9月議会の登壇に向け、情報収集と各団体や会社、施設を回りました。一般質問は25分の質問時間ですがその質問項目と質問の内容作成に何日も費やします。もう、6日ほど調査しています。市民の皆様方の代表として重要な役目ですし、市当局へ直接質問できる醍醐味もあります。しかし、妻の実家がある鹿児島県阿久根市はひどい(__)。市民の代表で組織された議会無視も甚だしい。本来の民主主義を完全に無視。これがまかり通れば市長は何でもできるということになります。市長のリコール手続きも署名が有権者の1/3を突破。住民投票が実施が確実となりました。義理の両親も阿久根市の市長の近くに住んでおり、私もよく実家に行き阿久根市には大変思いがあるので一日も早い収拾を願っております。
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本部議員は誠実な方なんですね。
他にも阿久根市長批判をする議員ブログはありますが、多くがコメントを受付けない設定になってますが、本部議員のブログはコメントを受付けています。
また、一般質問するにしても十分な準備をされているそうですから、「議員は楽な商売」などという竹原市長のコメントに対しては、さぞ腹立たしいと思われたでしょう。
ただ、全ての議員が本部議員みたいな方なら、竹原市長もこのような暴言を吐かなかったのではないでしょうか?
実は去年の9月に私の住む町の議会を傍聴してきました。
その中のある議員の質問は、その内容がレベルが非常に低く耳を疑いました。
その内容は「民主党政権に変わったが、町としては今後どう対応するのか?」そんな趣旨の質問でした。
どう考えても、それなりに対応するだけだと思うのですが、答えようがない質問でしたので答弁する側もその真意を測りかね困っているようでした。
この程度の内容は一般質問ではなく立ち話で聞けばいいことです。
普段から町の問題点や町民の要望を聞く努力をしていれば、他に質問することはたくさんあったと思います。
そういった議員活動をしていないので、おそらく質問するネタがなかったのでしょう。
そんな議会を見てきましたから「議員は楽な商売」は必ずしもウソではないんですね。
影で何かコソコソやっているのかもしれませんが、そういう活動はこちらには見えて来ないので必要な活動かどうかも判断できません。
また、この町の議員でブログを使って議会報告や議員活動報告をする議員は18人中、一人もいません。
4年に一度の町議会選挙前に、候補者のB4用紙程度のチラシが郵便受けに入れられるだけです。数人で全員ではありません。
この町は町民一人当たりの赤字が40万円を超えていますから、この財政状況でこの程度の活動とすると、ますます「議員は楽な商売」と思わざるを得ないのです。
そういう竹原市長のコメントに反感を持ち、批判的な他市議員がブログで竹原市長批判しているようです。
例えば彦根市の某市議会議員のブログは竹原市長批判をしていました。しかしそれに対するコメントは受付けていませんでした。
そこで彦根市の歳出比較分析表(平成20年度)を見ましたが、公債費負担の状況は類似団体内順位で最下位でした。
(彦根市の実質公債費比率20%、ちなみに阿久根市は15%)
また平成22年の9月なのに20年度のデータしかありません。データが古いですから彦根市の現在はこれよりもさらに悪化していることも十分考えられます。
そもそも類似団体自体のほとんどが財政的に厳しいですから、仮に類似団体内で比較して順位が良いからといっても決して安心できるレベルではないのです。
そういう低いレベルでの比較で最下位ですから論外なんですけどね。
指標の一つで全てを論ずることはできませんが、少なくとも自分の市がどういう状況であるかを分かってから他市の批判をすべきでしょう。
阿久根市長の批判ブログを書いてるヒマがあるのなら、彦根市の財政についてもっと考えるべきだと思います。
「議員は楽な商売」などの発言に対しては、議員の市町村を良くする事がそれに対する抗議ではないでしょうか?
最後になりますが、本部議員は彦根市の某市議会議員とは異なり、コメントを受付ける懐の深い方と思いましたので、世の中を良くしたいとの期待をこめてコメントしました。
ご自分の意見に対する反対意見もちゃんと聞く姿勢をお持ちなのは、政治家としてとても素晴らしいと思います。
コメントの中で失礼な点が多々あったとは思いますが、市民の未来のためですので何卒ご容赦をお願いします。
もし、当方のコメントの中に誤りがありましたら、こちらの欄でお知らせ願います。