①10月5日9時の天気図 気象庁HPより引用
②10月5日9時の日本付近雲画像図(赤外画像で拡大版) 気象庁HPより引用
③10月5日21時の予想天気図 気象庁HPより引用
本州の南半分では、高気圧に覆われて、さわやかな秋の晴天が続きましたが、天気は下り阪となっています。
5日は、低気圧が九州へ接近してきたため、西日本の各地では雨が降っている箇所が多くなってきました。
それにしても、台風15号が本州の南海上を東進した後、1日より関東以西の各地では好天が続きました。今回の好天は、本州の南半分を高気圧が勢力を強めつつ覆ったためですが、勢力の強い高気圧の後ろ側では、決まって、強い雨が降りやすいものですね。これは、高気圧の後ろ側では、当該高気圧の勢力が強いほど、高気圧の縁を廻るようにして、南海上から暖湿流が大量に入りやすくなってくるためです。
引用図②より、九州の南海上に注目!南東~北西方向へ走るひときわ白く輝いた雲の帯が現れています。この地域に、高気圧の縁を廻るようにして南海上から暖湿流が大量に流れコ込んでいる様子を示すものです。
今後、1日午後から2日にかけては、引用図③より、低気圧が本州の南岸を北東方向へ進むため、紀伊半島や四国東部や南部、九州南部では、強い雨が降る恐れがあります。今後の雨の降り方には注意しましょう!