hokutoのきまぐれ散歩

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『春の大山』を思い出し、応援するぞ〜阪神ファンの戯言

2024-04-16 05:00:00 | 阪神タイガース
3月29日に開幕したプロ野球も各チーム5カードずつを消化、それぞれのチームと1回ずつは当たったことになる。我が阪神タイガースは6勝8敗1分で勝率.429、順位は4位とあまり芳しくないスタートである。

岡田監督とマスコミの間で『想定内』『想定外』でかなり揉めているらしいが、私にとってもこの成績は『想定内』だと思っている。

例えば昨年の同時期の成績と比較しても開幕ダッシュはDeNA、広島と4連勝したが、エース青柳の調子が上がらず、7勝5敗1分(雨天中止が2試合)と勝率.583と大して変わりはない。

また、それほど心配していないのは先発が早い回で降板したのが2試合しかなく、ローテーションも青柳→大竹→才木→村上→伊藤将→西勇と全く崩れていないことである。さらに8敗を分析しても投手が原因というより、点が取れない打線に問題がある方が多い。ただ、15試合で先取点を取られた試合が10試合(勝ち試合も含む)と中々先行逃げ切りという昨年の勝ち方ができていないことが気になる。

先取点が取れないことの最大の要因はタイムリーが少ないこと、総得点が35点と1試合あたり2.3点、うちホームランが14点、タイムリーが12点とタイムリーが少ない。また、四死球はセリーグ2位48選べているが、三振の数も104とセリーグ1位で最も少ないDeNAが61だからいかに多いのかが分かる。(因みにホームランも阪神が一番多い)

もちろん打撃は水物だからやむを得ないが、わずかなことで勝ちにつながったケースとそうはいかなかった好対照なゲームを紹介する。4月8日対広島戦、阪神村上・広島床田の両左腕の投げ合いの試合。5回に先頭木浪がライト前ヒット、これを村上がバントで2塁に送り、近本が初球タイムリーヒット、この1点を守って阪神タイガースは勝利を上げた。

一方は10日の同じく広島戦、3回裏に先頭木浪がヒット、しかし西勇がこれを送れず、近本はヒットで1死1、2塁、しかし続かず無得点に終わる。この2試合はいずれも1対0の試合、競った試合ではバント一つが勝敗をわけてしまうのである。

もちろん、打撃の状態がいいとは監督も考えていないようでチームに喝を入れるため、14日の試合で昨年殆ど変えたのない打順についに岡田監督が手を入れた。近本・中野・森下・大山・佐藤輝・ノイジー・坂本(梅野)・投手だったのを木浪・梅野・近本・佐藤輝・大山・前川・森下・中野・投手と同じ打順がいないほど変え、執念で勝利を呼び込んだ。あくまでこれはポーズに過ぎず、指揮官の気持ち、サインを汲み取ることが大切と考える。

また、今年も3連敗したことがないのも強みであろう。昨年大車輪の活躍をした大竹や村上がある程度研究され、疲れていることはやむを得ない。主力の大山の打撃に批判が集まったり、佐藤輝の三振に目が行ったりしがちだが、ここはじっくり見た上で投手力が落ちてくる夏に向かい、回復すると考える。

2019年に話題になった小学校5年生の『春の大山』の詩を思い出し、春先に調子の出ない私は大山選手を応援したい

しかし、とにかくローテーションを守り、打線の奮起を待って今年も『アレ』なのか、『アレンパ』なのか知らないが、『アベ』にだけはならないように頑張ってもらいたいものである。






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