山里の神社を中心に、歴史や建築等からの観点ではなく、風景という視点で巡ります。
神社のある風景



大阪府豊能郡豊能町牧


大阪府の神社を掲載するのは久しぶりだ。
「雑多な写真」で掲載したものを除けば、まだたったの二社しか掲載していないし、これからもあまり行く予定は無いのだけれど、豊能郡に関しては、我が家から行きやすい山里ではあるし、普段からよく車で通る地域でもある。
ここへは三年ほど前にも訪れていて、そのときは晴れた日の午後で、写真が気に入らずそのままになっていたから、今回は雨の日の早朝に行ってみた。
が・・・前の方が良かったかも知れない、と思いつつ、とりあえず掲載。
ここの撮影は、たぶん夏の曇天の午後がいいと思う。

太歳神社は「おおとし」である。普通は「大歳」であるが、何故かここは「太」の字が使われている。
広島県にも太歳神社というのがあって、こちらは「ださい」と読むそうだ。とある漫画に出てくる神社のモデルになっているとかで有名らしいが、こちらの太歳神社は地元の人しか知らないような場所である。



地形図で見ると、神社入り口は北西側にあるかと思ったが、実際は南東側で、けっこう参道が長い。
ただ、集落からも神社へ行ける道があるので、この参道はあまり使われていないのかも知れない。前回も鳥居前は少し雑草が茂っている状態だった。



鳥居の先の二本の大木、そして奥深い参道には、ちょっと意表を突かれる。
初めて訪れたときには、いつも走っていた国道のすぐそばに、こんな場所があったのか、と驚いた。



樹齢は300年とのことで、巨杉と呼ぶにはまだ歳月がかかりそうだが、なかなか立派な木である。
前回も思ったけれど、右側の木の、樹皮に描かれた模様がちょっと不気味。



左は間伐されていない貧弱で暗い杉林、右は雑木で、ちょっと雑然とした印象の参道。
ここは夏に来ると、参道のコンクリートが苔に覆われる。



やがて社殿が見えてくる。
上りきったところで、道は左右に分かれていて、右に行けば集落の方へ続いている。



参道とは逆に、境内は明る過ぎるくらいなのだが、今日は雨なので落ち着いた雰囲気だ。



境内社の稲荷神社の横から社殿を見る。









本殿も思いのほか立派なもので、ここでも意表を突かれる。
広い境内の端っこの方は雑草が茂っているところもあるが、さすがに本殿周りは綺麗に保たれている。



集落方向への道を下っていくと、こんな場所に出る。
境内社といえるかどうか判らないが何やら祠があって、その前には貯水槽のようなものが見える。



実はここは集落の水源地で、写真左奥に水の湧き出している場所がある。
つまりここは昔から泉として大事な場所で、だから祠があるのだろう。
飲料水は左奥の場所から取水しているので決して手を洗ったりしないよう。
手前に写っている水を溜めている場所は余り水のようで、夏の暑い日、「ここやったら足を浸けてもうてもかまへんよ」と地元のおばさんがおっしゃっていた。



奥に見えているのが神社から下ってきている道だ。
正面の岩の辺りからも水が滲み出してきている。
ここは夏は本当に居心地の良いところで、水が冷たいせいか蚊も少なく、木陰が涼しい。



神社から、集落方向とは逆の方にも道が続いていたので進んでみる。
境内にいるときから蛙の合唱が聞こえていたが、春の雨に濡れる里山の風景が広がっていた。


2万5千分1地形図 妙見山
撮影日時 100507 6時~7時20分

駐車場 神社方向への道の分岐点近くで国道の東側が広くなっている。
地図


コメント ( 24 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (幽黙)
2010-05-11 20:01:22
素晴らしいですね
大阪の豊能方面は地図を見ていても
愚生もかなり気になっていたんですよね
地図からだけでは見えない光景ってありますよね
この貯水槽の水には驚かされました
これは実地に確認してみないとわからない
昔の人たちにとっての水の重要性が
ものすごくよく伝わりますね
いいと言われても足を浸すのは
とても憚られそうな美しさです
 
 
 
