通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

シシンヨー 「真心」の像 広島市中区袋町

2011年10月01日 | 広島の話題
「この間、アストラムラインの本通駅から地上に上がろうと階段を上っとる時、こんなものを見つけたんじゃ」



「真心」の像とシシンヨー

「真心」の像には、被爆者である制作者の平和への願いが込められています。本店ビルを新築した昭和38年に設置され、シシンヨービルに建て替えられた今も、本店玄関右側に置かれ静かに広島の街を見つめています。
この乙女の姿はシシンヨーのマシコット・キャラクターに発展し、「まごころちゃん」の名で広く親しまれて今日に至っています。

(説明文より)



「真心」の像とシシンヨー 説明文



まごころちゃん




「シシンヨーといえばむかし、「シシンヨー。広島市信用組合です」というCMがラジオから流れとったね。今もあるんじゃろうか?」

「口笛と一緒に音楽が流れとったCMじゃのう」

「シシンヨーのマスコット・キャラクターは「まごころちゃん」という名前なんじゃね。うちは初めて知ったよ」

「前から「真心」の像を紹介しようと思うとったんじゃが、ホームページを見ても紹介されてとらんかったし、ネタになるもんがなかったんよの」

「「真心」の像って、何かいね?」

「これじゃ」



原爆の洗礼を受けた広島市に本拠を置く広島市信用組合が本店新築を記念してここに清純な古代の乙女の像を設置して永遠の平和と繁栄を祈念します

昭和三十八年十月十三日
今井 稔 撰

(碑文より)



広島市信用組合 「真心」の像



同上 アップ



「シシンヨービルの角、広島市信用組合の本店入口に向かって右側(南側)に建っとるんじゃ」

「あぁ、この像は見たことがあるけど、じっくり見たのは今回が初めてじゃね」

「足を止めてじっくりとこの像を見る人は、まずおってんないじゃろうの。わしが写真を撮っとる間も、足を止めてこの像を見る人はおってんなかったけぇの」

「「永遠の平和と繁栄を祈念」して建てられたんじゃね」

「昭和38年といえば、わしが生まれた年じゃ」

「48年前じゃね」

「像が汚れとるんは、そのせいじゃろうかの?」

「この像を作られた方は、誰じゃろか?」

「林万寿人(ますんど)という方で、1896年(明治29)生まれ、1985年(昭和60)に亡くなられたそうじゃ」



略歴
大正8年:広島高等師範学校付属中学校卒業 東京美術学校(現東京芸術大学)入学
昭和6年:帝国美術院展覧会工芸部に初入選 以降帝展、文展及び日展に入選十九回
昭和24年度より:広島県主催美術展覧会工芸部審査員 十七回、同運営委員七回
昭和38年:広島市信用組合「真心」の像の制作

(説明文より)




「そういえば、シシンヨーっていつできたんじゃろか?」

「1952年(昭和27)の5月に設立されたそうじゃ」




広島市信用組合本店 入口





↓シシンヨーについては、こちら↓

広島市信用組合

「広島市信用組合」広島の元気を創る 中国新聞LEADERS倶楽部






↓キャラクターについての関連記事は、こちら↓

広島のゆるキャラ

ゆるキャラinひろしま男子駅伝






「今日は、広島市中区袋町の広島市信用組合本店横にあるシシンヨーの「真心」の像について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」

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