「寿命が延びたら、あなたは、何をしたいですか？」と、問われましたが、答えられませんでした。
昨日の日経新聞、「テクノ新世 理想を求めて③」が、人間の飽くなき、長寿 への欲望を取り上げていました。
記事は、「寿命が延びたら、あなたは、何をしたいですか？」と、締めくくっていたのです。
人類の寿命は、１９世紀（1800年代）には３０歳前後。医療や衛生環境の向上で、１００年後の２０世紀
（1900年代）には、６０歳以上に伸びた。
２１世紀（２０００年代）では、２０世紀の、「遺伝子工学」の進化と、２１世紀に進化したAI（人工知能）で、寿命が、１２０歳も夢ではなくなったと言うのです。
更に、老化防止薬や遺伝子治療の開発を進めている、慶応大学の早野元詞特任講師によると、「人間の寿命は、２５０歳以上を目指せる。長い時間が掛かる遠い星への移住も出来る」とノタマウのです。
肥満が、１０年寿命を縮めるので、糖尿病の薬の一つが、魔法のように、肥満症に効くようで、米国などで利用が急増、日本でも２月に発売されたようです。
やせ薬として、使った２０歳代の女性が、「確かに食欲は減退したが、買い物や旅行に行く興味もなくなり、何のために生きているかわからない」と、嘆いている例も紹介されていました。
因果関係は、わかっていないが、同種の肥満症防止薬で、アイスランドでは、自殺念慮や自傷行為が１５０件
あったと、報告されているようです。
長生きして、何がしたいか、どころの話ではない。
人間も、自然界の生き物の一種です。
遺伝子工学だ、AIだと、寿命が延びる事は、喜ばしいことですが、
「寿命が延びたら、あなたは、何をしたいですか？」に答えなければならない、１２０歳の自分自身が想像
出来ないことも、事実です。
１２０歳になっても、２０代、３０代の頃のように、バリバリ動けるという想像が出来ないのです。
ほどほどでいいなあ、が本音です。
３月７日、「今日は何の日カレンダー」より 消防記念日（消防庁）、警察制度改正記念日、
▲日本で初めての女帝、推古天皇、没。75歳(628)▲蒙古・高麗の使者が対馬に来る(1269)▲鎌倉幕府が後醍醐
天皇を隠岐へ流す(1332)▲上杉謙信が小田原城を包囲(1561)▲キャプテンクック、ハワイ島到達(1788)
▲未成年者喫煙禁止法を公布(1900)▲治安維持法修正可決(1925)▲北丹後大地震(1927)▲警察制度改正(1948)
▲消防組織法制定(1948)▲群馬県警が連合赤軍逮捕者の自供からリンチによって「処刑」された元京大生の
凍死体を発見(1972)▲日本テレビ「木曜スペシャル」に、ユリ・ゲラーが出演、スプーン曲げを 行ってみせる。
超能力ブームに(1974)▲山口百恵が三浦友和との婚約発表(1980) ▲沖縄・石垣市に空港開港（2013）
▲日本一高いあべのハルカス全面開業（2014）▲静岡・熱海市伊豆山土石流災害（2021）▲東京・新橋雑居ビルで爆発事故（2023）