Unknown (hiro1jz)
2010-05-12 05:47:36
実はここへは過去三度行ってまして、今回が四度目です。
参道入り口の杉や、参道の深さが気に入ったものの、
あの泉が無ければこんなに行くことは無かったと思います。
一回目の、この道の先はどうなっているんだろう、
という好奇心が役に立ってくれました。
やはり地図だけでなく、好奇心を持って現地を歩くというのは大事ですね。
過去三回のうち二回は、友人を連れて水を頂いたんですが、
何故か私だけはここの水が合わないらしく、
毎回おなかの調子が悪くなり・・・(笑
それでも、水に触れられる、水のありがたさを感じられる素敵な場所です。
さすがに私も足を浸すのは遠慮しましたが、
手を浸して、涼を楽しみました。
 
 
 
おばんです (era)
2010-05-12 22:45:36
良いじゃないですか。参道も雰囲気良いですしね。
拝殿のまわりも良いですよね。
でも水場と最後の写真ですね。大阪と思えない。
もう少し明るい色だと完璧ですね。へ~大阪も
捨てがたい場所ありますね。

くわ!なんちゅうストイックな数字。hiro1jzさん
の理想レベル高いな~。
へ~関東とか東の人たちが見にくるんですね。
やはり普段見れない風景だからかもしれませんね。
早くhiro1jzさんin東みたいですね。

しかし羨ましいです。近場が亀岡!雨男は羨ましく
ないですよ。
鳥取は海行かないんですか。それでも楽しみです
けどね。
こっちは来週少しだけ海みれるかもしれません。
悪友のかわりに福島の相馬という場所に行くこと
になりました。
 
 
 
Unknown (hiro1jz)
2010-05-14 06:58:33
そうなんですよ、もう少し明るい色が出てくれたら・・・。
雨の日の早朝は色が難しいです。
ここはまあ大阪といっても、10分も歩けば亀岡市に入るところです。

いや、ほんとに不満だらけで、
デジカメで撮りまくれるからなんとかなってますが、
フィルムカメラだったら、とてもやっていけないです。
アクセス者のリモートホストに地名がついているのは一部だけなんですが、
その地名のついたものだけを集計したことがありまして、
近畿以外からのアクセス数は
1位 三重(近畿以外といっていいか微妙ですが)
2位 東京
3位 愛知
4位 神奈川
5位 群馬
6位 石川
7位 宮城
8位 埼玉 茨城
10位 福井 新潟
という結果でした。
なんと近畿より西の県がひとつも入ってないんです。近畿でも、奈良と滋賀は宮城以下でした。
西の人は、神社にあまり興味が無いのかも・・・。

来週の南紀リベンジも雨の予報・・・。
鳥取は、たぶん海に寄る余裕は無いと思います。
神社だけ、頑張って滝に行けるかどうか、ですね。 
宮城県境に近いところですね。
東北の太平洋側は、日の出を見るのに良さそうですよね。
 
 
 
こんばんわ (era)
2010-05-15 22:01:55
目の前が丹波の大阪なんですね。妙に納得。
ホントもう少し明かりあれば、もっと素晴らしい
ですよね。自分のデジカメならピンボケ間違い
ない状態ですよ。
でも美しい神社には違いないですね。

東京・愛知は納得ですが三重!三重は伊賀行ったり
和歌山の県境まで行けば美しい風景あるんでしょう
けど美しい風景に飢えているんですかね?
しかし馴染みのあるエリアばかりベスト10だなぁ。
関西より西の連中は神社が当たり前なんですか?
凄く不思議なランキング。

雨続きですね。雨は場合によっては美しい写真が
撮れるんでしょうが移動・撮影などシンドイです
よね。でも綺麗な写真撮ってくるでしょうから
楽しみです。
鳥取は小手調べってやつですね。面白かったら
海も次回以降に期待しています。
相馬は、その通りの位置です。悪友のために行こう
と思ったら悪友が金曜に相馬の南側に出張で自分が
相馬に行った三日後に相馬ですよ。残念。
 
 
 
Unknown (hiro1jz)
2010-05-16 09:05:01
目の前が丹波、というか、
昭和33年まで亀岡市だった部分です。
ここは境内が広くて明るすぎるので、
晴れの日はダメで、霧の日がちょうどいいかも知れません。

三重は伊勢神宮があるので、神社に関心のある人が多いのかなぁと思ったり。
東京から神奈川までは、単純に人口が多いからアクセスも多いということでしょう。
以下の順位はちょっとわけわからんですね。

雨で途中で撤退した谷川のリベンジなので、
雨に降られるとほんと困ります。
そろそろ明るい写真も撮りたくなってきたし・・・。
鳥取は行きたい神社が、それなりに広い範囲に散らばっているので、
時間に余裕が無さそうなんですよ。
普段ならもっと絞るんですが、
やはり初めての地域は目移りして絞りきれません。
甘露神社なんかは海も近いので、ちょっとくらいは撮るかもですが、
腰を据えてじっくり撮る暇は無いでしょうね・・・。

