していたりする。

 どうでもいいが、私たちの年代だと、広島の比婆郡と言ったらUMAの「ヒバゴン」だ(^◇^) ツチノコの記事と同列でムーとかに載っていたぞ。

 

 レ・ロマボリューション、絶対お買い得なアルバムなので、できたら購入されるとよい、と思います。

 事務所も喜びます(^◇^)

 このアルバムがめっちゃ気に入った私、最初のアルバムも手に入れたい! と強く思っているのだが、またあのCD ショップで購入するかどうかは悩んでいるところなのであった。

 

 

 

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レ・ロマボリューション!(中編)

2019-08-22 | おもろい(?)雑記

 たまたま聞いたラジオで、レ・ロマネスクというキテレツなバンドのアルバムが発売されると知った私。

 どうやらこのアルバムの前にも、一枚、アルバムが出ているらしい、ということも入手した。

 前々から非常に気になっていた人たちのアルバムなので、これはもう、絶対に手に入れなければ! できたらすでに発売されているアルバムも手に入れたいし、まずそのアルバムを聴いてから新しいアルバムを購入するかどうか考えてもいいかな、と、とりあえずレコードショップに走った。

 ここが昭和の人間、スマホでダウンロードなんて頭は全ったくございません(^◇^) つうか、スマホ持ってねーし( 一一)

 

 三軒程の店を回ってみたのだが、ない。

 邦楽のコーナー、洋楽のコーナー、はてはアニメ、演歌、クラシックまで、隅から隅まで見て回ったのだが、どこにも全く、気配もございません。

 ここでどことなく不穏な気配を感じだす。え、私の手に入れようとしているモノはそんなにマニアックなものなの?

 

 ちなみにショップ全体の三分の一ほどの邦楽の中で、そのうちの五分の三はジャニーズとAKB系統の女子のCDだった。

 というか、動いている商品はそこの棚の物だけ、という気配がアリアリとしてとても異様な感じ。

 CDが売れないとは噂では聞いていたが、本当にCDという形態での販売は斜陽の一途をたどっているのだなぁ、と、少々空恐ろしくなる。

 スマホとかのツールを持たない私は、そのうち本当に新しいアルバムなんてものを買うことはできなくなるんじゃないか? (;^_^A

 

 どこの店舗に行っても、レ・ロマネスクのアルバムは見当たらない、それでもどうしても手に入れたいのでこりゃ注文だ、と、いつも本を注文している大型書店のCDコーナーにレ・ロマボリューションのアルバムの予約をした。

 こういうところでも、アマゾンで購入、とかの頭の全くない私(;^_^A。

 ネットでそこの書店に予約注文をしたのだが、返信のメールに、このアルバは自主製作のCD扱いになりますので、販売元と連絡が取れましたらまたご連絡いたします、ってなことが書かれており、取れたとの返信の後も、必ず買取してください、取り寄せまでにお時間いただきます等何回もメールのやり取りをすることとなった。

 私は禁制品でも仕入れようとしているのだろうか? というくらい不安感あおられる"(-""-)"

 結局、予約したはずだったのに、結局入荷の連絡が来たのは14日の発売日を一週間以上過ぎてからだった。

 後編に続く(^◇^)

 

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レ・ロマボリューション!(前編)

2019-08-16 | おもろい(?)雑記

 ふふふ、お相撲がないとブログの更新が極端に少なくなる(;^_^A

 ここのところ、滅茶苦茶忙しくて、時間的にも身体的にもなかなかブログまでたどり着かなかったのですわ。

 そして明日からもしばらくめちゃ忙しい日々が続きそうなので、とりあえずブログ更新。

 

 このくそ忙しい時期、私の脳内放送局で流れているのは、レ・ロマネスクのニューアルバム「レ・ロマボリューション」

 それもリピート再生(;^_^A

 

 今から十数年前、グループ魂にハマっていた。

 グループ魂のアルバムを買い集め、毎日とっかえひっかえ聞いていた。

 しかし、震災があり、その後、クドカンも阿部サダヲもそれぞれみんな売れっ子になり、ミュージシャンとしての活動が次第にフェイドアウトしていった。

 その後、流行りの歌なんかには全く興味がないので、音楽とはほとんど縁のない生活を長いこと続けていた。

 数年前、Eテレで変な番組を発見した。

 髭の生えた金髪おっさんの小学生伝じろうと、一言も発しないお伝さんの出てくる「お伝と伝じろう」という番組だった。

 Eテレもなかなかにクレイジーな番組やってんじゃん、こういうの大好き(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 伝わレレレ、伝わレレレ、とついついエンディングの曲を口ずさんでしまうほど。

 しばらくして、NHKのラジオで、お伝と伝じろうの二人がゲストで出ていた。と言っても、しゃべっていたのは伝じろうことTOBIさんだけだったのだが。

 その時に初めてこの二人がレ・ロマネスクというグループ名で音楽をやっていることを知り、エンディングの変な曲も彼らの曲だと初めて知った。

 私の大好きなテイストの曲じゃございませんの。

 そうは思ったが、その時はただそう思っただけだった。

 その時からまた数年、先月やっと、念願のレ・ロマネスクのアルバム「レ・ロマボリューション」を手に入れたのだった。

 しかし、その手に入れるまでの道のりは決して平坦なものではなかった。

 後半に続く!

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