相馬は地形図で見ると地味な地域ですね。
神社はどうなんでしょうか?
まあ友人と共通の場所に行ったほうが話も盛り上がるでしょう。
 
 
 
へ~ (era)
2010-05-16 23:04:00
ここは大阪でも最近まで京都府だったんですか?
そんなことあるんですね。
晴れの日は駄目・・・早朝とかで短い時間とかで
すかね?霧は狙えるもんじゃないですしね。
難しいけど撮りがいある神社ですね。

新潟の連中までアクセスしていて関西や西国の
連中は・・・
東京・神奈川が人口比率の問題ですよね。
愛知も納得。新潟は地元も綺麗なのにhiro1jzさん
マジック見にくるんですね。
不思議だらけです。

甘露行きますか!自分も鳥取で一番行きたいです。
hiro1jzさんの写真みたら年内に行くかもなぁ~。
たしかにhiro1jzさんの明るい写真みたいですね。
最近まったく見ないテルテル坊主作ってみます?
関西でもテルテル坊主って言います?

相馬地味です。ただ妙見三社は凄いみたいなんで
すが自分は行けて一社だけですよ。
仕事中に写メ送って悪友が悶絶する方が良いんで
すけどね。今回は語り合いますよ。
次回は彼が悶絶する場所探します。
 
 
 
Unknown (hiro1jz)
2010-05-18 07:41:16
豊能町の一部や高槻市の北部などは、
かつて京都府だった部分がありまして、
実はここで過去に掲載した大阪府の神社二社も、
もともとは京都府だった神社です。
つまり、純粋な大阪の神社は一社も掲載してないという・・・。

近畿も含めると、アクセス数はダントツで大阪がトップです。
大阪の神社は殆ど掲載してないけど、やはり人口ですね。
次が兵庫で、三重が三番手、以下、京都、東京と続きます。
新潟とかは、同じ人が何回も見に来てカウントが多いんじゃないかと思います。

甘露は行きます。
初めての鳥取の神社巡りで、ここは外せない感じです。
ただ、ここをメインにするかどうかは迷ってます。
これから吟味していかないと。
関西でもテルテル坊主ですね。
子供の頃から作った記憶は無いですが。
というか、雨男になったのはここ数ヶ月で、
以前は晴れ男だったんですよね・・・。

あ、やっぱりちょっと地味な地域なんですね。
一社は中村神社になるんでしょうか。
私も誰か悶絶させたいです(笑
 
 
 
Unknown (幽黙)
2010-05-18 12:58:31
hiro1jzさんには
愚生(おそらくきっとeraさんも)
充分に悶絶させられていますよ(笑)

鳥取もかなり幅広いですよね~
しかも横移動の道が少ないので
ポイント間移動が
かなり遠回りさせられそう…

甘露神社も気になりますが
意上奴神社も気になりますよねぇ…
御湯神社とか御熊神社とか
天穂日命神社とか倭文神社とか
犬山神社も気になります
大変だ…
 
 
 
Unknown (hiro1jz)
2010-05-18 13:32:37
おお、嬉しいお言葉!
もっと悶絶してもらえるよう頑張ります(笑

そうなんですよ~、かなりポイント間の移動に時間を取られそうで
あまり多くを周れないかなぁ、と思っています。
おっしゃるように、挙げられた神社は全部気になります。
鳥取市から東だけしか行かないつもりですが、
それでも絞込みに苦労しそうで。
純粋な神社とは外れますが、若桜町の不動院岩屋堂なんかも気になりだして、
収拾つかなくなりそうな・・・。
 
 
 
Unknown (幽黙)
2010-05-18 15:22:31
若桜町の不動院岩屋堂は
普段は柵がされていて
あの階段のところにも近付けないらしく
遠目にあの外観を観るだけのようですね
ワンポイントコメントでした…
 
 
 
Unknown (hiro1jz)
2010-05-19 05:33:01
え、そうだったんですか・・・。
ネットで写真とか見ると、
確かにちょっと離れた位置から撮られているようですね。
滝もそうですが、遠望って欲求不満が募って駄目なんですよねぇ。
うーん、残念。
情報ありがとうございます。
 
 
 
Unknown (幽黙)
2010-05-20 08:55:04
こちらだと柵とお堂の位置関係が
おわかりいただけると思います
http://4travel.jp/traveler/gotochan/album/10091797/
そんなに離れていないといえば
離れていないんですが
微妙に欲求不満になりそうな(笑)

こちらは大学関係の方が
町の教育委員会の許可のもとに
案内の方と中に入られた記録
http://asalab.blog11.fc2.com/blog-entry-1966.html

これを見るとやっぱり欲求不満に…(爆)
 
 
 
Unknown (hiro1jz)
2010-05-22 16:45:45
私が見たのも上のリンク先の画像と似たような感じでした。
これだけ見ると、うわ、凄いなぁ、いいなぁ、と思ってたんですが、
やはり下を見てしまうと・・・。
現地に行ってももどかしさが募りそうです(笑
もともと鳥取行きは若桜町も通る予定なんですが、
やはり普通の神社に専念します。
というか、やはり幽黙さん、以前からここはよく御存知だったんですね。
参考になりました。ありがとうございます。
 
 
 
はじめまして♪ (天籟)
2010-06-10 02:37:28
関西で笛吹きをやってます、天籟と申します。
実は先日 明石の浜で偶然にも「磐笛」を授かり、生来の神社好きが本職とリンクして(雰囲気や場の気が好きなだけで、さほど宗教色は無いのですが ^^;)神社巡りが本格的になりそうな予感がしております。 

ちょうど昨日の夕刻、京都から池田へ抜ける途中に 車から威容たる鳥居を見まして・・・。
時刻が遅かったのと気温が極端に落ちたのとで 参拝はまたの機会に、としたのですが・・・どうも気になって 地図など色々と調べておりましたら、ここへ漂着いたしました。

太歳神社だったのですね・・・あの鳥居の両側の大木が何とも印象的でした。
広島が有名のようですが、やはりここも御祭神は此花咲耶姫なんでしょうか?
今度は是非とも自分の足で訪れて、確かめてみたいと思います。

どれを見てもデスクトップにしたいような、神社の魅力満載の美しい写真ばかりで しばし堪能させて頂きました。
またゆっくり見せて頂きます。


 
 
 
はじめまして (hiro1jz)
2010-06-10 08:14:52
天籟さん、コメントありがとうございます。
天籟とはいいお名前ですね。
とても素敵な磐笛の音色を奏でられるのでは、なんて思います。
私も宗教へ傾倒しているわけではなく、
自然への畏怖や敬意や親しみが神社へ行く動機です。
ぜひ、神社好きの世界に入って下さい(笑

太歳神社の前を通られましたか。
あの二本の大木は印象的ですよね。
亀岡-池田間をよく通られるのでしたら、
特に亀岡にはいい神社がたくさんありますので、
またの機会にいろいろ周ってみてください。
太歳神社の御祭神は素盞鳴命だったと思います。
広島の太歳神社とは、たまたま字が同じというだけで、
繋がりは無いと思います。

もしデスクトップにしていただけるなら嬉しいです。
更新は遅いですが、神社の雰囲気を伝えられるよう頑張りますので、
ぜひまた来てください。
 
 
 
行ってきました♪ (天籟)
2010-06-28 00:56:43
先日も偶然に通りかかっただけで、普段は年に二回と通る道ではないのですが・・・。
何やら太歳神社のあの佇まいが ずっと気になって居りましたので、
ようやく馴染んできた磐笛を持って 参じました☆
重厚で威厳のある鳥居や 木々の鬱蒼たる参道からは想像もつかない境内の明るさですね。

私の磐笛は、ずっと海に居たせいか やたらと水を恋しがるようです。
水に濡らさないと機嫌が悪く、全く鳴ってくれないヤツなので・・・
多分あの美しい湧水に浸かって唄いたかったのでしょうね (^^;)
どうもせっつかれて「連れていかされた」ような感があります。

境内の絵馬堂 (本殿の真正面にあるということは、やはり奉納殿なんでしょうか?) 
に上がらせて頂いて、誰一人居ない清廉な空間で ひとしきり奏上して参りました。
自分でも「こんな音色だったか?」と驚くほどに高音が伸び、周りの空気まで
一緒に巻き込んで ビイィーンと震えるのが判る位の唄い方でした。
途中からは森のウグイスが興味を示し、3羽ほど集まってきて 傍でずっと共演してくれていました。
「谷渡り」ばかりを延々繰り返す珍しい鳴き方でしたが・・・張り合ってたんでしょうかね (^^;)

時間も場所も忘れるような、稀有な体験をさせて頂きました。
実に神社らしい、良い場所ですね♪ また機会があれば訪れてみたいと思っています。

地図を見ていて気付いたのですが、R423を挟んで反対側にも「大歳神社」があるのですね。
どのような関係なんでしょうか・・・。


  
 
 
 
Unknown (hiro1jz)
2010-06-28 08:34:40
おお、早速行ってこられましたか。
といっても偶然あの道を通られたのですね。
やはりご縁があるのでしょう。
あそこは確かに参道の暗さと境内の明るさの差が極端ですよね。
そこからまた、あのしっとりと仄暗い泉へと辿るところが
何とも言えず心地よいものです。

磐笛がどのような形状、材質のものかは判りませんが、
やはり天然のものとなると、湿度など、環境によって
生じる音色の差は大きいのでしょうね。
あの水に浸かって出る音色となると、
さぞかし澄んだ音を響かせそうな気がします。

あそこは絵馬殿というよりは拝殿だと思います。
丹波周辺の地域では、本殿からやや離れた位置に拝殿が設けられることが多いです。
ただ、奉納殿も兼ねているかもしれません。
それにしても・・・辺りの山と木々に響き渡る音を想像すると、
胸のすくような思いになります。
鶯にとっても、きっと心地よい音色だったのでしょう。
私もまたいずれ行こうと思います。
特に夏、汗をかきながら参道の坂道を登り、
あの水場に辿り着いたときの心地よさは格別です。

兵庫には大歳神社が多くみられますが、
なぜこの辺りに二社あるのか判りません。
ただ、近隣に同一名の神社があるのはよくあることで、
その場合、どちらかから分祀された可能性があります。
あえて「太」という字を使っていることからすると、
この太歳神社の方が新しいのかな、と考えたりしますが。
 
 
 
なるほど~ (天籟)
2010-06-29 02:32:24
分祀ですか・・・また郷土史など調べてみても面白いかも知れませんね☆
磐笛を手にしてから 実はまだ一ヶ月も経っていないのですが、やはりと言うか
何処かで神社を見かけると 訪ねて奉納演奏をするようになって居ります。
殆ど生活行動範囲内ではありますが、その数既に10社以上・・・
確かに音を出せる場所が限られてはいるとは言え、わが人生でもちょっと有り得ない数ですね (^^;)

神社巡りをしていると、歴史から火や水のエレメントまで色々な事が気になりだして・・・
自然の造形美や崇高さも、以前より強く意識するようになっています。
勿論単に身を任せていて 心地の良い空間でもありますが、神社というのは
元々がそういう場であったのかもしれないな~と思うようになってきました。
自然や「目に見えないもの」への畏敬、歴史や色々なものの仕組みを自ずと学べるような・・・。
引いては太古の精神世界や 自己のアイデンティティーに至るまでを、
誰にも邪魔されずに ゆっくり考えることの出来る場。 そして磐笛も一番良く唄える空間。

こりゃ、暫くは神社にどっぷりですね (^^;)

因みに私の磐笛は15cmほどの横長、かなり無骨で重い火成岩(角閃安山岩の一種)で出来ています。
貝が孔を開けた類のものではなく、生成時に取り込まれた礫が 何らかの理由で抜けてしまって出来た空洞のようです。
写真が添付できないのが残念ですが・・・BLOGには載せてますので、「磐笛」の検索で引っかかるかも。

また何処かの神社でお目にかかれるといいですね♪
 
 
 
Unknown (幽黙)
2010-06-29 20:55:01
横レスです
愚生が四国遍路をしているとき
末期癌の女性が
一日に少しずつだけ歩く
遍路をされておられた方と出会い
その方は札所ごとに
オカリナを奉納演奏されていました
その方がひっそりオカリナを
演奏されていると
名前はよくわからなかったのですが
数羽の小鳥が集まってきて
すぐ近くでオカリナを一緒にしばらく聞いて
その後飛び去って行きました
懐かしい光景を思い出しました…

天籟様はもしやM組の…
だとすると磐笛の不思議な写真拝見しております
 
 
 
Unknown (天籟)
2010-06-30 00:02:11
幽黙さま、はじめまして♪

スルドイですね・・・大当たり、でございます (^^;)ゞ
ブログも読んで頂いてたのですね、有難うございます。

やはり何十年も笛を吹いてきておりますと、ともすれば自分の出す音の意味や音霊の根本を忘れ
単なる日々の仕事として どうしても流されがちになってしまいます。
そうなると やはり音も段々汚れてくるような気がしていたのですが・・・。

磐笛を授かり、音にまつわる大地や水といったエレメントを再度強く意識しはじめた事で 
暫く疎遠になっていた「場」としての神社にも繋がり、結果としてこのサイトへ漂着した訳です。

してみると、やはり太歳神社へ導かれたのも 偶然ではなかったのかもしれませんね (^-^)
M組を御存知の幽黙さんに こうして返信しているのも・・・。
演奏家として 今一度自分のなすべきことを見直し 意識しなさい、という啓示のような気がして居ります。


因みに「天籟」というのは、実はあの磐笛に与えた名前でした。
また是非 何処かでご縁が有りますように。
 
 
 
Unknown (幽黙)
2010-06-30 23:12:33
一時ほんのしばらく
野口傳之輔先生のもとで
森田流の能管をやっておりまして
(今ではすっかり遠のいておりますが)
笛に関わるキーワードには
なんとなく惹かれるものがあります

天籟様が
いろいろ思い廻らされていることを
拝しておりますと
まさに荘子の謎かけに対する
答えを模索しておられるように思い
きっと人籟への流れを
磐笛との出会いから感じて
いらっしゃるんだろうな…と
しみじみ思ってしまった次第です
 
 
 
Unknown (天籟)
2010-07-02 03:53:41
幽黙さま

有難うございます。
能管に接していらっしゃったのですね☆
私は篠笛止まりで、あまり日本の笛には造詣が深くありませんが・・・
磐笛の音が 意識せずとも能管のそれにどんどん近づいてしまうので、
改めて能の幽玄世界にも思いを馳せている次第です。

自己の中に最初から存在している筈の 自然や大地の力というもの
それを仮に神性と呼べるなら、そこへ繋がる方法のひとつが 「音」 であるのかも知れませんね。

鈴で清め  弦で祓い
笛で呼ばい 皷と共に鎮め 魂振る

古来より人々が継承してきたそのような方法と意味も、少しは理解できたような気がしております。
神社も元々 そこへ到達する為に準備された 「場」
 であるのでしょうから、
達人であれば 磐笛の音なども必要としないのかも知れませんが・・・。
たぶん、私のような初心者にも感じ安く 解り易い方法のひとつなのでしょうね。

それもまた 「道」 TAOの模索と呼べるのかもしれません。

 
 
 
 
Unknown (hiro1jz)
2010-07-02 09:27:10
>天籟さん
本当は自分で郷土史とか調べるといいんでしょうけど、
風景、雰囲気、気配といったものしか興味が無いもので(笑
過去に思いを馳せることはよくありますが、
歴史的興味ではなく、営みや積み重ねられたものへの想い、ですかね。
私は磐笛の音を聴いたことが無いんです。
たぶん、性質上、音色は様々なのでしょうが、
想像するに、神社空間に相応しいものであるように思います。

私も神社巡りをするようになってから、
自然の造形美や崇高さを強く認識するようになりました。
もともと自然が好きで山や川へ足を運ぶことが多かったのですが、
単純に自然の美ではなく、空間美というものをより強く意識するようになった気がします。
神社ではないところにも、そういった空間の美のようなものを感じることがあって、
そこに居心地の良さや、何となく神々しいような、そんな気持ちにさせられることもあるので、
そういう場所に神社は作られたんだろうなぁ、と私は勝手に想像してます。
ただ、私は底の浅い人間ですので、
普段はそんな深くにまで想いをめぐらせることはなく、
風景にビビッとくるかどうか、です(笑
でも、そこにある空気がいちばん磐笛の唄を響かせるというのは、判るような気がします。

ブログのお写真、拝見しました。
というか、当初見つけられなかったのですが、
幽黙さんがヒントをくださったので(笑
明石の浜で火成岩ということは、瀬戸内火山区のものですかね。
1000万年以上前の活動で生まれた石、ということになるでしょうか。
或いは、どこか遠くから運ばれてきたのか。
どちらにせよ、その音色の持つ深さが判るような気がします。
何処かの神社で、その音色に出逢えるといいなぁ。


>幽黙さん
私のレスは必要ないかとも思いましたが、
やはりその知識と経験の広さに感服するばかりであります。
お蔭様で、天籟さんのブログも発見できました。
 
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